『エリザベート2019年版』帝劇⑩(終):Wエリザベート(花總さん・愛希さん)
締めくくりは、やはり「エリザベート」!
「花總さん」「愛希さん」
お二人共「エーヤン、エリザベート!」(万歳)。
「花總さんエリザ信奉者」なので、今回も「花様エリザ」の観劇数が多かったです。
個人の感想なのでご容赦ください。
初観劇から千秋楽までで、変化を大きく感じたのは「愛希さんエリザ」。(良い意味)
「持ち味の魅力の違い」と「経験値」で、個人的には「花様エリザ」の方がいいかな。
とは、思ったものの、「愛希さんエリザ」もとても魅力的でした°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。
どっちも「ええやん、エリザベート」でした。
少女時代の「愛希さんシシィ」は「素」で可愛らしい~ (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
「花様」は「愛希さんシシィ」より若い年齢設定で演じていて、違和感がない芝居力!
☆.。.:*・゚☆花様エリザ☆゚・*:.。.☆
⇒ 「皇后として醸し出す気品・皇后的な所作」と「貫禄」、老年期の芝居が魅力的。
緻密な部分に作り込みが深くて上手い・・・。
☆.。.:*・゚☆愛希さんエリザ☆゚・*:.。.☆
⇒ 自由奔放さ、立ち向かう力強さ、若い頃から皇后へと変化していく様が「愛希さん」の成長と重なって魅力的。
感情のままに演じているかのようで共感度が高い。
方向性は似ていた「共感系エリザ」。
お二人の「エリザ」で、違いを大きく感じたのは、
「花様エリザ」は、
「僕はママの鏡だから♬」で、「心を閉ざし、感情がなくなったような無表情」。
「愛希さんエリザ」は、
「ルドルフ」の声に耳を傾けて、少し同情している表情。
(力になれなくてごめんね感)
「役者」として円熟味が「皇后力」の魅力に加わった「花様」と、観る度に成長を感じ、「女優」として今後が楽しみな「愛希さん」。
「エリザベート」役としては、千秋楽で「井上トート閣下」をはねのける「芯の強さ」に、「花様エリザ」の底力を感じました。
(千秋楽までは、ちょっと迷っていたけれど、やっぱり「花様!」と思った千秋楽。)
☆.。.:*・゚☆皇后の座は揺るがない、恐るべし「皇后役者」花總さん☆゚・*:.。.☆
とはいえ、力強く演じる「愛希さんエリザ」も魅力的で、
これからのご活躍が楽しみな「エリザベート協会副理事」就任(by 成河さんルキーニ)
再演される度に、「もうええやん」⇒「エーヤン(万歳)」を繰り返してしまう、魅力的な『エリザベート』に、今回も翻弄されました。
個人的には、今回は「井上トート閣下」にひれ伏しました (*TーT)b !!
(半端ない「凄み」で、天晴れ!!)
さいたまんぬ