トートの「色気」~進化途上中の「珠城さんトート」~
「トート閣下」に必要なもの。
それは「色気」。
歴代「トート閣下」はそれぞれ「個性」がありますが、共通しているのは「色気」。
小池先生が「トートに必要なもの」として挙げられていた「色気」。
(多分、宙組朝夏さん版『エリザベート』の時に出版されたムック内)
「男役」も同様で、「色気」を年々身に着けて「男役」になるので、「男役10年」と呼ばれるのでしょう。
「男役の色気」と「中性的」が漂う、色々な「トート」が観られるのが、宝塚『エリザベート』を好きな理由かもしれません。
「色気」が漂いまくるスターさんもいれば、滲み出るスターさんもいるので、「色気」は、沢山あれば言い訳ではないけれど、ないと物足りない「男役」。
そして、「トート閣下」を演じるにあたって必要な「色気」。
「死」に「誘惑」され「魅了」されるには「色気」が漂っていると説得力を感じます。
「男役」の場合、「包容力」も魅力的で、「フランツ」が持っている場合が多く、そんな「フランツ」が魅力的だと思います。
『「珠城さんトート」にハマるかもしれない』と書きました。
ビジュアル面は、個人的にはベスト「珠城さん」な美しさ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「珠城さんトート」は、「悪魔的な魅力」で、
『「歌」とか「手の使い方」とか、気にしない』とまで言いました。
「ハマるかもしれない」の「かもしれない」は、
時々「垣間見える」・・・「進化途上」だからです。
「悪魔的」が、私の中で「珠城さんトート」に「色気」と感じたものと思われます。
初観劇日「能面」と思った「トート」を、2、3回目は、「ガン見」しております。
「ガン見」してるのは、時々「垣間見える」から、その瞬間を見逃さないためです。
「トート」においては、特に「常に漂わせてほしい色気」なのに、
「ギャップ萌え?」で「意図的」なら、すごくいい感じなのに、
残念ながら、
☆゚・*:.。.☆只今、「色気」を身につけ「途上」の「珠城さん」☆゚・*:.。.☆
「色気」は数年単位で、少しずつ熟成させながら、身につけていくもの。
それを、1つの公演中に、徐々に身に着けていってる点は「珠城さん」すごいです。
公演中に役者の演技が少しずつ変わっていくことのが「舞台の醍醐味」です。
「(男役の)色気」を公演中に身に着けて、変わっていくのは、かなり至難の業。
歴代トートは、発展途上ではなく、トップスターとして「男役の美学」を完成されつつある方が多いです。(お披露目公演の場合もありましたが)
持ち味の違いで、「トート」役者じゃないと、失礼ながら思っていた「珠城さん」。
でも、実際に公演が始まると「珠城トート閣下」は、「進化途上」ですが「魅力的」。
時々「垣間見える」だけに、つい「ガン見」してしまいます。
ずっと見てると、美しいし、「魅力的」頻度が上がっているので、益々目が離せない、罪な「珠城さんトート」q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
この調子で進化すれば、東京公演千秋楽では、感想がかなり変わりそうなのを確信。
何とか観たいニャーと『凱旋門』がよぎりました。
(分からないと、繰り返し観て、結果的に印象的な公演となった)
褒めまくりましたが、
「歌」とか「手の使い方」とか、気にしないというのは、「優先度の違い」です。
「能面」時は、「歌」も単調で、我に返るため、やっぱり「歌」大事です(失礼)。
技巧の急成長は難しくても、演技で感情を載せて歌う「歌」は魅力的。
これも、きっと、垣間見えるはず・・・。
そのハラハラ「トート閣下」と同じく、変化している「愛希さんエリザベート」。
月組『エリザベート』は、過去2度の公演も「ハラハラ」があり、もはや十八番!?
成功したら、すごくハマるだけに、「番狂わせは面白い」です ( ̄▽ ̄)δ⌒☆!!
個人的な観劇の忘備録です。
さいたまんぬ