星組②「Killer Rouge」～「綺咲さん」と「星娘役さん」たち～
『「綺咲さん」考』を書いてから、観劇しました。
そして、観劇後の感想
「削除した方が良かったかもしれない (￣◇￣;) 」
と思いました。
結論から申し上げますと、今回の公演では、「綺咲さん」は２番手時代のイメージへ戻られてました。
良い意味でも悪い意味でもありません。個人的な感想です。
「お芝居」「ショー」共に、「女役度の高さ」を見せるような場面が、あまりなく、お嬢様的な、「キュートなヒロイン」の場面が多かったと思います。
そして、他の娘役さんたちと、ツインで扱われると、2番手時代のようで、「トップの風格」が消え、埋もれてしまっている場面もありました（失礼）。
もちろん、「トップ娘役ざます☆彡」と、登場する場面は、トップ娘役らしいです。
ただ、「キュートな役柄」になると、2番手時代の印象に戻り、他の娘役さんたちと並んで違和感がないのに、やや残念感がありました。
良く申し上げれば、「瑞々しさを失わない」魅力です。
ただ、「埋もれてしまう」については、扱いの軽い役柄でも、差を見せられなかったというのが、辛口な感想です。
私が、「かっこいい♡」と思ったのは、銀橋をお二人の男役さんと、歌いながら渡られる場面です。
この時の、「綺咲さん」は、前回までの２公演で見せた「女っぷり」と、「ニヒルな笑み」でした。
「これこそが、さいたまんぬが魅力と思う綺咲さんよ～ﾐ(･∀･ )彡」
と思ったのですが、短すぎる場面でした。
なので、全体としては、就任前の「綺咲さん」でした。
可愛らしくて、こちらの面を求めているファンの方も多いのだろうなと、思います。
ただ、「トップ娘役」に見えない残念感が残りました。
（勿論、他にもデュエットダンスの場面など沢山あるので、その辺りで分かります。）
劇団は、「綺咲さん」を、「可憐、キュートな清純派」路線で進めているのかな？
齋藤先生の作品なので、先生のイメージかも (?ω?｀)ﾜｶﾝﾅｲ…。
とりあえず、今回の公演では、「綺咲さんは大人の女役の方が似合う説」（自説）は、ほぼ場面が無い点で、据え置きとなりました。
逆に、ちょっと気になる「有沙瞳さん」。
このお方は、出番も多く、分かりやすく「準ヒロイン」でした☆彡
しかも、「キュート綺咲さん」と並ぶ場面では、ほぼ同格に見える、おいしい役回り。
ちょっと失礼ですが、「有沙さん」が「綺咲さん」より「華」があって目立っていた訳でもなく、単純に役の割り当てです。
今回の公演は、「星娘様たち」の扱いが、他の組に比べて軽く感じました。
他の組が、役所が個性的（あたし、グッディー）過ぎたり、目立つ（額田王、ユーリ）ので、偶然かもしれません。
「有沙さん：98期生」研７、今、踏ん張りどころだと思われます。
新公ヒロインの「星蘭ひとみさん：101期生」研４の抜擢が続いております。
しかし、「礼さん」の相手役って、どんな人がぴったりなのか、想像できません。
「紅さん」は、「綺咲さん」となんとなく似た感じでしっくりきました。
「礼さん」は、勝手なイメージですが、バンドマン風で、お一人で何でもこなせそうなので、羽根を背負って階段を降りるより、「武道館ライブ」が似合いそう。
パフォーマー、エンターテイナーの要素が強いお方です。
「バウ公演」を観ていないので、分かりませんが、「ダンサー」なカッコイイ系の娘役さんがお似合いかな、なんて妄想してしまいました。
星組は、「星娘様たち」より、「ポスト礼さん」となる「星男様たち」の激戦が始まりそうです。
（あくまで個人的感想です）
さいたまんぬ
（参照：「綺咲さん」考）
