星組『エル・アルコン-鷹-』梅田芸術劇場 ~ ざっくり感想 ~
大劇場公演で上演しても良さそうと思った位、良かった (*゚▽゚人゚▽゚*) !!
『Ray』も、半分の人数を感じさせない、豪華でスピード感のあるショー。
☆゚・*:.。.☆華やかな2本立て☆゚・*:.。.☆見応えありまくり
星組は、華も実もある方々が競い咲きしていて、ギラギラ熱い。
お芝居は、キャストが判別しやすく、「ティリアン」以外の人物も、結構魅力的。
(『幻耀の谷』にケンカを売っている意図はありません。)
やっぱり、音楽が魅力的♬(頭に残る)
コスチューム衣装が素敵な星組生、剣を振るう場面は「ショー」っぽくて、華やか!!
「舞空さんギルダ」剣士っぷりがカッコイイ!!
感想(芝居)は、厳選して申し上げるなら、
① ギャップ萌え ⇒「礼さんティリアン」超カッコいい
② 2007年版より分かりやすい ⇒ 説明台詞が入り、シンプル(過ぎ)にまとまっている
③気になる「綺城さん」「天華さん」は、気になるまま(学年順?)
④「咲城さん」に劇団推しを感じる(「天飛さん」は順当)
① ギャップ萌え ⇒「礼さんティリアン」超カッコいい
「緞帳」からすでにカッコイイ(鷹のデザイン)
開演アナウンスから、低音ボイスの「礼さん」に期待高まる o(*▼▼*)oドキドキ
「礼さんティリアン」攻めてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! なビジュアル。
黒髪長髪がお似合いで、カッコ良さに何度も見直す(失礼)。
衣装(パンフ(黒)と深青色版、赤色版)が相乗効果⤴⤴
冷酷で野心家「ティリアン」の雰囲気が漂い、芝居も表情も歌も魅力的(・∀・)ィィネ!!(・∀・)ィィネ!!(・∀・)ィィネ!!
ニヒルな笑みを浮かべるダークな「礼さんティリアン」、カッコ良かった!!
⇒ 芝居の最大の見どころは「礼さんティリアン」変貌ぶりに驚くばかり。
数多の女性を虜にする大人な男「礼さんティリアン」は、ギャップ萌えするしかないでしょう。
とはいえ、2007年版より、冷酷さや冷徹さを強く感じない「礼さんティリアン」。
「野望」を語る姿が「夢」を語っているよう(悪くないやん)。
「ギルダ」に対して義理堅さ以上の情の厚さに、優しい面も垣間見える。
非情な面は勿論あるけれど、「野望」のためなら仕方ないよね (*-ω-)(-ω-*)ウンウン、
と共感してしまう一面のある「礼さんティリアン」。
⇒「ヅカっぽい」「礼さんらしい!?」
「ダークヒーロー」より「ダークなヒーロー」に見える「礼さんティリアン」
⇒それでいいと思った (*TーT)b カッコイイ、歌いまくりもとてもイイ
② 2007年版より分かりやすい ⇒ 説明台詞が入り、シンプル(過ぎ)にまとまっている
場面転換が早く、話がサクサク進む・・・。
⇒ 登場人物の入れ替わりが激しく、存在感が薄くなってしまった方々も結構いる
⇒「人物」の魅力が伝わりにくい方々は、残念無念 (-_-) 。。
結果として、「礼さんティリアンカッコイイ」の印象がより強く残る。
③気になる「綺城さん」「天華さん」は、気になるまま(学年順?)
「人物」の存在感が薄く見えた方々。
「ティリアン」の中での比重も軽そうで、あまり目立たず、損な役回り。
④「咲城さん」に劇団推しを感じる(「天飛さん」は順当)
シンプルになっても、「ティリアン」「ギルダ」「レッド」の場面は目立つ。
「ティリアン」の傍にいる「咲城さんニコラス」は、物理的に目立つ。
「天飛さん」は、派手な役柄で、華やかな戦闘場面によく登場するので目立つ。
登場人物が多いので、
【印象に残ったキャストざっくり感想】
①「舞空さんギルダ」
「凛として気高くカッコイイ大人の女ギルダ」⇒ イイ感じ (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
声低めで凛とした立ち姿や台詞回し、女海賊を従えて、剣を振るって踊る姿がカッコイイ!!
抜群のスタイルに、ゴージャスな衣装が映えて美しく、可憐なお顔立ちでも、艶やかさもあり(口紅赤い)、センターが似合う「華やかさ」に見惚れる (*゚.゚(゚.゚*) ♪
若めに見えても、気高さとカッコ良さで、「舞空さんギルダ」魅力的。
②「愛月さんレッド」
登場時のお坊ちゃんは、やや無理感、風格が滲み出ている (-_-) 仕方ない。
いきなり海賊になっても、すぐにリーダーになれそうな頼もしさと風格。
⇒「ティリアン」と互角に戦えそうな、力強い「レッド」。
「父の仇」というより、正義感の強さから、戦いに挑む感じに見える。
(海賊というより、軍の指揮官のよう)
「ヒーロー」(若々しいイメージ)という感じはしない。
「礼さんティリアン」が、ダーク過ぎないので、「正義と悪」にあまり見えない。
とはいえ、
「ティリアン」と「レッド」が並び立つ場面や決闘場面は、迫力があって、見応えありヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
センターに立って踊る姿に、風格と存在感 (*TーT)bイイねイイね☆゚・*:.。.☆
ギャップ(インパクト)の魅力と大きさが
「礼さんがダーク」>「愛月さんが正義のヒーロー」
により、「礼さんティリアン」の印象が強く残りました。
③「有沙さんぺネロープ」
役にぴったり。「ギルダ」より正統派ヒロインに見える「ぺネロープ」。
2007年版より、あっさりめ(出番)に見えたものの、ティリアンに惹かれていく様子とラストが絶品 (゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"上手い!!
「お嬢様」が似合う「有沙さん」。
④「綺城さんジェラード・ペルー」
登場時の立ち姿の美しさに見惚れる (*゚.゚(゚.゚*) ♪
ただ、出番あっさりめで、役のインパクトが薄くなってしまった感。。
「イザベラ(ティリアン母)」の愛しの君で、相思相愛。
「ティリアン少年」の憧れの人なのね、という位。。
再会がいきなり感で、ラストは印象的(この場面の芝居は魅力的)。
実は「ティリアン」の実父?という疑問が、2007年版より高まったのに、ラストで「ティリアン」に冷酷さをより感じることは・・・ない ?(゚_。)?(。_゚)?
(「礼さんティリアン」情が厚い一面が垣間見えるから??)
⑤「天華さんエドウィン」
苦労しらずのおぼっちゃんな優男設定に見える「エドウィン」。
「ぺネロープ」を簡単に奪われそうな「エドウィン」。
金髪ロン毛クリクリは好みなのに、「優男キャラ」で好感度が低い。。
「ぺネロープの仇」の執念が、「海賊軍団率いるレッド」や「ティリアンの野望」に比べると、スケールが小さく見えてしまう。。
設定が惜しいと思った「エドウィン」(T△T)・・・。
⑥「天飛さんキャプテン・ブラック」
快活で好感度が高いキャラ、しかも「天飛さん」やっぱり上手くて、目立つ (*`д´)b
押し出しの強い人が、押し出しの強い役なので、目立つ。
⑦「咲城さんニコラス」
「ティリアン」の傍にいつもいるので、目立つ。
ひたむきに「ティリアン」に仕える純真さが、似合う雰囲気 (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
「ティリアン」を尊敬し、慕っているのが、「ティリアン」を見つめる瞳から伝わってくる、少年以上青年以下な「ニコラス」。
⑧ 「音波さんシグリット・シェンナ」
説明台詞によって、立場が分かりやすくなった反面、存在感が薄くなった印象。
艶っぽいね・・・位の印象(出番)。
⑨気になった方々
・「桜庭さんジュリエット」
空気を読まず、場の和ませ役として登場するお嬢様。
目立ち方がヒロインより三枚目感漂う・・・。
三枚目の必要性があるのか、疑問な「ジュリエット」?(゚_。)?(。_゚)?
・「ひろ香さんマスターズ」(「湊さんスコット」)
ティリアン部下でも「マスターズ」の方が、立場が上っぽい。
「ティリアン」より一貫して「冷酷で鋭い目」をしているのが印象的。
黙って傍に控えているだけでも、存在感が大きい「ひろ香さんマスターズ」。
公演毎に存在感を増しているだけに、役不足な印象を受けるお方。
プロローグの衣装が「ピンクキラキラ」で、目を引く「湊さんスコット」。
・「二條華さんティリアン少年」
「ギルダ少女」(「水乃さん」綺麗)より、断然目立つ「ティリアン少年」。
上手い (*`д´)b
・「遥斗さんコールサック」
短い出番でも、クセのある役。歌も芝居も上手くて印象に残ったお方。
・「蒼舞さんギャレット海軍提督(ベネロープ父)」
短い出番でも、良かった。(気になるお方なので贔屓目あり)
・「朱紫さんパーシモン卿(ティリアン義父)」
短い出番でも、上手い。
個性的な登場人物が多くても、
「ティリアン」「ギルダ」「レッド」お三方の存在感が、大きくて強い。
なので、まだ競い高め合う時間がありそう!?
分割公演に見えない「星組スター密」状態。
ドラマシティ公演も気になる星組 o(*▼▼*)oワクワク
さいたまんぬ