星組初観劇①「Killer Rouge」東京宝塚劇場~「礼さん」上手すぎる罪がもたらす組への影響~

本日、初観劇です。

1階席がざわざわしていると思ったら、「紅さん」がアドリブで「柚希さん、夢咲さん」と仰ってました。

お二人がご観劇されていたのですね。

雪組公演観劇から、間もないので、やはり組によって雰囲気が違うなぁと思いました。

星組の印象は、トップ「紅さん」と2番手「礼さん」の個性が強烈過ぎ。

良い意味でも悪い意味でもなく、個人的感想です。

ただ、「礼さん」の存在が、星組に大きな影響をもたらしていることをひしひしと感じました。

「礼さん」、前回公演に比べて、更に上手くなり、男役度も増し、絶好調でした。

特に、「ショー」では得意の「歌」と「ダンス」、特に2番手なので、歌う場面が増え、もう、圧倒的な「歌唱」でした。

「上手すぎる罪」を感じたことは、ヅカファン人生において、あまりなかったです。

「程々に上手い」なら問題ないけど、「半端なく上手すぎる」と「罪」になる。。。

 

「紅さん」を脅かす存在という面では、問題ないです。

「紅さん」の武器と、「礼さん」の武器は、種類が違います。

「紅さん」は、センターに立つのにふさわしい、立ち姿の美しさが「抜群」です。

ちょっと失礼ながらも、センターに、黙って立っているだけで「絵」になります。

大変失礼ながらも、「礼さん」には無い種類の「魅力」です。

なので、棲み分けができているので、問題ないです。

「紅さん」が多少、「礼さん」より、技術面が劣っていたとしても、「紅さん」がセンターに立てば、文句を言わせない、宝塚男役スターとしての美しい「華」があります。

褒めてるのか、けなしているのか、微妙な発言ですが、褒めてます。

「紅さん」の美しさは、「礼さん」の「歌」と「ダンス」に匹敵する位すごい点で、「紅さん」はやはりすごいお方です。

学年が近ければ、また状況が違うかもしれませんが、とりあえず、現時点では問題ないです。

補完関係にある感じ。

 

問題なのは、2番手以下のスターさんたちへの影響です。

「ショー」では、序列順に歌いながら、銀橋を渡ったり、順番に歌う場面が多々あります。

「紅さん」はトップスターなので、最後に歌われます。

また、衣装や曲調も、「トップ様のおでまし°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」という登場の仕方なので、「礼さん」の影響は直撃しません。

ただ、2番手以下のスターさんたちは、「礼さん」が歌われた後だと、失礼ながら、霞みます。

「礼さん」の「歌」は、パンチ力があり、現代的(クラシカルではない感じ)です。

なので、インパクトが強く、余韻が残ります。

しかも、超「巧い」ので、後に歌われる方が、多分他の組では、普通、それ以上の歌唱でも、「礼さん上手いな・・・」という余韻により、印象が薄れてしまうのです。

「礼さん」は、ダンスもキレッキレで目立ちます。

ただ、2番手にもなると、ダンスは、一場面もらっているので、圧倒的に上手くても、弊害はないです。

たまたま、今回の「ショー」は「歌う」場面が多くて、より「上手さ」を感じたのかもしれません。

「礼さん」の「歌」は、ジェンヌさんの中でも、さいたまんぬ的1,2位を争う位好きなので、「もっと歌って~」と、いつまでも聞き惚れる位、魅力的です。

だから、ソロで、一場面を通して歌われるなら、問題ないです。

でも、順番にスターさんたちが歌う時は、ちょっと困ります。

 

今回、初観劇で、予習もなく観たので、スターさんを認識する事で精一杯でした。

普段の「ショー」においては、順番にスターさんが歌って下さる方が、認識しやすい点では、ありがたいです。

しかし、今回は、「礼さん」の後に歌われると、普通に上手でも、地味に感じてしまいました。

各スターさんの個性や魅力が、銀橋を歌いながら渡られても、似たり寄ったりに見えてしまったのです  Σ(・□・;)

もちろん、さいたまんぬ、最近ヅカ熱が平熱だったので、若手スターさんを認識してないせいもあります。

しかし、問題は、一番割を食っていたように見えたのが、さいたまんぬ推しの「七海さん」でした。

「礼さん」より上級生。。微妙なお立場。。

ビジュアル面も歌もダンスも悪くない、他の組なら、もっと目立っていいと思います。

それが、「礼さん」の後に登場する場面が多く、他の若手スターさんたちと、同じ感じに見えてしまい、損な感じでした。

それが、宝塚歌劇スターシステムなので、厳しい現実かもしれません。

ただ、「七海さん」を除いて、「礼さん」以下の下級生に関しては、今後に影響しそうです。

さいたまんぬではないので、ジェンヌさんたちの意気込みは、違うとは思いますが、

「礼さんがトップになってから、頑張ろう。今は、頑張っても、無理。」

と、諦めてしまいそうな位の、ド迫力です。

 

群舞や、整列した時、星組もイケメン揃いでうっとりしました。

初観劇なだけに、後でプログラムで確認すべく、焦点が定まりませんでした。

ただ、「礼さん」のインパクトが強すぎて、他の方は「同じ位美しい」で初観劇終了。

せっかく専科の「華形さん」をバックに、「紅さん」と「礼さん」が踊っても、つい、「礼さん、歌わないの?」と思ってしまう、、、、罪なお方です。

(あくまで個人的感想です。あと、認識違いで別の方ならごめんなさい)

 

逆を言えば、それ位、「礼さん」は、着実に力を付けていらっしゃいます。

「礼さん」がトップスターになられたら、全場面登場しそうな勢いです。

ただ、それだけ、「礼さん」以下のスターさんたちが、目立ちにくい状況になっているので、何とかならないかな~と思いました。

一応、「これは°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」と思ったお方は、何人かチェックしました。

ただ、「ル・サンク」と「プログラム」では、判明できませんでした。

その中のお一人が、フィナーレで最初に降りられてこられた3人の男役さんでした。

「紫藤りゅうさん」「天華えまさん」「極美慎さん」のどなたかだと思います。

それより少し上の学年辺りから、判別可能となりつつあります。

 

次回は、復習して、「礼さんパワー」に惑わされず、見極めてきます。

ホント「罪な歌声」です。

「礼さん」に終始しましたが、ショーの感想は②へ続きます。

 

さいたまんぬ

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