芹香さんのスター性は「本物」~ヅカファンではない一般人の宙組「天は赤い河」の感想より~

昨日、宙組公演「天は赤い河のほとり」を一般人(ヅカファンではない)と観てきました。

連れは、原作ファンのさいたまんぬ家の「社長」(男性)です。

観劇前に「宝塚版として原作から少し(?)アレンジされてるからね。」

とだけ伝えました。

オペラグラスも渡しました

意外や意外Σ(・□・;)、眠ることなく、熱心にオペラグラスで舞台を眺めておりました。

以前話した通り、「社長」は反応が分かりやすい。

興味の有無は、態度ですぐ分かります。

結論からすると、宝塚歌劇にはハマらないと確信しました。

感想を尋ねると、「分析的」な答えが返ってきました。

ハマったり、興味を持てば、自分から尋ねますよね!?

つまり、「聞けば答える」に終始しました。

ただ、ヅカファンではない人の感想は客観的であり、興味深かったです。

以下、発言ママ。

一部暴言が含まれておりますが、初心者ゆえ、ご容赦ください。

さいたまんぬ(以下「さ」)、「社長」(以下「社」)の会話

①「天は赤い河のほとり」について

さ「どうだった?」

社「いいと思うよ」

さ「何が?」

社「あの長い作品を短時間でまとめるには、脚色は仕方ないし、流れとして、方向性は合ってるから、あれでいいと思う。」

さ「印象的だった人は誰?」

社「カイル皇子。だって、台詞も出番も多いやん。」

さ「次は?」

社「ラムセス。カイル皇子の次に台詞と出番多いやん。」

さ「ユーリは?」

社「なんか地味で目立たなかったなぁ。」

さ「じゃあ、その次は?」

社「う~ん、マッティワザかなぁ。出番少ないけど、低い声が印象に残るし、要所を掴んでるよね。渋かったわ。」

さ「次は?」

社「4番手さんってこと?なら男役だよね?目立ってたのは、ネフェルティティだけど、あの人、もしかして男役が女役してるってやつ?あっ、ウルヒってオチ?」

さ「ザナンザ皇子は?好きじゃなかったっけ?」

社「好きだよ。あぁ、いたよね。出番少ないから、違うよね?」

さ「なんで、ウルヒはオチなん?」

社「ちょっと、4番手にしては、歳行き過ぎだから」

さ「他に目立ってた人は?」

社「う~ん、目立つのは、やっぱり、「ネフェルティティ」と「ナキア皇太后」と「ウルヒ」だよね。あの人たち、歌めっちゃ上手くない?歌がうますぎるから、3人で歌う場面をわざわざ作ったのかと思ったわ。」

さ「じゃあ、個人的に誰がかっこよかった?」

社「出番が多いし、衣装が豪華だから、カイル皇子はまぁかっこいいよね。」

社「ラムセスもが出番多いし、目立ってたよね。」

さ「個人的にって聞いてるやん。」

社「カイル皇子、う~ん、ラムセスかな。まぁ、ラムセスは爽やかだったよね。」

さ「好きな感じではないの?」

社「なんかさ、ラムセス、チャラい男やん。(おぬしが言うな。)」

社「マッティワザは、中々良かったんだけど、出番が少ないのが、ちょっと損してるよね。」

さ「印象的なのは?」

社「ネフェルティティとナキア皇太后とウルヒが3人で歌う場面。」

さ「あとは?」

社「あっ、すごいと思ったのがさ、舞台の前で演技してる時、後ろにいる人たち、舞台上で動きを止めてるやん。あれ、すごいよね。ただ、剣がプルプル震えてる人がいたから、結構大変やなと思うわ。」

と、原作ファンではあるものの、脚本については、良い評価でした。

3番手まで、的確に答えていた点も、ヅカファンでなくても、分かるのかと、感心しました。

②ショー「シトラスの風」について

さ「どうだった?」

社「ショーって難しいわ。ストーリーがつながってなくて、細切れで中途半端やし、いきなり「シチリア」とか言われても、分からんわ。」

さ「細切れでも良かった場面は?」

社「黒い服着た、8人位の人が立ってて、一人が歌い始めるやつ。あれは、分かりやすかったし、ストーリーとか考えなくても、いい場面やったわ。」

さ「真風さんは?」

社「出番多くて、トップスターって分かった。」

さ「ラムセスしてた人は?」

社「あの人は、いいよね。目立つし、爽やかで、いいんちゃうかな。なんか、スターって感じするわ。

さ「ユーリは?」

社「シチリアの場面で歌ってた人?めっちゃ歌うまいよね。」

(事前に「星条さん」が退団するから、多く登場する旨を幕間に伝えておいた)

さ「星条さんは?」

社「目立つ人だよね。でも、ちょっと、、、」

さ「ちょっと?」

社「化粧濃くて、ちょっと顔が濃すぎてあんまり・・」

さ「あと、目立ってた人は?」

社「幕開けの後に、4人並んでた中の黒い髪の人。あの人声低いし、いいよね。でも・・」

さ「でも?」

社「芹香さんに比べて、出番少ないし、ちょっと惜しい感じだった。」

さ「印象的な場面、ゴスペルの所以外はないの?」

社「ラインダンス。あれって蝶々をイメージしてるの?衣装が変やったわ。幕開けの衣装の色彩とかいいのに、あそこの衣装、惜しいわ。」

さ「他は?」

社「歌う時の息継ぎがマイクに入らないのは何でなん?仕掛けがしてあるの?」

ここで、ショーとは、

「初心者はストーリー性は深く考えず、ダンスと歌の良さを鑑賞すると良い」

旨を伝える。

社「分かったわ。ショーは初めて観たから、免疫がなくて、面白くなかったんや。ストーリーが分からないから、訳わからんし、芝居の方が全然分かりやすいから面白かったけど、ショーってそういうモノなんや。」

ショーについては、ストーリー性が無い事への批判に終始したので、会話省略。

題名の「芹香さん」については、文章上で「社長」の言葉はあっさり流しました。

ただ、あの人は「スターって感じがする、だって無難に爽やかだし」という事でした。

愛月さんは「格好いいけど、爽やか度がやや下がるので、惜しい」らしいです。

一般人とはいえ、「トップスター」「2番手」という「専門用語」を使用できるのは、一応、日常会話の中で語るさいたまんぬの言葉から、知識として少し入っているからです。

ただ、人の話は、大概聞いていないので、ヅカファンでない人の感想と思います。

改めて、かなりの暴言がありましたが、初心者なので、ご容赦ください。

「芹香さんは、スターに見えるし、出番多いのは問題ない、いけてる」

(出番の多さでスターと思ったのではなく、スターだから、出番は多いけど、納得できるスターっぽさがあると、ショーで認識した。)

「スター性」=「華」

芹香さんの今後が楽しみです。

さいたまんぬの観劇の感想はまた次回書きたいと思います。

(大劇場公演を経て、やはり色々思うことあり。)

追伸:さいたまんぬは、宙組では愛月さんが好きです。(フォローっぽい?)

 

さいたまんぬ

 

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