集団写真の中央人物に思う~「七海さん」が主役っぽく見える星組舞台写真~
昨日、宝塚に帰省(遠征)しました。
ついに、母から恐れていた言葉を言われました。
母「また、帰ってきたん?」
母「まさか、来月も、帰ってくるなんてことないよね!?」
さいたまんぬの言い訳
「すごく観たい公演がチケット全然東京取れないんよ(事実)、話題作が続いててさ」
「帰って来いって言ってたやん。」
(病気により、定期的には帰省することになってます。それ以上に頻度が増えてる。)
母「頻度が最近多すぎ!2か月に1回でしょ。そんなに話題作、続いてるの?」
言えない、来月「蘭陵王」の梅田公演で帰るって言えない(涙)。
確かに、前は犠牲公演を作ってました。
東京公演は中々当たらないどころか、ムラまで、作品によっては厳しい・・・。
ヅカ遠征は、さいたま側の犠牲も多いので、そろそろ撤退・・・したくないけど、犠牲公演を選べない、魅力的なラインアップが勢揃い。
すでに、来年のスケジュールまで調整中・・・言えない(涙)。
惜しまれつつが美しい、引き際は大切と実感。
ぼやきはさておき、朝日新聞「月刊タカラヅカ」(2018年9月28日)を読みました。
(記事内容と写真は、インターネット「朝日新聞デジタル」とほぼ同じです。)
中心の記事は、星組台湾公演です。
記事の内容はともかく、舞台写真に注目。
中心が「七海さん」、そして決めポーズ。
・・・「七海さん」がトップスターに見えます。
一応、母に写真を見せ、
「この写真で主役は誰と思う?」と聞いたら、迷わず「七海さん」を指しました。
正面から撮れば、多分センターは「紅さん」と思われる構図。
右側から撮影されているためと思われます。
アップで、「決めポーズ」で、焦点もあっている、美しい写真。
劇団提供とは思えない構図。
一応、写真を撮られた方をチェック。
「取材を〇〇、写真を△△が担当しました」
朝日新聞の担当の方と思われます。過去の記事の写真でも同じお名前を見かけます。
ネット上では、他の写真も数枚掲載されてます。
お一人だと「紅さん」、二人で写っている写真は「紅さんと七海さん」。
意図的ではないと思います。
取材の方と写真の方が別人物。
写真担当の△△さんが、ヅカファンなら、この構図では掲載されないと思います。
ヅカファンでなければ、番手まで細かいことは分からないでしょう。
ヅカファンですら、分かりにくいところもある今日この頃。
文化面の担当者に「認識不足」と、物申したい訳ではないです。
単に「ヅカファンでない人がこの公演を観て写真撮ったら、こう見えるのね。」
と思っただけです。
特にこの作品、「紅さん」の役は「謎人物」で、「七海さん」がかなり大きく目立つ役「おいしい役」です。
しかも、いい演技といい人物で、格好良く、すごく印象に残りました。
「紅さん」は主役に見えます。
風格や美しさに、ヅカ特有のトップスターに見える演出も加えられてます。
ただ、話の筋から見れば、「綺咲さん」が主役っぽく、「七海さん」は重要人物。
「紅さん」は、役柄が少し主役っぽくない。
物語には関わってますが、客観的に見物してるような「謎」な部分が多い役柄。
なので、太字のように思い、写真の構図に違和感なしでした。
思い出したこと。
以前「真琴つばささん」がテレビで語られていた宝塚時代のショックな出来事その1。
中国公演に行かれた時の現地メディア(新聞?)の写真を見てショックを受けたこと。
(「真琴さん」主演で、月組選抜メンバーで行かれ、当時の相手役は「檀れいさん」)
詳細は、記憶が曖昧で失礼します。
ついでに「真琴さん」も、ショックを面白おかしく話していらっしゃるネタです。
現地入りした時の事だったと思いますが、誰が主役か分からない、現地のカメラマンが撮った写真が掲載され、その焦点が「檀れいさん」に合っていたこと。
その時、「あぁ、檀さんは普通の人が見て、スターに見えるんだ」と思ったそうです。
謙遜と脚色が多少入ってそうな「真琴さん」の話の真実は、ここでは論外。
「普通の人が見て、スターに見える」この言葉が、琴線に触れました。
さいたまんぬは、宝塚歌劇は「華(ビジュアル)・スターオーラ」重視です。
個人的嗜好なので、ご容赦ください。
なので、ヅカファンでない人の感想は、客観的なので、興味深いです。
今回の星組公演の写真は、作品内の写真です。
なので、「七海さんがいい役で、主役に見える位印象に残った」のは、割と一般的な印象だったのかなと思っただけです。(自分の観た印象と一致したと思った!)
以前から、「紅さん」贔屓に「ビジュアル面が大きいこと」を言ってます。
今回も抜群でしたし、そこ、揺るがないです。
ただ、好みは人それぞれなので、「紅さん絶対!」ではないと承知してます。
「紅さん」は「分かりやすく絵になるスター」と思ってましたが、先日、個人的な好みなのね、と思う出来事があったので、それ以降「絶対」を外してます。。
星組は「似た系統で美しい」方々が多いのに加えて、華麗な衣装で完璧美。
(これも個人的印象です)
どの方も美しさは超ハイレベルです。
なので、素直にヅカファンでない人が、作品を観たら、
「七海さんが主役っぽく見えたのね」と思ったことと、
宝塚には美しさを求め、やはり「絵になる」分かりやすいスターは大切と思いました。
さいたまんぬ
参照:朝日新聞デジタル(2018年10月1日)
(「無断転載・複製を禁じます」と記載されていたので、リンクはやめました。)