花組『はいからさんが通る』東京宝塚劇場千秋楽(ライブ配信)~麗しの少尉殿の新生花組~

※華さん退団発表を知らずに書いていた感想なので、ズレてる部分あり。

「華さんトップ娘役」前提で書いていたのに、夢の世界も先行き不透明・・・

☆.。.:*・゚☆(。TωT)/゚・:*【祝:花組千秋楽】*:・゚\(TωT。)☆゚・*:.。.☆

千秋楽カーテンコールで、

最後に「みんなで花組ポーズ」の「柚香さん」の掛け声「はなぐみ~」に、

「オラオラ感」w( ̄o ̄)w オオー、さすが生粋の花男 (*TーT)bサイコー☆゚・*:.。.☆

金髪のカツラだけで、「ハーフ」に違和感なく見えて、周囲(日本人)から浮いている美貌は・・・拝むしかない (T人T) ありがたや~

「浮いてる」が「華」で、「華」ってこういうもんなんだな (゚∇゚*)(。。*)ウンウン

と、分かりやすく体現しておられる「柚香さん」。

 

個人的な感想です。

まとまりのない感想。

「半端ない華」が、センターで輝く・・・「王道」と思う(*T-T)人(T-T*)イイねイイね。

5組のトップスターさんは、魅力が違うので、「王道」はあって欲しい。

ヅカの正統派二枚目では括れない美貌だけど、今回は王道の二枚目王子様。

ヅカを観た!って感じがする、キラキラ王子様の「柚香さん少尉」。

「華さん紅緒」が羨ましいけれど、あんなにパワフルで人を惹きつける魅力はない。

(「紅緒さん」、舞台上では、少尉よりモテモテ。)

バラの花束持って登場する王子様なんて、漫画の世界だけやろ・・・

いや、ヅカにはおるで、と夢の世界へ誘ってくれる王子様☆゚・*:.。.☆イイねイイね。

「柚香さん少尉」に、ひたすら見惚れた公演(T人T) ありがたや~

 

「歌」については、余計な一言だけ、申し上げたい。

歌詞の最後が「はいからさん」の「ん」で、歌い上げるのは難しいと思う。

一幕ラスト、満身創痍での銀橋渡りと歌は、目力強く、鬼気迫る表情と情熱で押し切り、「紅緒さん」への愛を感じて胸打たれて、いい感じ (*`д´)b 

「柚香さん」は、青春情熱系か、優雅な貴公子コスチュームがいいな。

 

お披露目時点で、すでに「代表作」がある「柚香さん」。

(「柚香さんの男役像」はかなり出来上がっている!?)

新境地開拓よりは、王道で、夢に浸らせてほしい(好き勝手な要望)

 

「柚香さん新生花組」は、「柚香さん」が頂点に君臨していて・・・若い。

「圧倒的王子様少尉」演目とお披露目公演だし、今回は、周囲が「三枚目」な役柄でも(原作の)漫画っぽくて、ええと思う。

ただ、周りを堅める「スターさん」~「若手さん」が揃って「三枚目」役  ⇔「美貌の御曹司」は「割とまじめな役(正統派路線)」。

⇒ この印象が定着したら、美しさで満たされるものの、物足りない感は贅沢!?

「柚香さん」を含めて「永久輝さん」と「聖乃さん」、「美の御曹司」と競わない「花男様」・・・面白い「花男様」いっぱいの「花組」

色とりどりのカッコイイ「花男様」が、競い咲くのが魅力的な「花組」と勝手に思っているので、

「花男様生産工場出荷一時停止中」に見えた、今回の公演

「柚香さん君臨」は、トップスターなので、いい (*`д´)b

ただ、他の「花男様」は、「花男密」状態がいいな・・・。

(今回、配役のせいか、ちょっと薄味に感じた。組差が大きい。)

 

というわけで?、

さすが2番手 (*`д´)b と思った「瀬戸さん冬星さん」。

⇒「初日」から、徐々に印象上向き修正で、良かった!!

登場時のコミカルさを忘れる位、一気に「紅緒さん」への愛、思いやりと懐の大きさを魅せて、包容力ある大人の男性で、魅力的 (*゚▽゚人゚▽゚*) !!

ご両親が引き止めなければ、「火事場」に「少尉」より先に到着できたかも??

「軍服」に着替えても、火災の中で先に「紅緒さん」を見つける「少尉殿」。

救出の際、「お姫様抱っこ」できないのは、脇腹の傷が癒えてない!?

「軍服」、何枚持ってるん?

と、時々「ラリサさん(2回も命の恩人)」の事など、ツッコミを入れつつも、ポーっと見惚れてしまう「柚香さん少尉」。

「瀬戸さん冬星さん」の方が傷心なのに、銀橋まで黙ってついてくる「少尉」に対して、大人な対応をする、冬星さんの切ない表情(ライブ配信アップ)に感動 (*T-T)いい人・・

「♬My Dear」をばっちりキメて、さすがの貫禄。

「柚香さん少尉」は、「瀬戸さん冬星さん」の前だと、お坊ちゃま(年下)に見える。

その関係で説得力がある「柚香さん少尉」に、「冬星さん」はやっぱり「瀬戸さん」さんと思うと、2番手に納得(逆算?)

 

「飛龍さん牛五郎」は、愛嬌があるし、親分にも義理堅い、めちゃいい人で上手いけど・・・前回『マスカレード・ホテル』でも「面白さと上手さ」で印象が残っていて、次回もコメディ作品。

フィナーレの男役群舞では、カッコイイだけに、面白キャラが定着したら困る困る困る。

「優波さん印念中佐」も、悪役っぽさが作品にスパイス与えていて、カッコ良い方がいいのに(原作から外れる!?)、段々動作が面白くなって、漫画ちっく。

 

「柚香さん少尉」は、再現性が高い「芸術品」のようなので?、

脇に回った「花男様」は、キャラ立ちを工夫された結果、コミカルさに全力投球されていた感(面白い花男様)。

 

「永久輝さん」「聖乃さん」プリンス(御曹司)お二人は、コミカル度が低い。 

「聖乃さん」は火事の場面で、真剣に「紅緒さん」に謝っていて、申し訳なさいっぱいの姿で、真面目に見えて(開幕時点では笑いを誘ってた)・・・「御曹司」感。

次回のバウ公演は、「王冠」に導かれるプリンス 出来レース!?

 

「水美さん鬼島軍曹」も、コミカル度が低くて、しかも主要4キャストのお一人。

剣をふりかざす姿は、シャープでカッコイイし、「少尉」とは魅力違いで、野性味のある「いい男」!!

なのに、出番(見せ場)が少なくて、目立ちにくい。

銀橋を渡るヒマもなく、前線(舞台奥)へと引き返されてしまう。。

ラストも、何も告げずに、去られてしまわれる。。

「鬼島さんらしくてカッコイイ」けど、複雑(もやもや)。

コロナを抜きにしたら、「水美さん」はお忙しく活躍されてほしい。

 「いい人止まり」ではもったいなさすぎ~。

とはいえ、「ディナーショー」に「帆純さん」を連れて行かれるのは、意味深。

「花組」は常に注目の組であって欲しいので、何かあると期待してますo(*▼▼*)o

若手さんでは、「一之瀬さん」と「希波さん」が目を引く印象は変わらず。

やっぱり競っている印象は受けない・・・。

 

初日の印象から、魅力が増した、さすがの「瀬戸さん冬星さん」。

輝きを増して、しっとり魅力的な「朝月さん吉次」。

(フィナーレの衣装が「緑(雪組)」・・・)

終演後に見せた涙も、しとやかで美しい・・・気づけば大人の魅力のお方☆゚・*:.。.☆

「音さん」も、フィナーレで、「朝月さん」と並んでいる位、扱いも存在感も大きい。

他組(月・宙)と違って、若手娘役さんの「エトワール」♬

・・・隅に置かれていない歌姫の更なるご活躍を願うばかり。

 

「柚香さんお披露目公演」色の強かった『はいからさんが通る』(それでいい)。

「華さん紅緒」は、可憐に「柚香さん」に寄り添いつつも、影の立役者!!

芝居色の強い1本物作品で、「華さん」の存在の大きさを実感。

デュエットダンスに、胸がときめくカップル☆゚・*:.。.☆

夢の世界に浸らせていただきました (T人T) 感謝です。

 

前千秋楽で見納めしたはずが、ライブ配信を当日衝動買い。

コロナ不安が再び強まってきた中で、無事千秋楽を迎えられて、何よりです。

 

さいたまんぬ