花組『CASANOVA』宝塚大劇場⑤~「柚香さんコンデュルメル」~
花組ニュース前に書く予定だった感想。
☆゚・*.。.☆(。TωT)/゚・:*【楽しいカーニバル週間をありがとう】*:・゚\(TωT。)☆゚・*.。.☆
「仙名さん」「桜咲さん」「花野さん」.etc
沢山の方がご卒業される公演。
サヨナラ公演と意識すると、台詞にサヨナラ感を感じて、しんみりしたMY千秋楽。
「お祭り」(ディズニーランドのパレード!?)を見に行った気分になるので、
「感想は?」と考えても、
好きな場面と音楽が浮かび、
ミッキーとミニー他、キャラクターが魅力的なのは、前提になっていて、
改めて、ミッキーの良さを考える・・・良さをかみしめるイメージの公演。
私が観た期間でも、アドリブが増えて、緩急自在の「明日海さん」。
軽快なキャラが自然過ぎて、「明日海さん」役に見えてしまい、後から、
「役」だと気づく・・・「ハマり役」ではないのに「ハマり役」に見える辺り、
「カサノヴァ様」の魅力は無限大 (*`д´)b・・・まだまだ魅力が出てきそう。
「驚いた?」のアクセントが印象的。
関西弁でも標準語でもないアクセント(標準語は自信ないです)。
細かいですが、あのアクセントが「カサノヴァ」役だと思う緻密な芝居。
脇キャラで一番目立つ役は、「モモロ(羽立さん)」。
「歌手推し」度が私でも分かる・・・文句なく芝居も上手いので文句ない (゚∇゚*)(。。*)
前置きが長かったですが、
主要キャストの中では、「明日海さん」以外で、まだ変化が観たいと思った方々で、
まず最初に印象的だったのが「柚香さん」。
次に「水美さんバルビ神父」です。
現時点での個人的感想なのでご容赦ください。
「柚香さんコンデュルメル」
(。TωT)ノ☆・゚:*:良かった、良くてホッとしたよ~生田先生ありがとう~
(上から目線で結構失礼ですが、「応援」中の方なので、気になります。)
思った以上に良かったです。
歌がかなり多いのに、音楽と音域が歌唱に合っていたので、乗り切った感。
「本人は大真面目なのに笑いを誘う憎めない少し3枚目な悪役」で二枚目設定の役。
『スカーレット・ピンパーネル』ショーブランや
『All for One』ベルナルドや『オーシャンズ11』ベネディクトみたいな役。
(番手は違うけど、95期の方々が演じている!と、後から気付き、
今の95期スターさんの状況に似ていると思った。)
悪役なのに「憎み切れない・・・ちょっと愛おしい系のキャラ」
コメディセンスは問われず、芝居力を意識させず、でも芝居の中では重要人物。
そこそこの悪役度で存在感が大きくて、迫力がある d(≧▽≦*)。
衣装で風格が増してました。
「極悪人」も「3枚目」もしっくりこない「柚香さん」に合っているキャラ。
「鳳月さん」との「夫婦」に、違和感を感じないところが、意外でした。
(「アントーニオ」が役名に付いている割に、使われている箇所が分からずじまい。
逆に「夫人」には「ロザリオ」という名前があった、素朴な疑問。)
青太文字「意識させず」は、あくまで個人的な印象です。
大声で怒鳴っている印象が強いと、その凄みと迫力のインパクトが強く残り、
極悪人でない3枚目度が加わると、含みがある人物に表面上、見えにくいからです。
演じる側が大変なのは変わらず、難しい役だと思います。(芝居のキーパーソン)
お化粧濃いめで、目のとんがり度が印象的で、目力強っ!!
気合いが入ったビジュアル以上に、気迫を感じて、
割とドスをきかせて叫んでいる「柚香さん」は個人的に新鮮。
ビビる程ではないものの、「柚香さん」比、迫力がありました。
声が枯れないか、心配して、応援してしまう「柚香さん」。
芝居に迫力と気合いが入ってる感(演技+アルファ)は、
個人的に受けた印象です。
(舞台上では、皆、常に全力投球だと思う)
主役と敵対する役を演じられている姿(2番手役らしい)に、感動しました。
真っ黒な衣装でも、「華」を感じる辺りが「スターさん」で2番手に納得。
今回「柚香さん」の芝居に(「柚香さん」比、)ガッツポーズしました d(≧▽≦*) 。
フィナーレのダンスの方が、やはり、活き活きされているように見えます。
「花男」感とキラキラ華オーラ満開でカッコいい!!
「悪役」頑張ってる!!と思う辺りが、贔屓目「応援モード」かもしれません。
ただ、その芝居の「硬さ」が「役のキャラ」に合っていて、
柔軟な「カサノヴァ様」と正反対なのが、作品の中で、
対比になっていて、効果的で良かったです。
(必死に追いかけるけど、さらっとかわされて敵わない辺りが失礼ながらハマってる)
観た回の最後辺りは、アドリブを入れてる!!と気づき、
地味に頑張ってる感を感じました (*TーT)b
見劣りせずに、2番手役で光ってました(失礼ですが、褒めてます)。
各組、色々な「2番手スターさん」がいらっしゃいますが、
充てられる役も色々だな~(「試練」度が違う)と思いつつ、
「華」は半端なくある方だと改めて思いました。
今回の「柚香さん」の役は、個人的に今まで観たことがない系の役で、
魅力的に演じられていたのが、印象的でした。
これまでなら、「いい人」役を演じそう。
芝居のラストで「総督」からのお言葉がしっくりきて印象に残りました☆゚・*:.。.☆
(「いつの日かこの国を・・・」の台詞)
さいたまんぬ