花組『はいからさんが通る』東京宝塚劇場~東京公演初日!やっと少尉がやって来た~

☆.。.:*・゚☆(。TωT)/゚・:*【祝:柚香さん新生花組】*:・゚\(TωT。)☆゚・*:.。.☆

少尉殿は、何度、脇腹を刺されても、舞台に立たれる(*T-T)人(T-T*) そこ隙ありですね。

「舞台のどこかで共感し合えたら(嬉しいみたいな、柚香さんのご挨拶)」

ご挨拶の「脇腹」に共感した事はともかく、

「涙」より「笑顔」で舞台を見届けられた「花組初日\(*T▽T*)/♪

3月13日初日予定(宝塚大劇場)から、本日初日まで長かった・・・。

 

感想、ざっくりのつもりが、また長くなってしまった・・・。

 

宝塚大劇場公演は、手持ちチケットのラスト「1日」を観ることができた。

その時は、劇場「再開ムード」で周囲と共にかなり号泣。

中止期間があったにも関わらず、熱量高く「千秋楽前ムード」だった熱い舞台。

本日は、「初日」の高揚感に満ちた客席(゚∇゚*)(。。*)ワクワク

 

初めて、パンフレットを2冊買った公演(しかも「宝塚大劇場版」)。

(ライブ配信用に通販で1冊、観劇記念に勢いで買った1冊)

雨二モマケズ、麗しい「柚香さんミハイロフ公爵」にお会いすべく、劇場へ向かった。

 

「柚香さん少尉」が麗しすぎる「美と華」をまき散らす舞台ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

「普通の女の子」が「桁ハズレな王子様」から愛される、少女漫画のような設定。

「王子様」にトキメキ、胸キュンする「夢見る乙女な時間」に浸れる舞台。

⇒「新トップコンビの印象」。

(「華さん」は可愛いし、「少女漫画」原作ですが・・・)

 

「柚香さん」の圧倒的な華と美は、お披露目公演から、満開ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

類まれなる「華と美」には、握りこぶし(歌:失礼)も「愛」で昇華\(*T▽T*)/構わん

(「柚香さん」贔屓が、意外に強い自分に気づく)

 

「ヅカ」の王道、「王子様」な「柚香さん」絶賛堪能の『はいからさんが通る』

作品も分かりやすく、展開がドラマチックで、面白い作品。

音楽もテーマソング「大正浪漫恋歌♬」や、「冬星さん」が歌う「My Dear♬」好き。

プロローグの立ち位置や、2幕の「反政府運動」の場面転換・・劇画ちっく(好き)。

 

「ライブ配信」や「宝塚大劇場1日」、「日本青年館版(テレビ)」で、すっかり観たつもりになっていたけど、久しぶりの生「花組」。

「イケメン揃い」で胸キュンな舞台は、新鮮な「春風」が吹き、「新生花組」の門出を感じました。

 

大きな手拍子が、プロローグから見事に揃っている・・・すでにリピーター感の客席。

自転車から転んで登場した「紅緒さん」のリボンが・・・ない。

「リボンがどこかへ飛んでいってしまったようですよ」という「少尉」のアドリブに拍手する客席。

(「柚香さんがアドリブ(感涙)・・・」も加えて拍手したのは私だけ?(失礼))

「待ちわびてました感」をひしひしと感じる客席。

 

銀橋に「虹の架け橋?」がなかった。

(「月組」は、東京公演でもあるのかな?)

「銀橋場面」は少ないけれど、パレード銀橋は、大劇場公演っぽく、華やかさとありがたみ(遠方席)を改めて感じました。

 

【ざっくり感想】

①「華さん紅緒」大活躍

「紅緒さん」になった気持ちで、共に喜怒哀楽を感じる「華さん紅緒」の芝居は、胸を打たれる°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。(「歌」もいい感じ (・ω・)b)

「1本物作品」で、高いテンション「紅緒さん」を維持する、パワフルさもすごい。

一生懸命な「紅緒さん」に「イケメンズ(「少尉」「冬星さん」「蘭丸」「牛五郎」)が惹かれる気持ちも分かる (゚∇゚*)(。。*)ウンウン

舞台の押し出しも「紅緒」らしく、「華さん」パワーアップ、魅力的(*゚▽゚人゚▽゚*) ♪

「ハートフル」な「紅緒さん」、チャーミング!!

「舞台」を「動」で牽引してました。(⇔「静」な佇まいで圧倒感な「柚香王子様」)

コンビにハマってる作品!!

「弟キャラ」に見えた「柚香さん」が、「お兄さんの包容力」を見せていて素敵☆彡

 

②「瀬戸さん冬星」

「紅緒」を巡って、真っ向から「ライバル」にはなっていない「瀬戸さん冬星」。

「日本青年館版」の「鳳月さん冬星」に比べて、「笑いキャラ度」がやや高め設定。

⇒「柚香さんトップ」、「瀬戸さん2番手」の関係性に合わせてる感。

⇒「柚香さんトップスター」度が高く見える感・・・(個人的印象)。

でも、この方の存在で、舞台が引き締まる緊張感を与える存在感。

魅力的な「My Dear♬」を「少尉」ではなく「冬星さん」が歌う・・・

(歌詞の「あなた」は「俺」の方が合ってそう、いきなり青空が『オーシャンズ11』)

「柚香さん少尉」でなければ、「冬星さん」の方が実はいい人?とふと思ってしまう。

・・・罪な「少尉」、いい人「冬星さん」。

 

③芝居がめちゃ良くなった「永久輝さん高屋敷要」

(上から目線で失礼します)

何があった w(°0°)w オォー、と最初に思った、良い意味で、最もびっくりで意外な収穫。

特に、出番や役自体は、大きくはないけれど、味のある芝居が魅力的°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

「端正な美貌」と「ダンス」に、新たな武器装備!?(「最強やん」は贔屓目)

特に意味なく、銀橋を歩いていたり、

2幕冒頭でも、歌は「音さん」お任せでペアで踊っていたり、

「永久輝さん宣伝」がさりげなく散りばめられていて、印象に残る。

「雪のPRINCE」は、違和感なく「花のPRINCE」に溶け込んでいる(以前にも書いた)。。

「芝居」が魅力的だったので、一気に「推しメン度」⤴⤴⤴

この和装、好きです(星組『龍の宮物語』)。

 

④「朝月さん吉次」

粋な芸者の台詞回しが「江戸」(大正時代ですが)っぽくて、ちょいカッコイイ。

艶やかで色気も品があり、細やかな芝居に滲み出る「大人な魅力」・・・上手い。

「組長さん」のご挨拶で「新たに花組生として迎えた・・ら、この度、雪組へトップ娘役として異動が決まりました・・・」に笑いつつ、

(*'∇')/゚・:*【おめでとうございます】*:・゚\('∇'*)

「彩風さん」を温かく包み込んでくれそうな包容力・・・と思った「いい女っぷり」が魅力的な「吉次さん」。

・・・ええ嫁っ子、もらって良がった。

けど、フィナーレの「花娘様」4人が並ぶ場面、一人欠けてしまう・・・ちょい寂しい。

補強するんじゃろうか??

 

⑤「水美さん鬼島軍曹」

シャープでクールで、刀振りかざしてる銀橋場面、カッコいい!

やっぱりダンサー(*゚▽゚人゚▽゚*) ♪

無口な役の設定のせいか、控えめなので、衣装や髪の色(黒)も加わり、ちょっと地味に見えて損な役回り。(⇔「高屋敷要さん」)

律儀だし、「いい人」。

最近「悪役を貫くスターさん」が出てこない作品が多い。

と、極めつけに思った「優波さん印念中佐」(イケメン一貫の「花組」)

 

⑥「音さん北小路環」

このお方の感想は、同じになってしまう。

「美歌唱」は、勿体ないので、もっと活躍していただきたい、耳心地良いお声にも惚れ惚れ。

「非の打ちどころのない才女」というよりは、親しみやすい「友人」で、女性の自立を語る姿が活き活きしていて、印象に残りました。

「音さん環」になっていて、もはや「ベテラン」入り。

「殿方は自分で選ぶわ!!」・・・バウヒロインでは役不足かも!?

 

⑦「聖乃さん蘭丸」

「紅緒さ~ん」の声が頭から離れない・・・ので目立つ。

「蘭丸」は、熱く「紅緒さん愛」で、周りを説教している割に、「紅緒さん」への迷惑かけ度ナンバーワンと思う。

「歌舞伎」姿が、美しかった。

 

⑧「飛龍さん牛五郎」

「紅緒さん」並にテンション高く、パワフルで、熱く、温かい人柄に、惚れた。

この方も上手いし、目立つ役、『マスカレード・ホテル』を彷彿させる3枚目なキャラ。器用すぎると。。。

 

⑨「英真さん伊集院伯爵」「美穂さん伯爵夫人」

超強力な助っ人「専科ご夫婦」・・・デュエットもさすが!!とても好きなご夫婦。

天から降ってくるような「御前」とお声をかける「美穂さん」のお声にうっとり。

「ハートマーク」を一人で作って、寂しく感じた(私)。

 

⑩気になった方々

厳選。

「一之瀬航季さん」・・・「花男様」の中では、大らかな雰囲気「珠様」っぽい。(注目)次作(バウホール組?)に期待大。

「羽立さん」・・・「冬星さんパパ」役が、大劇場公演時より老けて、より「冬星さん」語りの父親像に深みをもたせているように感じた。「春妃さんママ」もより若い美人ママに。

 

1幕ラスト、「柚香さん少尉」が斜め上を睨みつけて、終わる場面に、

トップの貫禄が垣間見え、パレードのお一人羽しょったキラキラお衣装、最強。

 

フィナーレで、銀橋に並ぶ「新生花組主要男役スターさん」は、偶数4名。

(⇒「センター」がきっちり決まってバランスがいい「奇数」希望)

 

「パレード」で幕内に並ぶ顔ぶれの端の学年に、若さを感じる・・・「若い花組」。

「カーテンコール」にスタンディングで、緞帳の袖からご登場するまで止まない拍手。

「柚香さん」率いる「新生花組」がやっと東京へやってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

あとは、一緒にやって来た「台風」だけ過ぎ去るのを待つのみです。

 

さいたまんぬ