雪組『fff』退団者と配役発表~「彩凪さん」も一緒にご卒業・・・~
まとまりのないぼやき。
雪組退団者発表(敬称略)
望海 風斗 -すでに発表済-
彩凪 翔(92期)
笙乃 茅桜(92期)
煌羽 レオ(94期)
真地 佑果(96期)
真彩 希帆 -すでに発表済-
ゆめ 真音(100期)
朝澄 希(101期)
2021年4月11日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
(公式ホームページより引用)
「ダダダダーン」の旋律が走る・・・再び衝撃の火曜日夜NEW
ベートーヴェン交響曲第5番『運命』第1楽章
「抗うことの出来ない運命の到来」
いつかご卒業される事は覚悟しておかなければならない、ヅカファンの切ない「運命」
ホームページの発表を見て、
ロシア革命(宙組『アナスタシア』)がぶっ飛び、
一旦寝ました(現実逃避)。
退団者の人数が多くないですか。
これ以上、公演延期も厳しそう・・・延期された公演だから、予定通りなのかな。。
(公演中止にはさせない気迫すら感じる)
振り返れば、退団前のハナムケに見える、目立つ出番の多かった方々。
「彩凪さんディナーショー」がライブ配信となり、視聴出来て良かった~♬と前向きには・・・なれない。
退団される方々は、ジェンヌ人生節目のような学年。
「明日海さんご卒業」公演のような、偏り(上級生娘役スターさん)は感じない。
「望様時代のスター!!」という感じもあまりない・・・。
(退団者が多い割に、雪娘様は増えた感)
「望様雪組」は「トップコンビの歌唱」のインパクトが大きかった。
「芝居」も良かったのに、先によぎるのは「歌」(音楽)や「ショー」。
「ショー」が華やかに見えるスターさんが揃いつつ、役者も多い印象「望様雪組」。
「彩風さん」「彩凪さん」「朝美さん」.etc は、「芝居」でのご活躍に印象が残っている辺りが、「歌ウマトップコンビ色の望様雪組」。
「彩風さん」「彩凪さん」は、「望様」芝居作品内での役柄によって、お二人の個性(魅力)が違ってきて、それぞれに輝きを増された感。
「真地さん」は、学年的に組の貴重な戦力として、これからのご活躍が楽しみだった。
(やはり「芝居」の印象)
「真那さん」(92期)お一人で、同期お二人をお見送りされるの(涙)??
それを言うなら「沙月さん」(89期)も。
どの組も「四捨五入100期生」中心へとシフト・・・先陣を切るのは、やはり「花組」。
個人的には、やはり「彩凪さん」大ショック(fff)。
来年のカレンダーで勝手に安心して、希望を抱いておりました。
ただ、「彩凪さん」は「雪組キラキラスター」の印象。
(「専科」とか、「特番手」はあまりしっくりこない)
コンサートで「望様」とは違う魅力で華やかに輝いて、ご卒業されることに納得感。(未練とは別)。
「煌羽さん」も同じく「雪組スター」の印象。
各組足並みを揃えなくてもいいのに、と思う位、一挙に「スターさんの世代交代」。
「彩凪さん」は、バウ公演『春蕾』を観に行った位、思い入れが強いお方。
(「紅さん」と同じ)
相手役さんが「大湖せしるさん」(上級生)で、ホッとした記憶が蘇る。
(ときめく「若きさいたまんぬの悩み」時期)
再び「ゲーテ」役でのご卒業は「感慨深い」を通り越して切ない。
しかも歳を重ねて深みのありそうな『fff』での「ゲーテ」。
『SAPA』の公演解説がさっぱり分からなかった、上田久美子先生。
今回の「公演解説」は、『SAPA』比、分かりやすい。
一部引用
「ナポレオン、ゲーテ、そしてベートーヴェンが歩む覇道が交差する。誰もが知る伝説の男たちについての、新しい物語」
「ゲーテ」のお名前が登場する辺り、大きな役と期待。
「望様ベートーヴェン」から見た「ゲーテ」が、どのような存在になるのか期待。
史実(にわか学習)では、直接会って、盛んに交流していない御三方。
(「交差」一瞬?)
1本物作品でも良さそうな、壮大なスケール感のある登場人物・場所・時間軸 。
主役は勿論「望様ベートーヴェン」なのに、「ナポレオン組」も多い。
ベートーヴェンが出会う人物も、ベートーヴェンの時間軸も長い。
聴力を失い絶望するベートーヴェン(20代後半)の前に姿を現した「謎の女」。
「謎の女」を人生の旅の友とするベートーヴェン。
長い人生物語が、「謎の女」によって「新しい物語」になりそう、想像つかない。
ビンボーではなさそうだけど、偏屈そうなベートーヴェン。
主人公にクセが強すぎて、ヒロインと素直に結ばれないところも魅力なトップコンビ。
退団公演は、トップコンビを堪能する作品なので、「彩風さん新生雪組体制」は謎に満ちたままでも、五感をフル活用して見届けたい公演。
ただ、御三方以外で、お一人気になる人物。
孤独なベートーヴェンにも親友がいた!!
⇒「ゲルハルト・ヴェーゲラー:朝美さん」(妻がエレオノーレ「朝月さん」)
「ストーリーテラー」にもなれそう(目立ちそう)。
クラシック音楽史とナポレオン体制の政治まで学べる見どころ満載そうな公演。
「望様アングル(謎の女は傍にいそう)」
「彩凪さんアングル」
「彩風さんアングル」
比率は、チケットが取れたら考えること・・・。
第1楽章「運命がドアを叩く音」が聴こえてしまったならば、第4楽章「困難を乗り越えた先の喜び」まで聴きたい(公演観たい)。
一行「雪組 退団者のお知らせ」の激震で、満身創痍の身に、今年はもう追い打ちはかけないで欲しい、と願うばかりです。
楽しみだけど、切なさ一杯の「新春公演」。
さいたまんぬ