若手専科と別格スターの差が曖昧になってきたと思う今日この頃
「若手専科」とは、具体的には「凪七さん」です。
「華形さん」は、微妙ですが、「純専科!?」との2択なら「若手専科」の印象です。
ただ、専科期間が長い(4年弱)ことと「芝居」への出演が多いので、「芝居」に特化している点では、「専科」に違和感が少ないです。
更に、専科になってから観た公演は、前回の星組『ANOTHER WORLD』(貧ちゃん役)が初めて。
「大劇場公演しか観てま専科」のさいたまんぬ。
月組公演『グランドホテル』を見逃したので、「華形さん」との縁が薄く、語れるほど知らないです。
ただ、「貧ちゃん」を観た時、星組公演『ベルリン、わが愛』の「凪七さん」を思い出しました。
組所属の3番手格のスターさんと、どう違うの?
一人観劇で「人気」等、裏事情は想像域なので、考慮していない事をご了承ください。
「華形さん」、さすがに「芝居」達者でした。
でも、「星組スター」と言われても、違和感のない「華やかさ」がありました。
星組の3番手は、現時点では「七海さん」。
役柄の重要度も、同じ位に見えました。
「七海さん」推しの贔屓目で見ても、特に配役的に「専科」を感じさせることがなかったです。
そして、「凪七さん」
比較的、宙組・月組でスターとして活躍されている作品を観ていました。
なので、何が特化した「専科」なのか、何で「専科」なのか、謎なお方です。
(個人的感想です)
これまた、星組公演『ベルリン、わが愛』に出演されたとき、「星組スター」でも、違和感がなかったです。
立ち姿がすっと美しい辺りで、「七海さん」と少しだけ似ているので、「凪七さん」の方が悪役度で印象に残ったものの、「専科」を感じさせるほどではなかったです。
ここで、さいたまんぬの「専科」イメージは、今の雪組公演『凱旋門』の「美穂圭子さん」のような、芝居を引き締める重要な役柄だけど、明らかに「脇役」のお方。
「凪七さん」は、組所属スターでも活躍できそうなのに、何で「専科」?
と思ってしまいます。
花組の「瀬戸さん」は「別格スター」路線で活躍されています。
芝居を引き締める重要な役柄だけど、明らかに「スター」なお方。
最近、各組に、2番手より上級生の「スター」さんが存在し、その去就に心がざわめくと、しつこくぼやいております。
その方々と、「凪七さん」で、「芝居」や「ショー」における役柄やポジションに明らかな差を感じません。
同じ印象を受けていた「沙央くらまさん」は、退団されてしまいました。
「凪七さん」は、時期がずれていたら、「別格スター」になっていたのではないかな?
と思ったりします。
「別格スター」は、明確な定義もなく、そう呼んでいるだけです。
番手と学年が逆転している場合を、「別格スター」と呼ぶとは限らない場合もあるので。
ただ、ここ最近、急に増えた気がします。(FOCUS ONシリーズ!?)
やはり、以前書いた「若手専科」廃止の方向へ進んでいるのかな?
「凪七さん」と「七海さん」を比較に出したのは、
・ 同期
・「凪七さん」⇒『蘭陵王』主演(東京・大阪公演あり)
・「七海さん」⇒「ディナーショー」開催
七海さんは、しつこいですが、現時点で星組3番手。
学年的には、2番手の方々(月組除く)より上級生のお二人。
世代交代推進化を進める劇団で、お二人に「もしも」があった場合、
「はなむけ」となります。
その場合、『蘭陵王』の方が規模が大きいので、
さすが『専科』!!
と思います。。
ただ、「凪七さん」は専科期間が短く、「七海さん」と同じように、組所属「スター」として活躍されていた印象が強いです。
『若手専科』は、少し前までは、トップスターに就任することもありました。
それが、ここ最近は、あまり「別格スターさん」との差を感じません。
それだけに、
「凪七さん」は『専科』へ異動した方が活躍の場が拡がる
という事もないまま、今に至ります。
『蘭陵王』主演が決まったことは、良かったです。
「沙央くらまさん」の退団公演は、雪組公演でした。
「はなむけ」イベントはなかったです(多分)。
「ディナーショー」は開催されたものの、同じ年(2017年)でも、退団よりかなり前の時期でした。
というわけで、「若手専科」も残るは「凪七さん」のみ(華形さんは「?」)。
『蘭陵王』公演により、「若手専科」の位置づけが、やはりよく分からないと思った今日この頃です。
スターさんの位置づけは、色々なパターンがあり、「あっと驚く人事」も多いので、言い訳しますが、ぼやきです。
さいたまんぬ