花組『A Fairy Tale』宝塚大劇場~新人公演(当日並び!)ざっくり感想~

☆.。.:*・゚☆(。TωT)/゚・:*【当日席ゲット】*:・゚\(TωT。)☆゚・*:.。.☆

「当日席が取れた感動」:「観れて良かった感動」=2:8

本公演の時から、悩んでいたものの、起きた時点で、即、劇場へ向かいました。

「新人公演の当日並び」は初めてでしたが、不安なく、すでに列ができておりました。

(「本公演の列」と「新人公演の列」)

 

「当日並び備品」で、1つ欠けていました。

それは・・・「虫よけスプレー」!!(゚ロ゚屮)屮

「季節限定備品」で、「蚊」は失念・・・学びました。

(私は、集団の中でも「蚊」を寄せ付ける。)

 

並ぶ前からすでに疲れており、悩んでいた私を後押ししてくれた、花組生の方々。

感想で、「音くり寿さん」の「謎の貴婦人」が観たいとぼやいてました。

(本役「乙羽映見さん」は素晴らしい (*TーT)b !! )

 

ただ、大劇場公演の芝居の終盤、

「明日海さんエリュ様」の後ろに立つ「白い薔薇の精:聖乃さん」が、「明日海さん」を見つめる瞳の奥に宿るモノが強くて、とても印象に残りました。

(席位置による)

「美しさ」に、プラスアルファされたモノを感じた「聖乃さん」。

座席位置で、たまたま観れた構図でしたが、「聖乃さん」に気迫を感じました。

勿論、皆様、気迫を感じます。

ただ、「聖乃さん」の「青い薔薇の精」が観たくなり、迷いは消えました。

・・・後から来る疲労が半端なく、しかも長引くんですわ。

 

「当日席ゲット\(*T▽T*)/ ♪ 」

(残存体力の配分を考慮せず、謙遜なく頑張った (*`д´)b)

 

個人の感想なので、ご容赦ください。

 

主なキャストと印象に残った方々。 

①「聖乃さんエリュ」

 「シャーロット」への愛と未練で嘆く姿に、熱い情熱を感じた「エリュ」。

 「明日海さんエリュ様」は、「青い薔薇の精」になってから50年?位の時間に、プライドが高くなり、「孤高の精」で気高く、感情も冷たさを感じる、上から目線な「帝王感」を感じます(そこが絶品!)。

 「聖乃さんエリュ」は、「青い薔薇の精」になってからも、少し「人間」に優しくて、「シャーロット」への一途な想いを強く感じました。

 「聖乃さん」は、勝手に、感情が表に出にくい印象(多分「花沢類くん」)だったので、情熱的な「エリュ」が意外でした。

 失礼ながら、歌がすごく上手い印象はないのですが、愛と涙の絶唱と芝居に、泣かされました(TmT)ウゥゥ・・・(感動!)。

涙を誘い、共感度が高く、「聖乃さん」の「明日海さんラスト」に対する気迫をやっぱり感じました。

 終演後のご挨拶も、慣れている感じでも、「明日海さん」の最後の役を演じることができ、感極まって、涙ぐまれている様子に、鼻をかみました(涙)。

 

②「帆純さんハーヴィー」

   丁寧な心理描写で、話に説得力を持たせておられた「帆純さん」。

 話の流れに添って、心境の変化が分かりやすく、素直な好青年。

 この人なら、「精霊」に「見える人」に選ばれそうな「いい人」。

 細かく丁寧な芝居が上手くて、気になりました。

 失礼ながら、本公演「マシュー」役より、好みで、良かったです (゚∇゚*)(。。*) 。

 「ハーヴィー」の忘れかけていたものを思い出す、心境の変化が分かりやすく、印象的だったので、作品が「ハーヴィー」の心の成長を軸にした物語に見えました。

 

 「Mr.ディケンズ」の元へ、「ハーヴィー」と「マシュー」が訪れる際のお二人の芝居の呼吸が良かったです。

 (壁際に立って、無言で立ち去る男の人が気になる・・・)

 

③「都姫ここさん(104期)シャーロット」 

  本公演の「シャーロットの幻(9歳)」がそのまま飛び出してきたような、冒頭の少女時代は、等身大で、無邪気さ全開で、可愛らしかったです。

 「少女」がぴったりなだけに、大人になるにつれ、若さが滲み出てみえたものの、「シャーロット」は、「大人になっても変わらずに妖精の存在を信じ続けた純粋な心の持ち主」という点は合ってました。

 

④「音さん謎の貴婦人」

 本公演でも活躍されているだけに、堂々としておられました。

   少し、茶目っ気がある「貴婦人」で、終盤に「魔法をかける」姿に茶目っ気があり、

   おとぎ話が、より「夢の世界」っぽく見えました。

   歌は、期待どおり、絶品な方ですが、気のせいか「老婦人シャーロット」(少し低音で落ち着いている)に合わせている辺りに、もはや上級生感を感じました(複雑)。

 

   頼もしいけれど、もう一度ヒロインが観たいです。

   本公演の妖精は、「歌う精」ではなく「舞う精」の配役に、驚いたけれど、ふわふわと軽やかに動く姿は、「舞う」精霊で上手く、印象に残るお方(贔屓)。

(「歌う精」と「舞う精」の違いが、あまり分かっていません。)

 蛇足ですが、本公演で「自然界の女神デーヴァ様」のお声が男性っぽい(乙羽さん)のに対して、「音さんデーヴァ様」は女性の声でした。

 

⑤「希波らいとさん(103期)マシュー」

  「マシュー」は、「ハーヴィーさん」にやたらと、くっついていて、一体何者!?

 感想を書く時点で、「登場人物紹介」を見て知った、「ハーヴィーさんの助手」。

 「ハーヴィーさん」にくっついて登場するので目立ち、素直な好青年程度のイメージの「マシュー」(失礼)。

 なので「帆純さんマシュー」も、目立つ割に、個性的な役ではないので、スルー。

 抜群のスタイルで、ちょっと小悪魔ちっくな雰囲気の「希波さん」が、爽やかに演じていて、本公演の「ブライアン」役が、少し小悪魔っぽい笑み(野心?)が似合っていただけに、芝居の差を感じ、驚きました

 台詞の滑舌が明瞭で、「爽やかな好青年」ではありますが、「今時の新人後輩」っぽさ?があり、違和感がなく自然な芝居で、堂々とされていて、目を引くスター性。

 ただ、「ヴィッカーズ商会の社長」が登場すると、本役「ブライアン」が社長寄りに見えたように、「希波さんマシュー」は「ブライアン」に見えました(惜しい)。

(遠くから見ると、抜群のスタイルが、本公演で「綺城さん」と対に見えた。。)

 「小悪魔ちっく」で「抜群のスタイルとスター性」が、正統派ではない気もするけど、今後のご活躍がとても気になる方です。

 

⑥「侑輝大弥さん(102期)ニック」

 お顔立ちで、本公演の「研究員」「Royal Gentleman」と「ロケット(真ん中)」等目を引く(良い意味)ので、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! な「大役」o(*▼▼*)o ワクワク・・

 少し緊張されていたのか、特に「歌」でドキドキしたお方。

 本公演「ロケット」は、とてもカッコ良かった(同一人物なら)ので、線が細い(お顔立ち?)のも気になりますが、まだ下級生なので、気になる「ニック役」。

 蛇足ですが、「ハーヴィー」は、孤児院で「ニックおじさん」に引き取られたのに、「叔父さん」と書かれてあり、血縁があるのか、疑問。

 

⑦「一之瀬航季さんヴィッカーズ商会の社長(オズワルド)」 

   若手花男様の中で、存在感に貫禄を感じたお方。本公演でご活躍されていることに説得力のある存在感。「ソロ」がある役なので、やっぱり目立っておりました。

 

⑧気になった方々

・「星空美咲さん(105期)」

 「シャーロットの幻(11歳)」。

 「愛希さん似」で長身に見えるスタイルの良さが、「本公演のメイド役」で気になったので、新公の役で改めて、美しいと見惚れたお方。

   ヒロイン候補になりそうなお方。

 

・「珀斗星来さん(105期)」

 「Mr.ディケンズ」は、衣装も他の方々と違う探偵と、目立つ役に、お顔立ちが割と目立つので、本公演「研究員」でも認識できるお方。芝居が良かったです。

 

・「美里玲菜さん(104期)」

 「愛人」と「Royal Lady」。

 『花より男子』でも、「美しさ」で目を引いたお方。やはり美しい。

 

そして、本公演で気づかなかった、超注目した方は、

・「天城れいんさん(104期)」

 「白い薔薇の精」役なので、配役表から気になっていたけど、「白い薔薇の精」がとてもお似合いでした (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪ 。

   芝居は未知数で、若々しいものの「真っ白で純真そうな薔薇の精」として輝いてました!

   本公演では、気づかなかったので、驚きました。

 

「聖乃さん」の「情熱的なエリュ」に驚き、胸を打たれて、涙した、感動の新人公演でしたが、他のキャストの方々も、本公演同様若返り、華やかでした。

☆゚・*:.。.☆疲れも、一瞬で吹き飛んだ熱い夜でした☆゚・*:.。.☆

(今頃、きてます・・・)

 

さいたまんぬ

 


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