『エリザベート2019年版』帝劇⑥大千秋楽:感動の「1400回目の公演」と小池先生の「平方さん」コメントに同意!

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☆.。.:*・゚☆ついに大千秋楽☆.。.:*・゚☆

本日、東宝『エリザベート』1400回目の公演らしいです。

小池先生がご挨拶でご登場して、クリアファイルでもプレゼントしたらいいのに、

と思ったそうですが、激しく同意。

 

終演後に気づいたポスター、「帝国劇場」公演と言えば・・・

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(人の影が写ってます・・・)

演劇界巨匠の損失を痛感。

 

大千秋楽なので、記念に写真を撮って劇場を出るのが少し遅かったら、

すでに舞台セットが搬出中。

目の前を、「フランツの執務机」「シシィのベッド」.etc が通り過ぎて行く~早っ!

 

脱線しましたが、

大千秋楽のキャストは、「次世代を担うエリザベート」キャストが多い印象。

「役」より、各「キャスト」が、「個人」で気になる方々。

今日も、場面毎の拍手が長かったです。

(個人的感想です)

 

2019年版は、「夜のボート」の場面が、歌詞が胸に沁み、涙した公演でした。

キャストが発表された時、「若い」と思ったのに、まさか一番年老いた夫婦の場面に心打たれるとは思わなかったです。

私も老いたから・・・(多少ある?)役者の芝居が良かったです (TmT)ウゥゥ・・・

・・・報われたフランツ!?

もはや「後出し」の前座。

 

本日は大千秋楽なので、終演後のご挨拶で個人的に印象に残ったことの備忘録と雑記。

 

司会進行は、やはり「ルキーニ」の「成河さん」!!

「古川さん」「愛希さん」のご挨拶が遠慮がちな辺りに感じる「次世代の担い手」感。

 古川さんは、24歳でルドルフを演じた時、「トート役を演ってみたいな」と、ちょっと思ったのが、32歳で演じることになり、もしタイムスリップできるなら、24歳の自分に、「そんな甘い役じゃない!!」と、2時間位、説教したいらしいです。

(「2時間?」と突っ込まれて「2時間」とうなずいていた・・・なんで2時間??)

 ついでに、24歳の自分に、「32歳でトート演じるぞ」と教えたいらしいです。

 

というわけで、舞台に立ってからも必死に悩んで、「2019年の古川トート」をお見せしよう、と思ったとの事。

⇒ ここで、引っかかる。

 

  続く「愛希さん」のご挨拶は、流暢で優等生的・・で「ここで大発表があります!」

  はい、みなさん、もうご存知ですね(by ルキーニの台詞)

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(東宝「エリザベート上演」20周年記念・・・この写真撮るのに「待ち時間」がある)

☆.。.:*・゚☆来年(2020年)、4大都市ツアー公演決定☆.。.:*・゚☆

発表されれば、そうだよね~、と納得してしまう。

ここで、演出の小池修一郎先生がご登場°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

来年、東宝20周年となる『エリザベート』、本日の公演が1400回目となる感慨深さ。

この作品が「産湯」となり、成長を遂げていくミュージカル俳優を見守る、番頭(風呂屋の番台!?)のような気持ち。

本場オーストリアよりも上演回数が多くなった日本.etc

 

淡々と語っておられましたが、

一番熱かった言葉に、驚き、感動し、そして激しく同意しました。

いきなり、この、大千秋楽の場で、ピンでのご指名に驚いた w(*゚o゚*)w オォォ!!

「この3ヶ月間で、役者として素晴らしい成長を遂げた、平方元基くんフランツ!!」

舞台で、3ヶ月の間に変化を大きく感じたと、絶賛されておられました (*TーT)b !!

 

「前座」で書いて、昨日も一行だけ書いた「平方さんフランツ良かった」の一文。

  昨日のキャストは、「総合的好み」と書いた理由のお一人。

  もはや「後出し」ですが、6月に観たときは、正直、芝居も歌もインパクトが弱め。

  8月に観て、変貌ぶりの熱演に驚きました。

 

「剣幸さんゾフィ」は、さすが感で素晴らしいと思い、

「木村達成さんルドルフ」は、平均的(失礼)位の印象だったので、「ルドルフ感想」を後回しにしたら、「京本大我さんルドルフ」が終わってしまい・・・記憶曖昧。

  1ヶ月でも、大きく変わるので、惜しいけれど、「京本さんルドルフ」千秋楽時点では、全体的(特に芝居)に最も好みでした。

ビジュアルは「三浦さんルドルフ」!!

  なので、一足先に「千秋楽(卒業)」を迎えたと理解。

(単にスケジュールの関係上だと思う)

  2020年日生劇場で小池先生演出の主演を控えている「京本大我さん」

 

 「木村さんルドルフ」も、8月に観て良かった方!!

 「正統派」で、話に馴染む「ルドルフ」でもあり、大きく印象が変わりました。

(上方更新)

 

脱線し過ぎましたが、

8月に観て、印象が最も大きく良い意味で変わったのが「平方さんフランツ」。

 「平方さんフランツ」の「シシィ愛」は、号泣しながら絞り出すように愛を伝える「夜のボート」のインパクトが大きい!

 

  元々「フランツ像」が、本人も自分の立場を窮屈に感じている若者に見えたので、「我慢」の積み重ねで、たった一つの我が儘が「シシィ」に見えただけに、一貫して切々と愛を伝え続ける「平方さんフランツ」は、良かったです。

 

 ただ、お役目一番のお堅い「皇帝フランツ」だからこそ、理解しあえず「すれ違い」続けるとも思う。

「田代さんフランツ」はその辺りが絶品で、説得力がある「フランツ像」。

 

 要は、

 「役者として3ヶ月で変化が大きくて素晴らしい平方さん」と

 「フランツ像の個人的固定観念」で悩んだ結果が、昨日の「総合的に好み」の一行。

    だったので、「小池先生の絶賛」に

 ①「報われた平方さんフランツ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」

 ②「後出しになってしまう」

 ③「田代さんフランツも絶品なのに、最初から素晴らしかったから仕方ない!?」

  (その場にいらっしゃらないし・・・)

 ④「役者として素晴らしい」は、今後どのような役が回ってくるか、期待大。

  (ピンでいきなり、絶賛は「おいしい」し、確かに良かった!!)

 

  がよぎりました。

 

 来年4月に上演するなら、キャストは「お楽しみに」と仰っていたけれど、

 「カーテンコール」の挨拶が、割とあっさりしていたことや、間が短いので、続投する方が多いような、大抜擢はないような、3ヶ月もの長期間で、修行のようだった公演。

 (・・・「明日海さん」がよぎる)

(『エリザベート』展での小池先生のコメント

 ⇒ 今の「明日海さん」でもう一度観てみたい(曖昧) )

 

  大千秋楽の舞台は、3ヶ月の「集大成」で素晴らしかった!!

  ただ、本日は、

「大発表」と「小池先生のご挨拶」に思ったことを、とりとめなく綴るに終始します。

 

  個人のブログだから、大千秋楽で書き残したい、毎公演、気になり続けたお二人!!

 ・「原慎一郎さんマックス(シシィのパパ)」

 ・「植原卓也さんエルマー(革命家)」

 今後の舞台が気になります。

 

 さいたまんぬ  


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