『エリザベート2019年版』帝劇②:報われないフランツに涙する ~ 田代さんフランツ~
本日は、
ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【「香寿さんゾフィー」&「京本さんルドルフ」千秋楽】*:・゚ヾ(゚▽゚*)ノ
・・・劇場で知りました Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
「好み」を加えて、取れたチケットは、キャストが偏り過ぎた・・・。
「花總さん」で、「井上さん」VS「田代さん」の歌対決を希望 o(*▼▼*)o ワクワク・・
できれば「成河さん」VS「山崎さん」ルキーニ対決も希望。
その皺寄せにより、
楽しみな「香寿さんゾフィー」は、最初で最後。
トリプルキャストの「ルドルフ」と「ゾフィー」を観てから、
感想を書こう!
なんて悠長なことを思っていたら、もう折り返し時点 Σ( ̄ロ ̄lll)
『エリザベート』は、約1ヶ月ぶり。
本日2回目の「古川さんトート」は、変化しておられました。
「トート」は歳を取られないので、お美しい姿のまま成長されていた・・・歌唱!!
というわけで?、
「トート閣下」との対決を観て、改めて思った、
素晴らしい「田代さんフランツ」の「報われないフランツ」について。
(「平方さんフランツ」は、1ヶ月前に観たきりなので、横置き。)
個人の感想なのでご容赦ください。
「田代さん」は、気品が漂う雰囲気で、やはり高貴な役がお似合い (*゚▽゚人゚▽゚*)!!
『マリー・アントワネット』のフェルセン伯爵は、忘れられません。
今回の「フランツ」役は、歌唱は当然ながら、芝居がとても素晴らしい(*TーT)b !!
「シシィ」への一途な愛がひしひしと伝わる、
愛と苦悩に満ちた「田代さんフランツ」・・・とてもいい(*TーT)b !!
「シシィ」とのすれ違いに涙 (TmT)ウゥゥ・・・
超真面目で堅物の仕事人間、親孝行者、
それでも、規律よりもママよりも苦悩の末に「シシィ」を選んだのに、
「シシィ」はもはや心を開いてくれない(涙)。
この両親を持つ、「ルドルフ」の方が切なさ度は高いかも (-_-)・・・
激しい内の感情を、表面上は、静かに且つ全身で表す「田代さんフランツ」は、
強みの歌唱も加わり、素晴らしいに尽きる (*TーT)b !!
ただ、やっぱり思う・・・「報われないフランツ」。
低音域をウロウロして、派手な持ち歌が少ない「フランツ」。
比較的華やかな歌は、「鏡の間」の場面での「愛の決意表明の歌?」位!?
でもあの場面は、直後に登場する「シシィ」の気高い白いドレス姿に圧倒されるため、
余韻に浸る間もなく、1幕終了。
2幕は、「髭もじゃ」で険しいしかめ面。
ビジュアル抜きで、
歌も芝居も素晴らしいのに、
「トート」「シシィ」「ルキーニ」の方が、登場の仕方や歌が派手で目立つ。
(「ルドルフ」も)
今回、個人的最大の見所と期待していた、
「井上さんトート閣下」と「田代さんフランツ」の「最終答弁」場面。
「ヅカ版」の演出とは少し違い、
「フランツ」は、歌より叫ぶ台詞が多めで、やはり低音域をウロウロする歌。
「トート閣下」の派手な叫びと歌に、抑え込まれる感じ。
(個人的感想です)
音楽の事はよく分からなくても、
難曲で、低音域の楽曲揃いと思いますが、自然で見事な歌唱 d(≧▽≦*) !!
「耐え忍ぶフランツ」役は、どんなに素晴らしくても、
「舞台を支えている」感がする・・・もはや「役柄」のせいとしか思えない(涙)。
素晴らしい「田代さんフランツ」への感動と、報われないフランツに涙しました。
期待通り良かった「香寿さんゾフィー」と「京本さんルドルフ」は、別の機会に。。
久しぶり観ても変わらず、心ときめく方々。
「原慎一郎さんマックス公爵(シシィの父)」
「植原卓也さんエルマー」
「真瀬はるかさんヴィンディッシュ」
再び『エリザベート』は暫し、お別れです。
さいたまんぬ