宙組『オーシャンズ11』東京公演~ 全体感想 ~
ついに本日、MY千秋楽 (。TωT)ノ☆・゚:*:
「生きてる内に金使うよ~♬
どんなに貯めても天国には~♬
持っては~行けない~、使う~なら、今でしょ (*`д´)b !」
(楽曲「生きてる内に」より一部抜粋)
『壬生義士伝』の吉村さんには、足向けて寝られね。
この歌詞に、後押しされております。
ヴェガスはおそろしく魅惑的な街でござんす。
・・・千秋楽は「ジャックポット」が当たる確率並に厳しそうでござんす。
そして昨日も、絶対取れないと思った日。
気になる気になる「受刑者番号718」の日。
MY前千秋楽は、
ついにお会いできた「ひと昔前のミュージシャン風のジョンソン先生」(≧∇≦)b
私が観た公演は「おじいちゃんカツラ」(キューピーちゃんもいた)だったので、
「宝塚グラフ」のトークを読んで以降、
お会いしたかった(「真風さん」お気に入りらしい)・・・感無量\(*T▽T*)/
態度も存在感も、でっかくおなりあそばされた「ベネディクト様」(*TーT)b も、
吹き出されておいでで、台詞を仰るの、かなり苦しそうでござんしたねぇ。
「ソール」の演技指導も、「個別指導」が入り始め、
千秋楽へのカウントダウンを感じて、しんみりきておりましたが、
帰宅後、再現してみせても、白けた空気で笑ってもらえず、虚しいですねぇ。
もう、思い残すこたぁ、ございやせん。
嘘です。
7名もご卒業されてしまう「宙組」。
「澄輝さん」「蒼羽さん」
・・・年数を重ねないと醸し出せない味がある貴重な「男役スターさん」。
語る程のものは持ち合わせておりませんが、「宙組」らしい?スターさん。
「澄輝さん」のロイヤル感、ノーブルな紳士の役が多かった印象・イメージ?
「澄輝さんフランク」、ロン毛で、ヴェガスで、したたかに生きてきた男との
初対面は「意外」でしたが、スタイリッシュ!!
一見クールだけど、ダニーとテスの仲を心配そうに見守る「へ」の字眉の表情に、
優しさが垣間見えて、
仲間の友情や、温かみを感じたフランク (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
高貴の極めつけ『天は赤い河のほとり』ネフェルティティの存在感が気高かった!
「蒼羽さん」は王子様。
「ジョルジュ」に扮した時の、紫キラキラ衣装での登場がお似合いなお方。
『銀河英雄伝説@~』ラインハルトを引きずっております。
芝居で「ラスティ」と絡んでいると寂しさがよぎる・・・93期生のご卒業。
(上級生は少数精鋭で皆様素敵)
宙組クィーン「純矢さん」。
「大女優役」を「大女優」が演じて素晴らしかった見事なスパイス力°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「純矢さん」は、「宙組」の楽しみでもあった、「宙組」と切り離せないお方。
「ダイアナ」の嫌味がないアクの強さが憎めない・・・あっぱれ (*TーT)b に尽きます。
去り際の潔さっぷりがたまらなく、男前でカッコ良かった!
戻ってきて~ダイアナ、素敵すぎよ~(ハロルド調でも本気)(TmT)ウゥゥ・・・
ダイアナは、エディやバシャ―とも仲良し、イケメンを侍らせてるし、元愛人。
結構いい人なんだと思う。
「役」として、見せ場はあるけれど、個人としての、ハナムケが少なめで寂しい。
大階段を、上記の3名が並んで、冒頭の歌を歌って降りられる。
沢山の方が、真ん中を降りられるのは、ゴージャスですが、ここ、密度濃すぎ!
拍手の大きさも格別で(涙)・・・カッコいい「スター」3名☆゚・*:.。.☆
ハナムケ系のエトワールは、なくなったのか (・_・?) ?
本来の「エトワール」で、いいと思うけれど、
今回、フィナーレで「銀橋の歌」を追加して欲しかった・・・(ぼやき)。
しんみりしそうな「MY千秋楽」前に書こうと思ったものの、
すでに、しんみりで、長すぎた。
よって?
今回の宙組『オーシャンズ11』の感想を総まとめで列記。
個人の感想なのでご容赦ください。
①「真風さん」、歌が上手くなられたなぁ(失礼)。
アドリブの笑いで、かなり感情を放出させられたせいか?
柔らかさが加わり、
感情も外に表れて、伝わりやすかった、「テス」を想う場面。
(上から目線でごめんなさい。)
「テス」を想う歌に情感がこもり、クールな男の隠れた一面にドキドキ (*゚.゚(゚.゚*) ♪
しんみりきました・・・歌で泣かせる・・・上手くなられた(再び失礼)。
ただ、このカップル、また喧嘩する気がしてならない。
②「真風さんのダニー」には「星風さんテス」がいい!
正反対の持ち味と役柄に、見えるお二人。
「冷めてるダニー」には、夢を追いかけて一生懸命な「熱いテス」は、
眩しく見えそうな存在。(25歳で苦労人なテスと・・・いくつ?なダニー)
ツンデレの関係性に見えるトップコンビ、好きです。
③「オーシャンズ11」は、再演が難しい作品だなぁ。(しみじみ)
中々、役者が揃うのが難しそう・・・特に「ダニー」役者。
次は、いつ再会できるだろう・・・『オーシャンズ11』o(*▼▼*)o ワクワク
④「寿さん組長」が頼もしい「宙組」。
いつも、フィナーレでバリバリ踊っていらっしゃるのに、今回、見当たらない。
「ソール」は、どんどん魅力的になっていき、「さすが」でした。
「ゼルガ役」はお手の物感が、まさに「カリスマ詐欺師・・・役者」!!
「ホントはバリバリ踊れるくせに~」と、腰を曲げた姿に、思ってしまいました。
⑤「凛城さん」、役者街道を突き進まれている!!
・・・いい味出してる!2役共魅力的!
⑥ ⑤とはいえ「94期」「96期」へと、舞台を締める学年がシフトしている・・・
⑦「エディ(実羚さん)」は、ダイアナのお気に入り?
「エディ」もダイアナを慕っているような・・・さりげに目立つ「エディ」。
(爽やかな「蘭寿とむさん」に見える。)
⑧ お顔立ちのノーブルさと爽やかさで「ジョー(七生さん)」素敵 (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
⑨ 「宙組」の歌手としてご活躍されそうな勢いの「留依さんマイク」!
パンチが合って良かった (≧∇≦)b
⑩ 器用だと、時に切ない役回りになる娘役さん・・・適材適所な活躍に期待・・・!?
(まだまだヒロインで華やかな「遥羽さん」、キュートな「天彩さん」)
⑪ 「秋音さんイエン」ノーマークなお方でした。
⑫「和希さんライナス」が、真面目で、礼儀正しくて、不良少年に見えない(好き)。
遅れてきた言い訳とか、社会のマナーを守っている辺り、「スリ」稼業に疑問。
「堅気に戻らねぇか?」と、周りにアドバイスしてくれる人がいなさそうなので、
「男」になってもらうしかない「ライナス」(*`д´)b
⑬「瑠風さんリヴィングストン」は、さりげなく三拍子揃っていて、長身で目立つ。
(少し贔屓が入ってます!?)
ただ、「和希さん」「瑠風さん」は、「押し出し」があまり強くなくて、大人しめ。
とても上手いし、魅力的で良かった!けど、ふと思いました。
「モロイ兄弟」の方が、押し出しの強さを感じて、
「鷹翔さん」は、強さを感じ(「ダークモロイッ!」の歌い方にキレがあるから?)
「優希さん」は、ほんわかとした雰囲気で「ダンス」が伸びやか。
・・・「違い」を感じる兄弟。
(兄弟は競い合う?)
今後の宙組の行方に影響しそう・・・(「桜木さん」の押し出しが強くなられた。)
⑭「桜木さんベネディクト」は、ダブルスーツより、シングルの方がお似合い!!
(個人的感想です)
ダブルスーツがお似合いだったのは、
「ゼルガ」と「テーラー」(と「ルーベン」)・・・着こなしが難しい「ダブル」。
⑮「ベネディクト」が傲慢になる程、コミカルになった「部下たち」(゚∇゚*)(。。*)ウンウン
「美月さんテーラー」のお茶目度が増し、
「愛白さんベス」キャリアウーマンは、美しくカッコいい佇まいに見惚れました。
以上、ざっくり思ったことです。
「真風さん」「桜木さん」は、歌う場面が多い分、
特に印象的でしたが、
全体に歌の安定感抜群・・・音楽がいいので、五感大満足☆彡
芝居も活き活きして、ダイナミックで華やかな舞台で、クオリティが高い!
(常に言ってる!?常に思う。)
余計な一言かもしれませんが(他意はないです)、
再演にあたり、
舞台セットが、そんなに大きく豪華に変わらなくても、
良い作品は、「役者力」で、輝きの魅力は色あせないなぁと思いました。
というわけで、
宙組『オーシャンズ11』も忘れられない公演の1つとして、
MYヅカ史に刻みこまれました。
(背中で語れる男「真風さんダニー」 ・・・もう少し語ってください。)
さいたまんぬ