宙組『オーシャンズ11』大劇場④MY大劇場千秋楽~気になる若手の方々~
少し古いです。
MY大劇場千秋楽の時に、途中まで書いて放置していた、備忘録です。
千秋楽も終わり、東京公演は、貸切公演の多さに驚いた(気のせい?)公演。
短い観劇期間?でも、初観劇日の印象から、芝居が変わっていき(これ大きい!)、
『宙組オーシャンズ11』は、魅力的で名残惜しい公演でした。
脇まで「歌ウマ」の実力派揃いで、お芝居の良さも印象に残った「宙組版」でした。
(とは言っても、星組初演や花組再演は、脳内で美化された曖昧な記憶です。)
『オーシャンズ11』は、個性的な役柄が多いので、活躍の場が多くて、見所満載!
「星風さんテス」も初観劇時から段々、馴染んできて、さすがの「まどか様」!!
「テス」の生真面目で一生懸命な健気さが、
「ダニー」自身に持ち合わせていないもので、自分にはない部分に惹かれた・・・
そんな感じで、腑に落ちた「真風さんダニー」と「まどか様テス」カップル。
「ラスベガス」のヒロインにしては、
清潔無垢で可愛らしい「まどか様テス」ですが、
その印象が、「ベネディクト」の企みにもハマったと、勝手に納得。
(ダイアナの後に選ぶ恋人にしては、ちょっと好みの範囲が広すぎるやろ・・・)
言葉にすると、こじつけ感がありますが、芝居力で納得させられた「テス」でした。
お二人の見た目も、出会い(歌詞)から「年齢差」があることで納得。
デュエットダンスは、キュートな中にも、
ちょっと大人びた色気を感じる「まどか様」の笑顔は素敵、
お二人の「ダニーとテス」らしい雰囲気で、良かったです (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
「芹香さん」は、片方にウェーブのかかった前髪が、もう、カッコいいヾ(≧∇≦)ノ"***
芝居のラスト、怪盗姿での銀橋の去り際(投げキッス!?)に、心奪われた!!
「キラキラ芹香さん」は・・・「あっぱれ」に尽きます。
しつこいですが、「芹香さん」の緩急自在の芝居は、
緻密というよりは、感覚で演じているような自然さがなんだか、すごい。
水を得た魚のように活き活きされてました。
アドリブの持ちネタが、尽きないのもすごい。
「笑わないベネディクト」がすごいと言いましたが、笑っている日も見かけました。
周囲も笑ってたので、アドリブが苦手そうな「桜木さん」、試練の日々(¬w¬*) ププッ
「桜木さんベネディクト」は、過去の「ベネディクト」とつい比べてしまうと、
真面目でアクが少なめのワルですが、力強さを増し、声のハリが衰えず、たくましい!
「歌ウマ」さんに化けるかも!?と期待を抱き、
「NEVER GIVE UP !!」と叫ぶお姿が、応援したくなる感じでした。
「芹香さんラスティ」のアドリブにも鍛えられて、
一生懸命な真面目さが面白味になってきて、まだまだ変わりそう!
「寿さんソール」は日に日に味が出て、さすが!!
「松風リカルド」と「凛城さんルーベン」も頼もしい。
やっぱり「スター」感と男役の色気が一歩リードされていて、
かっこいい「澄輝さん」と「蒼羽さん」。
初観劇から変わらず、「いいね!」の「美月さんテーラー」「春瀬さんハロルド」
(「実羚さんエディ」もさりげなく目立ち、「七生さんジョー」も爽やか。)
そして、我が愛しのお方、ラスベガスと宙組のクィーン「純矢さん」は、
パンチのある役でも、嫌味なく、見事な去り際が男前でカッコ良かった (*TーT)b !!
役が沢山あると、魅力的な方々を沢山発見できて、
「いいね!!宙組(≧∇≦)b」
と、思ったのが、MY千秋楽(「鎌足」ドラマシティ千秋楽の翌日)時点。
長すぎる前置きでしたが、個人的に気になる若手の方々。
いきなり、「初舞台生」から・・・立ち姿がすらっとお美しい「青風希央さん」。
緑の袴姿で、一列に並んでいる時、「右から2番目」と、チェックしていたら、
口上でお名前が判明(多分)!
今後のご活躍が楽しみ・・・抜けられないサイクル。
「105期生プッシュ」を感じた今回の演出・・・でも門出にふさわしい明るい演目!!
宙組生へ戻り、
やはり、気になった新人公演のベネディクト役「亜音有星さん」。
「ディーラー」は、注目株揃い!
最初「風色日向さん」(パレードのWトリオ)と「亜音有星さん」の見分けがつかず、
同期「なつ颯都さん」と、対称的な位置で登場することで、判明。
台詞はないけれど、見映えのいい「ディーラー」の皆様。
新人公演が気になる「風色さん」と「亜音さん」。
「ベネディクト」のカジノは、ビジュアル審査も厳しい。
最近、新人公演の主要キャストの一人は「抜擢」(と同期)が流行り?
若手宙娘様は、他の組と同じ印象・・・
学年が若い方が、おいしい役で、
上級生になる程、実力と安定して華があって、
扱いも上なのに、やや厳しい状況に見える。
「娘役スター」としてご活躍されるのは、
舞台が華やかになって良いけど、「上級生」という程の学年なのか微妙。
・・・と思ってしまった、「遥羽さん」「天彩さん」「夢白さん」。
細いけれど、確かにスタイル抜群で目を引く「夢白さん」。
手堅い実力派な印象で気になる「愛海さん」は、新公「イエン」役。
やはり「鷹翔さん」が強い・・・モロイ兄弟。
「なつさん」も、次の推しを感じる華やかな存在感で、気になるお方。
新公卒業組では、
「瑠風さん」が、長身で舞台映えして、しかも上手い「リビングストン」!!
バウ公演、観たい観たい観たいです。
そして、歌ウマな「マイク」の「留依蒔世さん」(星組公演時は「礼さん」!!)。
「歌ウマ」が重宝されていると感じる今日この頃・・・今後の活躍が気になるお方。
娘役さんなら「朝木陽彩さん」!
(2幕最初の影ソロとパレードのWトリオ・・・スラっと長身)
そして、やっぱり気になる若手?か微妙な「和希さんライナス」。
学年的には、過去に比べて上級生な「ライナス」。
その分、上手い、巧いよ「ライナス」!
1幕最後のスーツ姿での歩き方に、
「ライナス」っぽく、慣れなさを感じさせる辺りに巧い!
と思ったのは、気のせい!?
「和希さんライナス」への「JUMP!」は、胸が熱くなる名場面。
この場面に登場するキャストの方々の演技がいい感じ (TmT)ウゥゥ・・・
「ソール」の話を聞く姿勢に、
キャストの役が歩んできた人生や、ジェンヌさんの学年を感じる(涙)。
もう十分、跳んでいる気もする「和希さん」なので、
今後は、気になる宙組長身推しメンズとの身長差・・・(失礼)。
ただ、今回「桜木さん」が3番手格になったことで、
スポットが当たってきた感もあり、
楽しみな全国ツアー公演。
どの組も、「95期生」や「100期生」との学年差が気になる戦国時代・・・
「役」が多い公演は、沢山の方がスポットを浴びて、楽しい!!
目の保養にもなった、「宙組オーシャンズ11」のメンバーの皆様。
サヨナラ公演であることが実感できないまま、
終わってしまった「宙組」MY大劇場千秋楽でした。
さいたまんぬ