月組『夢現無双』東京公演~月城さんの休演と代役公演~
久しぶりのブログで、ざっくり個人的感想です。
久しぶり?に感じた、ヅカ観劇。
宙組大劇場公演後、『レ・ミゼラブル』の世界に浸っておりました。
宝塚歌劇の公式ホームページも見ていなかったので、
まず、目の前のショックは、題名です・・・。
『レミゼ』千秋楽が終わってから、月組公演を観に行く予定だったので、
ご近所さん(美弥様ご贔屓)のお手紙を読んで知りました。
(「又八」が代役になった日のご観劇感想)
結局、ホームページを見ないまま、観劇。
初観劇日が遅すぎました。。
最近、メガネをかけても、視界がぼやけるので、
観劇後、レンズを替えました(視力が落ちていた)。
というわけで、「似てる」が益々あてにならない、
個人的感想なのでご容赦ください。
初観劇日の最初、「月城さん復帰された!」と思った位、
遠目で似て見えた「風間さん又八」。
さすがに、違うと気づきましたが、
役創り(キャラ)が似ていて、違和感がない「風間さん又八」。
「又八」のラスト、
「戻れるもんならあの頃に戻りてーなー」(多分)の台詞と、
去り際が好きなので、その場面で「又八」の違いに涙しました。
(「風間さん」は全く悪くない)
「美弥様」の千秋楽までには何とかなると祈っていたのが、
「レミゼ(あぁ無情)」は終わっていなかった(涙)。
「月城さん」のご快復を祈るばかりです。
「風間さん」の「又八」も、とても良かったです。
「ダメ男だけど、憎めないいい人」ぶりが健在の「又八」。
温かい人情味も滲み出ていて、
泣かせる「又八」に違和感がない・・・すごい。
舞台度胸もすごい・・・頼もしい、頼もしすぎる位、頼もしい・・・。
ちょっと若いね、と思った位で、キャラは「月城さん又八」と似てました。
一人、舞台上で異彩を放つ、「隙がない」美しさと存在感が際立つ「美弥様小次郎」。
台詞や所作に「隙がない」細やかさ。
稀少な男役像を築き上げられた、やっぱり未練な存在の「美弥様」。
芝居中、終盤「銀橋」の歌の場面には変わらず涙。
(桜は散ってしまった)
「美園さんお通」はより、情が深いお芝居で歌も聴かせて好きな「お通」。
(「朱美」も好き)
早すぎる展開の作品内でも、「武蔵さん」への愛を感じました。
「珠様武蔵」は、荒々しさ・武骨さが減って、落ち着いた雰囲気でした。
「珠様」は、お顔がシャープになられ、洗練されて見えました。
(ショーでもときめいた)
過労が理由でなければ、とてもいい感じで、「美園さん」とのコンビが楽しみ。
個性的で魅力的な人物が沢山登場する分、月組生が活躍できて楽しい反面、
主要キャストの一人当たりの出番が少なく感じる点が少し惜しい・・・
(美弥様、又八、清十郎.etc)
「ショー」の代役は、「蓮さん」と「夢奈さん」は、お似合いな割り振り。
ノーブル「蓮さん」は、ノーブルなお衣装や佇まいがお似合い。
もっとご活躍されてほしい・・・と芝居でもいい感じなだけに思う「蓮さん」。
「若さ」の場面は、やはり「暁さん」の方が強く見える「吉岡兄弟」の対決。
でも「若さ」溢れる場面になっていて、良かったです。
おいしい四角関係の場面は、「タキシード月城さん」が「風間さん」になり、
芝居色が強まって見えました。
頼もしいと言えば、忘れてはならないあのお方。
何故に代役公演で、もっとご活躍の場がないの~と思ってしまう「輝月さん」。
実力も存在感も頼もしいのに、フィナーレの大階段での男役群舞で、
「月城さん」のポジションにいらっしゃいました(多分)。
オペラグラスでガン見の「彩音星凪さん」は、
3人銀橋渡りで登場されていて、これから楽しみなお方です。
楽しみなお方は多いですが、
「蘭尚樹さん」もより華やかになられ、目を引きました。
「鳳月さん」謎の月組異動日は関係なく、
「代役」は適材適所に見えて、とてもいい感じでしたが、いい感じではない公演。
(大変な中、違和感のない舞台の仕上がりには尊敬します。)
皆揃って欲しいと願っていた、月組公演千秋楽。
代役、しかも大役でも、とても良かった「風間さん又八」。
そして「ショー」の代役でご活躍された方々も、良かったです。
「月城さん」のご快復をお祈りし、次の大劇場公演ではお会いしたいです。
最近、ついていけてない、ショックなNEWを目の当たりにした観劇でした。
さいたまんぬ