星組『鎌足』シアター・ドラマシティ①~「紅さん鎌足@TAKARAZUKA」~
いよいよ「紅さん」のカウントダウンが始まった『鎌足』。
個人的な感想なのでご容赦ください。
初観劇のざっくり感想です。
・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★*「紅さん鎌足@TAKARAZUKA」*★`゚・:*:・。、☆`゚・:*:・
・「紅さん」らしい、人情と温かみのある「鎌足」
・トップコンビのイメージに合わせた物語
(情に厚い感情豊かな「鎌足」としっかり者のお嫁さん「与志古(よしこ)」)
・周囲のキャストが強力すぎる・・・上手くて絶妙な配役 (*TーT)b !!
(その分、若手の方々は目立ちにくい・・・)
・「影の主役」がいた !!(゚ロ゚屮)屮 ⇒ これを書かずにはおられない。
・パンフを読まないと(読んでも)、分かりにくい歴史(@TAKARAZUKA)と名前
知識不足なので、「名前」を「台詞」で聴いても脳内で変換されず、
フィクションと思われる部分が多い『鎌足』。
ただ、「歴史」は勝者によって書き綴られるので、史実はどこまで本当か分からない。
なんてことを、ストーリーテラーの「天寿さん船史恵尺」が言っているので、
ツッコミを入れつつも、
「紅さん鎌足」の姿に涙を流し、
これでいい、「紅さん綺咲さんコンビ」にはこれがいいと思いました (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
コンビに合っていて、強力な脇の布陣が魅力的な作品。
なので、まずは、
強烈なインパクトを残した「影の主役」・・・「華形さん入鹿」(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆
『オーシャンズ11』を観た時、華形さんの「イエン」がよぎりましたが、
その後、縁がなかったので、
最近なら「貧ちゃん」!!(星組『ANOTHER WORLD』貧乏神役)
「貧ちゃん」と「入鹿」・・・全然結びつかない、別人の様(当たり前ですが)。
第1幕は、主役のような活躍ぶりと見事な芝居に釘付け !!(゚ロ゚屮)屮
「入鹿」の心理描写が細かく書き込まれているせいか、
「入鹿」の行動に説得力があり、感情移入してしまうのに加えて、
見事なお芝居で、圧倒された「華形さん入鹿」・・・素晴らしかったです☆ヾ(TωT。)
生田先生、登場人物の書き込み度合いに差があるのか、演技が素晴らしいのか、
多分、両方だと思うキャストの差。
「華形さん入鹿」が目立ち、大きく余韻が残った第1幕。
そして、「入鹿」を語るなら外せない「有沙さん皇極天皇」。
1幕は、日本物のお化粧があれれ(失礼)と思ったのが、
一転して、
2幕は、貫禄と凛とした美しさが際立ち、上手い・・・ (。TωT)ノ☆・゚:*良かったです。
1幕との差、女性として、天皇として成長していく姿が魅力的!!
クセのある役で、台詞回しも上手く、こちらも印象に残った「天寿さん船史恵尺」。
威厳と風格で吹っ飛ばされそうな「一樹さん僧旻」。
少し面白いけど、キメるところはバッチリキメている「美稀さん石川麻呂」。
前回の公演より、グッと良く感じた迫力ある「輝咲さん蝦夷」。
同じく、衣装をサッと振りかざす動作にも鋭さを感じた「ひろ香さん山背大兄王」。
上級生は、殆どお名前を挙げてしまう、手堅い芝居でグッと緊張感が増す舞台。
そして、配役表では線引きより上の「瀬央さん中大兄皇子」・・・注目の方 o(*▼▼*)o
1幕は物語(脚本)の設定上、出番が少なく、「えっ!?」位の役柄(失礼)。
ただ、気品があり、美しくて目を引く存在☆゚・*:.。.☆
線が細く、「若き皇子」でした(苦悩しつつも、割と爽やかな印象)。
若さが滲むけれど、ラストの芝居で、涙を誘ったお方です。
というわけで、
「中大兄皇子」は、威厳や風格、カリスマ性のある人物ではなく、
「プリンス感」が強くて、かなり「いい人」。
2番手格の役の割に、「入鹿」と「鎌足」の関係が強く描かれていて、
やや印象が薄い・・・
個人的には、とにかく「入鹿」が熱かった!!
(ソロ曲も「鎌足」と「入鹿」が多かった気がする・・個人的感想です)
それだけに、今後の活躍が気になる、今回の配役。
失礼ながら、
1幕は「紅さん鎌足」も違和感なく「若い青年」で、「入鹿」の方が深い人物。
とはいえ、
「紅さん力(さすがトップスターオーラ)」と、2幕の熱い芝居で、
最後は、やはり『(紅さんの)鎌足』と思いました。
1幕は「入鹿の物語」で、2幕は「鎌足と中大兄皇子版『あかねさす紫の花』」。
上級生キャストの重厚感ある芝居で密度が濃く、名前や歴史が小難しい作品。
生田先生が、パンフレットに歴史的背景等を書かれている通り、
パンフを読むと分かる部分もあった・・・パンフ必読!?
「トップコンビ」のために作られた感があるオリジナル作品として魅力的☆彡
「紅さん」好きには、ラストに涙の作品でした (TmT)ウゥゥ・・・
家に「柚希礼音さん」が表紙の「婦人公論」があったので、
『オーシャンズ11』と『鎌足』を観ると、
「柚希さんチルドレン」のお二人がトップスター・・・感慨深いです(涙)。
「若手さん」に疎いので、気になる方をお一人発見!!
・・・名前が聞き取れず、無念。
フィナーレでは上手の端でピンクの装束・・・「蒼舞咲歩さん古人大兄皇子」 ?(゚_。)?
「星蘭さん安見児」も無邪気で可憐でした。
漢字が多く、読めないので、復習中です。
さいたまんぬ