ゲキ×シネ『髑髏城の七人』Season花

浮世の義理も昔の縁も三途の川に捨之介だぁ~~ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃~

 

ヽ(*゚▽゚)ノ~☆゚・*:.。.☆[初ゲキ×シネ『髑髏城の七人』花]☆゚・*:.。.☆ヾ(゚▽゚*)ノ

「劇団☆新幹線」の「ゲキ×シネ」初めて見ました。

「ライブ中継」より、「映画館」鑑賞向けに編集された「ゲキ×シネ」。

 

『髑髏城の七人』・・・これは見たい o(*▼▼*)o 

「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演で、

  2017年3月から1年3ヶ月にわたり、上演された、

「花・鳥・風・月(上弦の月/下弦の月)・極」

  今月から「ゲキ×シネ」で、毎月順番に上演されるということで、

  見たのは、『髑髏城の七人』Season花

「劇団☆新幹線」生の舞台は1回しか観たことがなく、その後は「ライブ中継」のみ。

(『髑髏城の七人』回転舞台の良さは見れず・・・残念)

 

「笑い」がツボで軽快なテンポが、終盤になるにつれ、胸が熱くなる迫真の舞台と

  なり、最後はほろっとさせられて、後味が良い、そんな印象☆゚・*:.。.☆

  

  ハマると自滅するので、お財布と劇場距離による自制心で、ライブ中継 (-_-)

「Season鳥」を見損ねた未練。

 

  最初に舞台へ連れて行ってくれた方のハマりっぷりから察するのは・・・

『髑髏城の七人』は、演出を変えた再演で、ヅカ版『エリザベート』の印象。

  今回の『髑髏城の七人』が初めての私には、初演との違いは分からない。

  なので、細かい設定は分かっていない、個人的備忘録です。

  

  一番好きだったのは、最初の「花」。

  シリーズ第一弾だからか、

  振り返れば、ベーシックだった気がして、

  どのキャストもハマっていて、安定感があり、印象的でした (゚∇゚*)(。。*) 。

 

  以下、キャストの個人的感想です。

「捨之介」:小栗旬さん

  爽やかでカッコイイ、一見明るいお兄さん系ヒーローで、華やか!!

  キメ台詞やキメポーズ、殺陣も絵になるカッコ良さヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

  軽い調子で飄々としているのに、過去の罪悪感を「捨て切れていない」人物。

  時に真剣で熱い台詞が、人を惹きつける魅力的なヒーロー。

  まさに「THE・主役」。

  初めて見たのが、この「小栗さん捨之介」だったので、人物像の基本となりました。

  他のキャストの方々も同様。

「小栗さん捨之介」は爽やかで時に熱く、情があるヒーローで、上手い!!

  分かりやすく魅力的な人物で、「小栗さん」カッコ良かった・・・に尽きます。

 

「無界屋蘭兵衛」:山本耕史さん

  過去に訳あり感が滲み出まくりのミステリアスな人物。

  他のバージョンでも、印象が変わる人物で、魅力的な役。

「山本さん蘭兵衛」は、大人の色気と迫力オーラ、口数が少なく、有能そうで、怖い。

  芯が強く、過去を強く悔いていて、心を開かず、説得しても揺るがなさそう。

  最期まで、信長公への悔いに囚われ、捨てきれず、貫いた結果、

  堕ちて散っていった、美しい罪な人。

  でも、「葛藤」を感じるので、憎み切れない、切ない人 (TmT)・・・

  体格も大柄で、大人で強く見えたので、

  自分の信念?(信長公への悔いに囚われてる)を誰も変えられなさそう。

「蘭兵衛」から「蘭丸」へ戻った?時の、虚ろな表情で椅子に座っている姿が、

  不気味に美しく、怖い。

  そこからの豹変ぶり、非情さの凄みに、説得力があり、美しかった・・・

「山本さん蘭兵衛」は見てる内にどんどん美しく見えて、「役者」!!と思いました。

「大人の色気」があるので、「極楽太夫」との関係が、気になるのに、

  結局「信長様、命」だったのね・・・と「極楽太夫」の切なさが鮮明に見えました。

 

「天魔王」:成河さん

「エリザベート」の「ルキーニ」の演技で個人的にハマった方。

  見る前から楽しみで、今回も、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! でいい感じ d(≧▽≦*) !!

  この方らしい「天魔王」なんだろうなと感じた人。(初めて見た時の印象)

  小柄な体格を活かし、狡猾さと少し狂った(変態っぽい)感じと、

  恍惚とした表情で、「天」を諦めない姿が印象的。

  野望のために、言葉巧みに「蘭兵衛」を揺さぶる辺りが、狡猾で、上手い!!

  動きも、身軽でテンポが良く、「小栗さん」「山本さん」とは異質な感じ。

  舞台俳優っぽいのかな ?(゚_。)?(。_゚)? ・・・単にそう思いました。

  インパクトが強く残る「天魔王」でした。

「天」へのこだわり方が、三名三様で、「天下」と結びついて引きずっていた人物!?

「捨之助」と「蘭兵衛」の二人は、生き残ってしまった「罪意識」を抱えているのに、

「天魔王」は、曇りなく「悪」(野望)を、貫いていました。

「ゲキ×シネ」では、フィナーレの挨拶、少しカットされてますが、

「天を仰ぎ見る」姿が印象的でした。

  

「沙霧」:清野菜名さん

  ヒロインにも見える人物。

  小柄な少女に見えましたが、アクションの動きがすごいと思った冒頭から、

  一族を滅ぼされた復讐で、熱く一生懸命な姿が魅力的!!

「捨之助」とは、兄と妹のような関係に見えたので、「爽やかな捨之助」度が高い。

「生き残ってしまった」二人だけれど、

  生きることを選んだ「沙霧」が、生きることに罪意識を持ってそうな「捨之介」を

  変えることができそうで、「生」のエネルギーみなぎる「沙霧」。

  共感度と好感度の高い「沙霧」でした。

  

「極楽太夫」:りょうさん

  大人の色気が漂いまくる「いい女」っぷりと「男前さ」がカッコイイ!!

  ただ、「蘭兵衛さん」を見つめる瞳と声が艶っぽいだけに、

  同じく大人な色気漂う「蘭兵衛」と「極楽太夫」の関係が気になる。

  これまた、過去に訳あり感が滲み出まくりの「極楽太夫」なので、終盤は切ない。

「沙霧」と同じく涙を誘うけれど、過去の引きずり度が大人な分、高く見え、切ない。

  ただ、「兵庫」が頭筋肉系だけど「いい男」で、お似合いに見えたのが、救いで、

  ラストに希望が見い出せた人。

「りょうさん」は、見た目がクールなので、

  艶っぽくて、迫真の熱い演技が意外性で、「役」にハマってました。

 

「兵庫」:青木崇高さん

  背丈が大きくて(185cm)、頭筋肉系だけど情に熱い「いい男」で魅力的 (≧∇≦)b 。

  熱血ぶりが印象的で、知らなかったので、「沙霧」と共にチェックした方。

  やや3枚目役でも、普通の姿(ネット検索)は、イケメン w(*゚o゚*)w

「兄者(磯平)」とのコンビが、背丈差といい凸凹で面白かったです。

 

  面白かったと言えば、やはり、登場するだけで場をさらう、ずるい人さすがなお方。

「贋鉄斎」:古田新太さん

  舞台で、あれだけ自由に行動しても、許され、出番は少ないのに、インパクト巨大。

  大御所の役者になられるまでのお姿を知らないので、気になる方です。

  刀への愛が半端ない人。

  アドリブと台詞の境目のない方。

  錆びた刀を見て、

「最初は天海祐希だったのに、うつみけいこ(多分)ではないか・・・」

 (ブラックジョーク!?が許される辺りがまたすごい)

  この方が、過去は「捨之介」だったとは・・・見たいo(*▼▼*)o ・・

 

  面白い方と思えば、「劇団☆新幹線」の劇団員の方が多い。

  挙げるとキリがないので、

「三五」:河野まさとさん

  声がいい!!・・・「裏切り三五」ヾ(≧∇≦)ノ"

  生まれた時から親の期待を裏切り続けて34年・・・年齢不詳で上手いお方 (≧∇≦)b。

 

 「ライブ中継」から、アドリブや好きな場面がカットされていたのは、残念。

   ・「捨之介」の100人斬り(殺陣が好き!!)が短く見えた。

  でも、劇の核となる部分は変わらないので、笑いは少ないけれど、

  作品の魅力は、変わらないです。(値段も舞台よりお手頃)

 

  七人が一列横並びになる時が最高潮にカッコイイヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

  ・・・生で観たい「劇団☆新幹線」

 

  もう一度、観たいのは「Season極」・・・「天海祐希さん極楽太夫」!!

  とはいえ、どのシリーズも、それぞれにご贔屓キャストがいて、好きだったので、

  過去の『髑髏城の七人』も含めて、「ゲキ×シネ」はどれも見たい o(*▼▼*)o 。

  元気チャージの舞台です (*`д´)b 。

(映画ですが)

 

  さいたまんぬ  


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