宙組退団者発表

ちょっと遅いですが、

「宙組」退団者発表の見て、

「宙組」の、また、一つの時代が終わる気がした発表。

そして自分の中での「ヅカ」も変わらないといけない、と思った発表でした。

 

(敬称略)

 純矢 ちとせ
 澄輝 さやと
 愛白 もあ
 蒼羽 りく
 風輝 駿
 はる香 心
 雪乃 かさり 

 2019年7月21日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

 

多いです。

「花組」も多いです。

退団者が多い公演は、過去にもありました。

一気に若返るな・・・と思ったことも過去にはありました。

一つ一つを受け止めて、感謝して卒業をお見送りする・・・も、ついに容量オーバー。

許容量を超えたので、冷静に考える機会となりました。

 

私が「ヅカ」にハマったのは、その頃は比較的「手軽」だったからです。

劇場は歩いて行ける距離にあって、

当日フラっと劇場へ行っても、チケットが買えて、

気に入った公演は、帰りにまたチケットを買ってリピートできる。

「身近」で、私にとっては、溶け込みやすかった「ヅカ」。

 

ここ数年で「ヅカ」は、一気に大きくなり、

自分の環境も変わり、「身近」でなくなりました。

 

自分の事情で、観られない時は諦めてきたので、

悔いは残さず、観ておこうという気持ちは、変わらないです。

「宝塚大劇場」へのこだわりは、青春を捧げた場所なので、変われないです。

思い入れのある「スターさん」のサヨナラ公演は、

作品内容に関わらず「特別な公演」であり、

今、「特別な公演」が続いております。

 

「特別な公演」は、「無理」をしますが、

今回の発表を見て、

「無理」は、続けられないし、いつまで続くんだろう、と思いました。

多分、もう少し続いて、落ち着くと思います。

ただ、大きくなった劇団が、小さくなることはないので、

自分が付き合い方を整理しないといけない、と思いました。

 

今回の退団を発表された方々でも、思い入れや認識に差があるのは、ご容赦ください。

「純矢さん」「蒼羽さん」、そして「澄輝さん」。

 

「宙組」は、思い入れというよりは、思い出が多く残っている組です。

他の組より、「色」がなくて、

「トップスターさん」によって、

組のイメージが大きく変わり、それが魅力的で好きです。

好きな作品も多いです。

ただ、退団時に切ない気持ちが残ることも多い組です。

 

 印象的なのは、「貴城さん」

 サヨナラ公演の千秋楽を生で観ることができた方です。

(組替え就任、且つ大劇場公演1作品のみ)

    「奇跡」(さだまさしさんの曲)をサヨナラショーで歌われて号泣しました。

      ⇒ 同期の「瀬奈さん」もその後、歌われて、感動。

  

今、在団中の方々と縁があり、宙組で好きな作品は、

『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』

「純矢さん」「七海さん」を認識した作品。

「凪七さん」はすでに認識しており、活躍されていました。

「蒼羽さん」は後から知りました。

  この作品は、登場人物が多く、それに見合う「スターさん」の多さに、

目がくらくらしました。

  壮大なスケールが「宙組」らしく、「新生宙組」に期待が膨らんだ作品です。

  当時活躍されていた方で、トップスターになられたのは、「朝夏さん」お一人。

  この公演で、沢山の方のお名前を認識したのに、少しずつご卒業されていきました。

  

  次の公演『モンテ・クリスト伯』が、またツボで、新人公演まで観に行きました。

(凪七さんは「月組」へ)

  そこで「愛月さん」のお芝居に魅了され、同時に「蒼羽さん」の存在を知りました。

  

  ヅカ熱が上がり、

  新人公演の主演クラスの方の行方をハラハラドキドキで見守り、

  新公卒業された学年の方々の「役付き」が気になり、

  スターさんの行方が気になる時期でした。

 (他の組も多少ずれても、同じ位の時期)

 

  そんな方々が、今、本公演で活躍されていて、次々と退団発表されています。

「2番手」でも、時に「男役スター」と記事に書かれる位、

  先行き不透明な「タカラヅカ」。

  どんなに舞台で長年活躍されて貢献度が高くても、「スターさん」。

「スター」の線引きも曖昧で分からないです。

 

  オリジナル作品だと、脚本で「ハナムケ」場面があり、

 「ジェンヌさん」は「劇団の生徒」で、「退団」を「卒業」として見送れるところが、

  寂しいけれど、やさしさも感じます。

 

 「純矢さん」「澄輝さん」「蒼羽さん」、いずれも長年活躍された「スターさん」。

  個人的には、「純矢さん」が好きで、それは以前に書きました。

  この方は、「宙組」を支える「屋台骨」のお一人と思う方です。

 

「澄輝さん」は、私が熱心に観た時期と外れていますが、本公演でご活躍されて

  いるので、「存在」が「スター(高貴な品を感じる方)」。

 

「蒼月さん」は、「愛月さん」と共に行方が気になった時期がある「スターさん」。

 

  宙組『群盗』を観た時、「若手さん」を中心に輝く舞台と「凛城きらさん」の役に、

  世代交代は「必然」で、それが「タカラヅカ」の魅力だと思いました。

 

  なので、退団発表自体は驚かないけれど、お名前を見るとやっぱり動揺します。

  若手時代を応援した方々は、自分の青春みたいなもので、輝きは変わらないです。

  

  退団公演が、『オーシャンズ11』。

  初舞台生口上まで、話題になりそうな、1本物作品。

  長年活躍された「スターさん」なだけに、「ヅカ」らしく、「ハナムケ」があること

  を願います。

  

  さいたまんぬ

   


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