花組『CASANOVA』宝塚大劇場⑦「桜咲さん」~希少で貴重な別格「花娘」スターさん~
すごく欲しかったモノや好きなモノは、大事にしまって、
忘れた頃に見つけるので、あまり買わなくなりました。
(チケットは別)
勢いで買った「宝塚グラフ3月号」・・・まだ読んでいません。
私の「好き」が詰まった「号」です。
というわけで、「桜咲さん」の記事は、まだ読んでいません。
以前「退団発表」の時に書いたことと、少し重なります。
偏見大ありの個人的感想なので、ご容赦ください。
今回でご卒業される「桜咲彩花さん」。
花娘様の中では、一番印象に残っている方です。
その割に、舞台姿が、お名前と共に、頭にくっきり浮かぶのは、
『ミー&マイガール』マリア侯爵夫人と、割と最近。
ヅカ熱平熱時は、主要キャスト以外、印象に残った人を調べる程度です。
ただ、「マリア侯爵夫人」に決まった時、
「ついにそういう役をされる学年になったんだな」「意外な役」
と思った記憶は残っています。
ずっと「娘役さん」のイメージで、「個」で技術的にも目立つことはなく(失礼)、
「男役さん」に「寄り添う姿」が浮かぶ「柔らかいイメージ」の方です。
新公やバウ公演でヒロインもされているので、ヒロイン路線の方だったと思います。
ただ、「個」でアピールするよりは、「寄り添う」姿の方が印象的です。
だから「マリア侯爵夫人」が意外でした。
ヅカ熱平熱時で、「仙名さん」とのWキャストも「桜咲さん」だけ観たので、
「仙名さん」は認識せず。
私が観てきた期間の「花組」は、
カッコいい「花男」が沢山いることが「売り」で、
「花娘様」は、「花男様」をよりカッコ良く魅せることを意識しているか、
「役割」として徹しているのかは、分かりませんが、
「男役を立てる」印象が、他の組より強いです。
「個」で目立つ方は、他の組へ組替えして活躍される印象(偏見)。
(白城さん、渚さん?、月影さん、彩乃さん、遠野さん?、舞風さん、野々さん、
実咲さん、真彩さん?、朝月さん・・・「?」は異動で花組時代があった方。)
パッと浮かんだ方なので、「朝月さん」以外は「トップ娘役さん」です。
他にもいらっしゃると思います。
「舞空さん」も「星組」へ「組替え」。
生え抜きの「花娘様」で目立つ方は、「トップ娘役」になられるか、
「組替え」されて活躍される印象(これも偏見)。
「大鳥れいさん」は割と目立っていた印象(おぼろげな記憶)もあるので、
全てに当てはまらないです。
「寄り添い型」の方が「花男様売り」には、しっくり馴染む印象。
あくまで、おぼろげな記憶と偏見だらけの個人的印象です。(念押し)
ただ、この個人的偏見だと、「地味」にまとまってしまい、「スター」としては弱い。
よって「寄り添い型」で、「トップ娘役」にならず、「スター」になるのは難しい。
その立ち位置(スター)で存在し続けた、希少で貴重な娘役さんが「桜咲さん」です。
宙組「純矢ちとせさん」的な立ち位置でも、存在の在り方が全然違う。
「花娘様」(私の勝手なイメージ)に徹した「別格スターさん」。
(2番手娘役さんでもない(ヒロイン候補))
花男リーダー「瀬戸さん」の「娘役版」のイメージです。
清楚でそっと寄り添う姿がしっくり似合いすぎても、地味ではなく、
存在感はあるので、「スターさん」。
「花娘様」の印象に関しては、個人的な偏見ですが、
「桜咲さん」は「寄り添い型」を究められた「花娘様」。
このような娘役スターさんは、今のヅカで、あまり思い浮かばないです。
2番手的な娘役さん(ヒロイン候補にもなり得る)が多いです。
「個」の「スターさん」としても、「ふんわりやわらかい雰囲気」が好きでした。
「寄り添い型」と言っても、「役」は、手堅く、自然に演じられている方です。
「マリア侯爵夫人」役を演じた方でも、「娘役さん」のイメージのままです。
「仙名さん」が、私には「抜擢」に見え、「寄り添い型」に見えるのも、
「桜咲さん」と学年が1期違いなので、「花娘様」として納得できる部分があります。
退団公演で、寄り添うお相手は「仙名さんベアトリーチェ」。
やっぱり、舞台上で「ベアトリーチェ」に寄り添い、支えています。
馬車で一緒に冒険して、楽しかったことを語る「桜咲さんダニエラ」。
ラスト、めでたくカップルになるお相手は、やっぱり羨ましい「花男様」。
中々、得られない希少で貴重な存在で、「ポスト桜咲さん」が浮かばないです。
今日、少し「桜のつぼみ」が見えた「花のみち」。
お名前が浮かびました。
「仙名さん」と一緒にご卒業・・・やはり、寂しいです。
さいたまんぬ