花組『CASANOVA』ベアトリーチェ～「仙名彩世さん」に思う～
「仙名さんベアトリーチェ」
今回のキャストの感想を書きたいと思ったとき、
一番悩む時間が長かった方。（次が「明日海さん」）
「上手いなぁ。」
「仙名さん、もっと色々な役を観たいなぁ。」
シンプルですが、結局、それに尽きます。
ヅカのトップ娘役「仙名さん」を考慮して、感想を書くなら、
「卒業公演は、活躍の場が多かったなぁ。」
「衣装がどれも可愛らしい！！良かったね。」
「はなむけ」か「利用」か「卒業後の布石」？
少し劇団への嫌味が入ってしまう。
「仙名さん」を認識して観た公演が少なく、
「トップ娘役さん」になって認識した方。
語る程のものを持っていない自分が残念で惜しい方です。
観た舞台では「これは、あまり合ってないかも・・」がない方。
（以前、『あかねさす～』の子ども時代は思った、と書きました・・・）
『Delight Holiday』（ライブ中継）によって、
「謙虚な方」という、「役」から勝手に抱いていた印象を覆した「意外」な一面。
これも、「本領発揮」「本来の魅力」なのか、私には分からず、「意外」。
「退団発表」後だったので、これまでと「正反対」な舞台姿に深読みしてみたり。
「ベアトリーチェ」は、『Delight Holiday』で抱いた印象と変わらないです。
「ベアトリーチェ」は、「ヒロイン物語」に出てくる、お姫様のような役。
「魅力的なヒロイン」で、「仙名さんベアトリーチェは魅力的！！」
「ベアトリーチェ」は、いつも一生懸命で、悩んで、行動して、成長していく人で、
自分が「ベアトリーチェ」になったように、喜怒哀楽を共に感じます。
「芝居」や「歌唱」は、「役」への違和感がなさ過ぎて、
「仙名さん」が演じていると、思い出した時、
「マルチな顔と実力を持つ・・・すごい方」と思います。
やっぱり「カメレオン俳優さん」。
一番の難役「明日海さんの相手役」も見事にこなされた方。
「明日海さん」の魅力が一気に開花した「影の立役者」にも見えます。
今の「花組人気」の「影の立役者」にも見えます。
・・・やっぱり「役者」（もはや「職人」にも見える。）
「大人びて知的で清楚な印象」の方ですが、
「〇〇な娘役さん」のイメージがないままで、
強いて言うなら、「見事な娘役さん」。
素敵な衣装を今回着られていらっしゃいますが、好きなのは、
・冒頭の「ボンジョルノ」を歌っているときの色味が違う赤色のドレス。
・「馬車の場面」の衣装（特にこっち）
色のグラデーションが、色々な魅力の顔を持つ、
「仙名さん」の個人的イメージです。
「ヅカ」の舞台で「仙名さん」を観ることができなくなることは寂しいです。
「真ん中」でご活躍された期間が短くて、自分の認識不足もあるので、残念です。
ただ、卒業後、もし舞台でご活躍されるなら、観たい！！と思う方です。
そして、ヅカファンとして、「誇れるような素晴らしい俳優さん」のお一人です。
「役者」として、色々な「役」を演じる姿を観たい方なので、
もし、それが叶うなら、ご卒業は寂しいけれど、今後が楽しみな方です。
最後に改めて、
☆.｡.:*･ﾟ☆ご卒業おめでとうございます☆ﾟ･*:.｡.☆
高いパフォーマンスで、素晴らしい舞台を観ることができて幸せです。
ありがとうございました。
キャストの感想はこれで、一旦終わり、
MY千秋楽まで、舞台を楽しみます。
さいたまんぬ
『MESSIAH』の時の感想。やはり違う印象も増えたので「カメレオン俳優」。
