花組『CASANOVA』⑪「明日海さんカサノヴァ」
個人的な印象なのでご容赦ください。
「プレイボーイ」
Wikipediaでは、
色男。主に、女性を次々と誘惑したり虜にするような、魅力的でやり手の男性。
本来は、恋愛に関することだけでなく、多趣味な男性や多才な男性といった意味合い
も含まれている。
「明日海さんカサノヴァ様」は、
「色気で女性を誘惑する」よりは、「恋愛以外にも多才な男性」がしっくりします。
勿論、薔薇を振りまいて、舞台上と客席の女性たちを「虜」にされていますが、
「多才」さを発揮されているところが印象的で、積極的に誘惑しているのは、
「ベアトリーチェ」位!?
後はマグネットみたいに、女性たちが引き寄せられているので、
そう感じるのかもしれません。
・・・天性の「罪な男」ではあります。
だから、「悪いと思っていない」辺りに、説得力がある舞台上の「カサノヴァ様」。
「明日海さんの魅力」は、個人的に「色気が滲みでる大人の男性」と思わないので、
「明日海さんの魅力」=「多才で新たな魅力が次々出てきてワクワクさせてくれる」
が存分に活かされた「カサノヴァ様」で、魅力的です (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
初観劇時は、「自由を求めて、楽しいことを追究する少年っぽさ」が印象的でした。
今回久しぶり?に観ると、
「女性を誘惑する仕草や目線」が「茶目っ気」と共に加わり、
少し大人度が上がって見えました。
軽快で多才で、男女問わず魅了される「カサノヴァ様」の印象は変わらないです。
「キザ」ではなく、「大人の色気で女性を誘惑する」でもない辺りが、
「明日海さん」の「カサノヴァ様」で・・・「さすが d(≧▽≦*) !! 」と思いました。
「明日海さん」に対しては「さすが」「すごい」位しか出てこないのですが、
新鮮な驚きで魅了されることは変わらず、「役者」ぶりには脱帽です。
軽く、アドリブをさらっと自然に出す辺りも「カサノヴァ様」らしくて、
「明日海さん」の本来の姿は知らないですが、
「明日海さん」=「カサノヴァ」に見えるので、やっぱり「役者」!!
オペラグラスでガン見しても、「隙がない」・・・そして「お美しい (*゚.゚(゚.゚*) ♪ 」
「コンデュルメル夫人」が「部屋に飾っておきたくなる」のに激しく同意!!
「役」を自分に引き寄せて魅せる「役者さん」に見えるので、
「こんな役をやって欲しいな」は「トート」役以外、思いつかず、
「この「役」をどう演じられるのかな o(*▼▼*)o ワクワク・・」の域に達しているお方。
「花組」が「明日海さん色」が濃くなりつつも、
「花男様」に「明日海さん」系統の方がパッと浮かばないし、
「明日海さん」は、「花組の男役さん」ですが「花男!!」という感じでもなく、
「独自の男役像」をコツコツと築き上げられ、貫かれている辺りがすごいです。
「花男」の定義は曖昧で、歴史を振り返れば、勿論、
色々な「花組トップスターさん」がいらっしゃると思います。
(上級生の男役スターさんは「独自の男役像」を築かれるので、皆様すごいです。)
「男臭さ」をあまり感じない方なのに、退団後、「女優さん」姿が
想像できない辺り、コテコテの「男役さん」なのか疑問 ?(゚_。)?(。_゚)?
限りはあるけれど、「夢の世界」で存在していて欲しいお方です。
(これはどの方にも思う切ないけど、それが魅力のヅカの世界)
「最後の恋と冒険だ!」(台詞)とか言わないで・・・。
フォローし過ぎると、「明日海さん」の存在の希少さが薄まった文章になって
しまいましたが、稀有な存在であり、
魅力の引き出しが無限に感じるところが魅力の「明日海さん」です☆゚・*:.。.☆
さいたまんぬ