花組『CASANOVA』⑩やっぱり「愛の迷宮」!!~「花組の迷宮」~
ぼやきです。
宝塚大劇場千秋楽も近づき、
MY千秋楽も近づき、
楽しい場面は、より盛り上がり、
しんみりする場面は、より胸に沁みて、
キャストが活き活きと舞台上で「役」を生きているので、
どのキャラも愛おしく感じる舞台 q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
「退団公演」が頭をよぎると、
「カーニバル」の終わりが近づいてる感じで、寂しくなるけれど、
やっぱり「楽しい作品」(゚∇゚*)(。。*)☆゚・*:.。.☆
一番好きな場面は、「柚香さんコンデュルメル」の感想でも触れた、
第1幕最後の『愛の迷宮』の場面!!
「カサノヴァ様」、「コンデュルメル夫妻」、「ベアトリーチェ」、
そして最後は、大勢の花組生が舞台上に登場する場面。
皆、色々な「壁」(叩いても壊せない壁、見えない壁.etc) を感じて、
悩みを抱えている。
明るく、強く生きているように見えても、心の中で、悩みを抱えながら生きている。
第2幕で、それぞれが「壁」を乗り越えて、新たな道を歩み始める・・・
なので、本来の姿を垣間見るような印象で、
個人的に盛り上がる「愛の迷宮」の場面 (TmT)ウゥゥ・・・。
この場面によって、作品と人物に深みを感じるので魅力的な場面です。
「MY千秋楽」が近づくにつれ、
今の「花組構成メンバーの見納め」を感じたり、
「人物」の葛藤が、キャスト(花組生)の方々と重なって見えたりして、
歌詞が心に響きます。
ご卒業されたり、組替えによって、今後、顔ぶれがかなり変わる「花組」。
明るい舞台の裏側で、花組生の方々は、
それぞれに、いろんな想いを抱えながら、毎公演臨んでいるんだろうな・・・
と、勝手に想像して、しんみりする場面。
「明日海さん・仙名さん体制花組」のラスト公演。
「明日海さん」と「仙名さん」についての感想が、中々頭でまとまらない作品。
初観劇の時と、やっぱり違う印象を抱いた(変化した)「カサノヴァ様」。
お二人の魅力や持ち味は違うと思うのですが、
掴みどころがない・・・そこは共通するお二人。
今回の役は、お二人への「充て書き」と思う位、持ち味にハマっている、
とは思わないです。
けれど、このお二人のコンビだからこそ、上演できたと思う位、お二人は魅了的!!!
なので、お二人の「持ち味」や「魅力」を改めて考えてしまいます。
「宝塚らしい」作品ですが、
演じているお二人は「タカラヅカ」の垣根を超えて「俳優」に見えます。
変幻自在な「明日海さん」と、合わせられる変幻自在な「仙名さん」。
「男役が売りの花組」と思っていますが、
同時に魅力的な娘役さんも豊富な「花組」。
でも、それを「売り」にしていない印象を受ける今回の作品。
・・・というわけで、抜群に魅力的な花組とキャストと公演ですが (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
「花組の魅力」は今、個人的に「迷宮」なので、
「花組の迷宮」を彷徨い中。
ずっと彷徨っていたいのですが、あと少しで出口です(/へ\*)。
観ている時は、ひたすら「楽しい作品」でカーニバル!・・・これに尽きます。
さいたまんぬ