2019年前半公演ラインナップに思う~「温故創生」は製作費の負担減!?~
「温故創生」を否定してる意図はないです。
「温故創生」の大切さと良さは、感じています。
なので「皮肉」っぽくみえますが、素直に感心した、個人的感想(想像)です。
2019年前半までの「公演ラインナップ」と、
小川理事長の年頭会見での
「昨年(2018年)は動員数277万人を記録し、過去最高」「今年のテーマは温故創生」
から、
以前見た、「阪急阪神ホールディングス株式会社」の「決算短信」を思い出しました。
この中の
「平成30年3月期 決算補足説明資料」(2018年05月15日付)
「2018年度(2019年3月期)業績予想 」(エンタテインメント・コミュニケーションセグメント )で、
・コミュニケーションメディア事業において増収を見込むものの、
宝塚歌劇が高稼働であった2017年度を下回ること等により減益。
と、記載されていたことで、あれこれ、妄想したことを以前書きました。
・月組『エリザベート』は「人気演目」且つ「(愛希さん)退団公演」の
「再演作品」でも、「減収見込み」なのね.etc
(2018年5月28日時点での感想です)
「宝塚大劇場の入場者、過去最多119万人(2017年度)」の記事と「決算報告」から思う~「明日海さん・望海さん」への期待度大~ - 清く、貧しく、美しく ~宝塚歌劇を糧に生きる~
その後、「決算短信」、
2018年度第1四半期(4月~6月)と第2四半期(7月~9月)
が発表されていました。
「エンターテイメント事業」で「ステージ事業 ≒ 歌劇」と思われる部分を抜粋すると
第1四半期は、「営業利益は各事業において諸費用が増加したこと等により前年同期並み」
第2四半期は、「ステージ事業において前年同期の歌劇関連商品の販売がトップスター退団により好調で
あったことの反動減等により、営業収益は前年同期並み、営業利益は減益」
(夢々しくないこと、はっきり記載されますね。。(自分のことは棚にあげる・・・))
「諸費用」は、上演前にかかる費用ならば、舞台装置や衣装、上演権(著作権)!?
2018年の前期、「宝塚歌劇」以外の東宝の演劇ステージ公演(例:帝国劇場公演)を思い浮かべても、
「諸費用」が高いことは分かるものの、上演権交渉時期等は「謎」なので、結局よく分かりません。
ただ、「歌劇関連商品の販売」が好調だと「収益増へ直結する」ことは分かります。(分かりやすい・・)
まだ、2018年の後期(第3,4四半期)の「決算短信」は発表されていません。
ただ、『ファントム』の舞台セットは豪華でした(高そう)。
「上演権」はすでに獲得しているのに、その分を差し引いても、業績予想は、減収見込みなのか・・・。
『CASANOVA』の「新曲」は、「上演権」よりは安そう!?でも、諸費用がかかる(豪華な舞台)!?
小文字は、個人的な想像です。
ただ、舞台は「装置」「衣装」にコストがかかる・・・特にヅカは豪華(ドレス)・・・
上演作品の予定はすでに数年先位まで、特に「大型作品」は決まってそう。
だから、予想できそうなので、2018年度は「減収見込み」。
2019年度を「増収見込み」にするならば、「上演権」獲得などは削り、
「温故創生」作品の上演、「関連グッズ販売の強化」
が浮かびました。。
ただ、やはり、ファン層を拡大して、観客数増加や「スカステ加入」増など、
根幹部分の強化は必須なので、投資(「名作のリボーン」)は不可欠そう。
「関連グッズ」については・・・。
座付き作家の「オリジナル作品」は、「タカラヅカ」らしくて、個人的に好きです。
ただ、2019年後半の作品のラインナップは、それらを含めて考えると興味深い・・
どんな作品でも楽しみであることには変わらないです。
「夢の世界」を深読みしても、劇団の戦略に結局は乗っかってます。。
『ON THE TOWN』と『20世紀号に乗って』について、調べていて、
「上演権」を持っていたことを知り、そこから、あれこれ考えてしまいました。
(『ファントム』も来年、梅芸で再演)
「舞台」が楽しめればいいので、単なる興味ですが、
よく考えて、上演作品が決められているなぁ・・・と、感心しました。
あくまで個人的想像なので、ご容赦ください。
今日は、 『ON THE TOWN』千秋楽!
観に行ってきます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
さいたまんぬ