「小川理事長」の影響力の強さの根拠を調べてみた

101周年に「小川理事長」が就任されてから、「歌劇団」運営方針の見直しと改革がなされ、興行収益も増加傾向にある気がします。

「話題作」が増え、ライブ中継が増え、チケットが取りにくくなりました。

結果的に「改革」は成功しているので、劇団運営に対する「小川理事長」の決定権の強さが増していると思います。

失礼ながら、前理事長「小林公一氏」が在任中、「歌劇団理事長」をここまで運営面で意識したことはなく、ご本人の「押し出し」は感じませんでした。

「小林公一氏」は、2004年~2015年3月末まで「理事長職」を務められました。

(2015年4月1日以降は理事となり、2017年4月より宝塚音楽学校の校長に就任)

前々理事長は「植田紳爾氏」なので、演出家でもあり「5組化」「新専科制度」など話題を提供した点で、やはり「歌劇団理事長」の決定権の強さを、感じました。

「小林公一氏」の宝塚歌劇に対する愛情が深く強いことは、「歌劇」の連載「夢・万華鏡」からも伝わってきます。

「小林氏」は、「宝塚歌劇団」創立に尽力した「小林一三先生」の一族なのに、失礼ながら、陰に徹していた感(あまり口出ししない)がありました。

歌劇団理事長」は、「創業者一族」でも「決定権」が弱まったのね、と思っていたのが、「小川理事長」の登場で、すごい「決定権あるやん!!」と驚き、疑問を抱くに至りました。

というわけで、その謎を解いてみたくなりました。

 

宝塚歌劇団」は、「阪急阪神ホールディングズ」の中核となる6事業(6社)の1つ「阪急電鉄」の1事業。

大きな組織になると「宝塚歌劇団」の企業における位置づけも「文化創造」より「経営事業」色が強くなったのでしょうか。

「創業者一族」といえども、「経営権」は弱くなるのは仕方ないですね。

よって、「宝塚歌劇」も一事業なので、「創業者一族」が人事異動により、「歌劇団」を離れてしまうのも仕方ないことです。

ただ、「歌劇団理事長」にしては、やたら影響力を強く感じさせる「小川理事長」。

 

「小川理事長」の会社での位置づけを調べてみました。(単にホームページ見ただけ)

2013年4月1日付 阪急電鉄 創遊事業本部 歌劇事業部長

2016年4月1日付 阪急電鉄 取締役(非常勤)、(宝塚歌劇団理事長は継続)

2018年4月1日付 阪急電鉄 常務取締役 創遊事業本部副本部長

(現取締役、現宝塚歌劇団理事長、宝塚歌劇団理事長は継続)

 

「小林公一氏」

2016年4月1日付 阪急電鉄    常務取締役 創遊事業本部長 退任

監査役(常任監査役就任予定)

2017年4月1日時点 阪急電鉄    常任監査役宝塚音楽学校校長就任

2017年6月14日付   阪急阪神ホールディングス常任監査役

 

「大塚順一氏」

2015年4月1日付 阪急電鉄 創遊事業本部副本部長 ( 現常務 )

2016年4月1日付 阪急電鉄 創遊事業本部長 ( 現常務 )

2017年4月1日付 阪急電鉄 創遊事業本部長 常務取締役

( 創遊統括部長  木場健之(現・創遊事業本部 歌劇事業部東京総支配人))

( 歌劇事業部長  大和正典(現・創遊事業本部 創遊統括部長))

2018年4月1日付 阪急電鉄 人事部・総務部担当、常務創遊事業本部長 

 

自分で書いてて、分かりにくいなぁと思いました。ごめんなさい。

「大塚順一氏」は、組織図で分かりやすくするため、記載しました。

 

役員構成は、

「取締役」会長 ⇒ 社長 ⇒ 専務取締役 ⇒ 常務取締役 ⇒ 取締役

監査役

そして、「阪急電鉄」の業務組織は

「都市交通事業本部」「創遊事業本部」「各部署(人事など)」。

なぜか、別枠で「宝塚歌劇団」があります

 

「創遊事業本部」の業務内容は、「宝塚歌劇」「宝塚スカイステージ」「梅芸」。

宝塚歌劇」は2つの業務組織によって運営されています  Σ(・□・;)

そして「小川友次氏」は、「阪急電鉄」の中で

・「創遊事業本部」の「副本部長」

・「宝塚歌劇団」の「理事長」

且つ、「常務取締役」という「経営権への発言力巨大」な役職のお方だったのですね。

有言実行できるだけの、権力があったと納得しました。

かつての「歌劇団理事長」とは、立ち位置が違うわけですね。

 

宝塚歌劇」を存続させる為には、「エンターテイメント事業」として収益を上げることが必然で、「小川理事長」は「救世主」だったのか°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°と、改めて見直しました。

 

とりあえず、「小川理事長」の「有言実行改革ぶり」に納得がいった自己満足な文章にお付き合いいただきありがとうございました。

 

「小川理事長」への、さいたまんぬの目下の希望は、

『「タカラヅカスペシャル2018」のライブ中継』

です。

「平成は、今年で終わりじゃない」とツッコみたいものの、観たいです。

また、

月組娘役「未定」

と、「愛希さん」への気遣い?など、時々、偏愛を感じる「小川理事長」。

でも、過去の「歌劇団理事長」と同じ位、「宝塚歌劇」に対する愛情を抱いていらっしゃるのは、親元会社が「事業経営」の位置づけへと方向転換しつつある中で、心強い存在です。

まとまりがなく終わりますが、明日、再び雪組公演を観てきます☆彡

 

さいたまんぬ

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