『マリー・アントワネット』梅芸千秋楽前日(花總&ソニン、原田ルイ)~最後はやはり「花さま」にひれ伏した~

また、訂正。

昨日は夜公演もあったので、前々千秋楽?でした。

 

でも、私の『M・A』千秋楽。

・。☆(。TωT)/゚:*【もう悔いはない、素晴らしい舞台をありがとう~】*:゚\(TωT。)☆・。

 

東京公演で、一旦、終止符を打ったので、再演を観ているような気分でした。

(個人比、客観的(!?)という意味)

・・・先日はね。

今日はMY千秋楽なので、改めてオペラグラスも多用しつつ各キャストを観ました。

「ルイ」の目を見て、世界へ没入。

今日は「原田さんルイ16世」千秋楽回 (。TωT)ノ☆・゚:*:

散々悩ませて楽しい時間を過ごさせてくれた、不思議な魅力の「原田さんルイ」

 

「原田さん」を初めて拝見するので、魅力(持ち味)が分からない所からのスタート。

「ルイ16世」の描かれ方が、これまで観た作品と違う人物像・・この「役」への興味。

 

「Wキャスト」の力が拮抗している程、双方の「役」に説得力があるので、

  作品との相性などを考えたりして面白くなる。

 

  今回のお二人は、全く違う「役創り」ではないだけに、微妙な「差」が、段々、

  見えてきたのが、面白かった!!!

 

  大阪公演は、「原田さんルイ」しか観れず。

  東京公演の「佐藤さんルイ」が変わっていなければ、

  個人的には、結果として「原田さんルイ」が好きでした。

(さいたまんぬは、元々「佐藤さん」好き)

 

「原田さんルイ」の方が、押し出しは弱め。

  そこが、いい!!

  この作品内での「ルイ」の存在感としては、絶妙と思いました。

 「良き夫であり父である家庭人の顔」、

 「国と民」を愛しているので、苦悩の末、決断を下した時の民衆の反応を見て、

   自分の歩んでいる道が王朝の崩壊の道を辿っていることを実感している表情・・・絶品(*TーT)b。

 

  緻密な演技と確かな歌唱力も魅力的。実力派のお方と、惚れ惚れしました☆゚・*:.。.☆

   この存在感が不思議な魅力。。。

 後からじわじわ感じる良さ・・・若いのに脇で光る程々な「華」(褒めてます)。

 「押し出しは、調整しているのかな?と思うけど、 他の作品を観ていないので、分からない。

  

 「華」を感じる「佐藤さんルイ」

   同じ場面でも、見せ場での吸引力がすごい!!

   ただ、作品の「ルイ」は、『M・A』を引き立てるには、押し出し弱めがいい

   でも、「華」は抑えられないし、努力で中々得られない稀少なモノ

   脇役でも、場をさらう辺り、素晴らしいお方です!!

   ただ、作品のバランス的には、少し考えさせられた「目立つルイ」でした。

   (東京公演時からの全体的感想)

 

 「古川さんフェルセン」

    もう、「華やか~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」に尽きます。

    一度、オペラグラスで見たら「危険」なお方。

    そこで、固定されてしまう☆゚・*:.。.☆美しい☆゚・*:.。.☆

    個人的には、「田代さん派」はぶれません。

    大阪公演には出演されていないので、良さを「大阪公演」で語るのは失礼。

 

 ただ、気軽に言えそうで、観た人3人に、

 「田代さんフェルセン、良かったの」とつい口を滑らせた。

   で、相手の最初の一言は、「ビジュアルは?」

 

 「歌唱」について話が盛り上がってる時なのに・・・「ビジュアル」なのね。

   やはり、「ビジュアル」は「芸」に匹敵するモノなのね。

  (「匹敵」どころか、「ビジュアル」の方が大切?と感じることもある(この公演でに限らず一般論))

 

   というわけで、

 「古川さん」は「真ん中」で輝くのにふさわしい「華」がある存在だとつくづく実感。

   東京公演と同じく恋に近い、愛に生きる若きフェルセン」でした。

   次の『ファントム』は誰だろ、城田さん、井上さん、古川さん・・・気になります。

 

 「ソニンさん」と「花總さん」は、やわらかくなった印象です(良い意味)。

 

 「ソニンさん」、「憎しみでギシギシした近寄りがたさ」が弱まった。

   これ位の強さの方が、「正義」で行動しているように感じ、感情移入できました。

「最後の場面」(アントワネットに対して敬意を払う気持ちに変わる)との繋がりも、

  いい感じ!と思いました。

   迫力と上手さ、存在感は、変わらず、拍手喝采です !(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆

 

  そして「花總さん」・・・ただただ、ひれ伏すばかりです。

 「気品」に柔らかさが加わり、「フェルセン」「ルイ」への別の形での愛を感じ、

   悪い人物と感じさせない!!

  それだけに、終盤の演技で、「ソニンさんマルグリット」が感化されるのに納得。。

 

  東京公演より、裁判の場面は、

「凛」として、死を覚悟して恐れない、「王妃」の品格がありました!!!

「ソニンさんマルグリット」が自らの行動に疑問を抱き始めていたのが

「心の真実」に気付くのに、 説得力ある!!

 

 「マルグリット」もひれ伏してましたが、さいたまんぬもひれ伏しました。

   千秋楽間際なので、観客の涙も、先日より大きい!

 

  やはり、

「花さま」は当代随一の「皇后役者」

 「殿堂入り」揺るがないです(個人的感想)

  今日は作品名『マリー・アントワネット』でいいと思った舞台

  

  カーテンコールは「原田さんルイ」千秋楽。

  二人の「M・A」を抱き上げられ、茶目っ気たっぷりでした☆彡

  この時の笑顔が、暗い作品なので、気持ちが明るくなる⤴⤴

『M・A』は、充分堪能し、満足。

 

  勝手ですが、閉幕してくれて、開放される・・・中毒になる

・・・寂しいけど、ほっとしました(TmT)ウゥゥ・・・

 

  個人的な感想なのでご容赦ください。       


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