「礼真琴さん」~御曹司なのに「試練の人」①フロリアンは超難しい役~

今回の星組公演、7日から、休演日と14日以外、毎日観劇してます。

帰省日程にもさすがに限度がある。

「七海さん」のお見送りと決めて、張りきった!!

「パワースポット」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°で、悔いを残さぬよう、観てます。

 

「ショー」は、どこかしらの場面で、「愛」を感じて、

「七海さん」が出ている場面でもないのに、頭によぎって涙が出ます。

「89期生」・・・好きです。

 

想定外だったのが、『霧深きエルベのほとり』

私は理解力が不足しているので、解釈に自信がないことは自覚しております。

 

だから、個人的な感想なので、ご容赦ください。

 

この作品に関しては、「話の解釈間違えはしてない」と思っています。

さすが、歴史ある作品、分かりやすく、「台詞」で説明してくれます。

 

最初観た時、

「疑問」が浮かんだけど、

再演を繰り返された「名作」であり、「上田久美子先生の潤色・演出」。

「これが、感動の名作というものだ」

と自分に言い聞かせて、

観続けてました。(悪い意味ではない)

 

自分の感覚がずれてたら、恥ずかしいと、

「カールのべらんめぇ口調」でごまかしつつ、

感想を書きました。

 

星組『霧深きエルベのほとり』宝塚大劇場~初観劇の第一印象:「56年前」初演のリメイク・・・~ - 清く、貧しく、美しく ~宝塚歌劇を糧に生きる~

 

あっという間に明日が、「MY千秋楽」(宝塚大劇場)

「名作」「上田先生潤色・演出」フィルターで、自信がなくなる自分の感想。

感想だから、正解はないですが、2大巨頭の前では、自信がなくなる。。

 

ただ、キャストの感想について、

  初観劇から大きく印象が変わったのが、

「礼さん」演じる「フロリアン」は超難しそうな役。

ということです。

 

「簡単な役」はないので、不適切な表現かもしれません。

・・・「難しい役」です。

 

あまり、見かけない役柄。(私の観劇範囲内)

こういう役こそ、「Wキャスト」にして、別の「フロリアン」を観たら、

自分なりに人物像ができるのにな

と思わせる、個人的に手強い「フロリアン」。

 

「紅さんカール」と正反対の性格の持ち主「礼さんフロリアン」。

「動」の「カール」に対して、「静」の「フロリアン」

 

本音を隠してふるまう点は同じでも、全然違う

「カール」と「フロリアン」

 

表に感情を表さず、ひたすら堪えて、常に穏やかで優しい人。

 

「マルギット」への愛情は、「カール」と同じかそれ以上だと思う。

その感情を、感じさせないように、滲み出して、(観客に)感じさせる。

 

・・・さじ加減がすごく、難しそうな役。

 

最初、「成熟した男役さんが演じたら、ハマりそう」「持ち味が違う」

なんて、書きましたが、

それ、ちょっとズレてました。

そんな言葉で片づけられない、なんとも言い難い、とにかく難しい役。

 

分かりやすく感情が滲み出たら「フロリアン」じゃない。

星組『霧深きエルベのほとり』②~作品とキャストのざっくり感想~ - 清く、貧しく、美しく ~宝塚歌劇を糧に生きる~

という訳で、「礼さん」失礼しました。

 

役の感想については、あくまで個人的な印象です(やっぱり自信がない)。

 

「七海さん」とは別で、

そう思った日から

舞台上の「礼さんフロリアン」をガン見してます。

一挙手一投足から「フロリアン」を探る

・・・変な観劇スタイルですが、「好き」なので、スルーしてください。

 

「礼さんフロリアン」は、それ位、費やしても、個人的に価値がある役。

とにかく、ちょっとした「仕草」「表情」で「語る」ので見逃したくない。。

 

・・・これ「礼さんフロリアン」にハマってる?

 

「礼さん」をここまで「お芝居」でガン見したのは、初めてです。

 

少しずつ、「あっ、いい感じ」、と一昨日位に思い始めたので、益々気になる。

 

「持ち味」と違う役柄だとは、なんとなく思います。

そして、「トップスター」になるには必要な「役」なのかもしれない、とも思います。

 

そこが、「御曹司」なのに「試練の人」だな、と思いました。

 

「礼さん」に対しては、「要求水準」が高いと、今回、特に思いました。

「ずば抜けた実力」で、期待に応えて結果を出すところがすごいけど、なんでやろ??

 

と、超「御曹司」なだけに思います。

 

劇団も「礼さん」に対して、期待は大きいと思います。

でも「愛のムチ」のレベルが、「平均」以上な印象に違和感。

 

前にも書きましたが、「礼さん比」では、個人的に「芝居」が弱いと思います。

とはいえ「礼さん比」。

 

劇団の意向は知らないので、

後からぼんやり、

「あぁ、それでかぁ」程度に納得することがあります。

 

「95期」で早くから抜擢されていたのは「礼さん」と「柚香さん」(男役)

お二人が「別の組」に配属されたのは、そういうことだと思うと、

「礼さん」の魅力(歌・ダンス)は、「花組」でもいい?と思ったりするけど、

舞台観てると、違う気がする・・・(それは「星組礼さん」に馴染んだから!?)

「礼さんヒストリー」まで遡ってる、頭の中で占める割合が多い「フロリアン」。

(だから、「何かはある」と深読み妄想してしまい、「ガン見」してます。)

 

という訳で、

「礼さん芝居」を「初ガン見」中で、変化を感じ、

  魅力的になってきた「礼さんフロリアン」。

「仕草」などは日々変わるけど、全体的に魅力的になってきたと思います。もっと観たい

 

そんな「フロリアン」を観てると、この作品は「名作」なんだな、と逆算で納得。

 

今回、「超クラシカルなヅカ作品」に合わせている「歌唱」が「見事」。

「ショー」での「歌唱」とは違う、

「クラシカルな歌唱」で「フロリアン」の切なさが、ひしひしと伝わってきます。

ここは、感動モノです。

 

という訳で、「礼さんガン見」は、

今回の星組公演の、本来の目的と違うけれど、

「星組」の未来の「一番星」を見ることで、周囲も見えてきて、

「星組」、、熱いです。

 

明日のMY千秋楽までに、答えは出ないだろうし、

「七海さん」を観なくてはならないので、

ゆっくり反芻しようと思います。

 

という訳で、「有沙さん」(と役)も同様に「注目中」。

・・・奥深い「霧深きエルベのほとり」です。

 

考え中なのですが、初印象からの変化した印象と、

「注目中」(答え出ない)なので「①」としました。

 

個人的な感想なので、ご容赦ください。

 

さいたまんぬ


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