『マリー・アントワネット』帝劇:感想⑥待望の「古川フェルゼン」半端ないビジュアル
昨日観てきました。
ハマるとしつこいです。
この「ハマり」が始まると、「寝食忘れて倒れるまで没頭」の日々。
倒れたら、『蘭陵王』に差し障るので、程々にしておきたいけど止まらない。
懸念は『蘭陵王』の観劇は1回。理解できるかな・・・!?
改めて、訂正します。
「新演出版」はすごく面白いです。且つ豪華キャスト。
多分、豪華キャストが、作品にかなり影響しています。
キャストが変わると、作品の印象が変わるので、各パターンが観たくなる。
曲は、やっぱり難しい。
でも、慣れてくると、素晴らしい音楽と感じる。
「面白くない」は、やはりこの作品、1回だけだと、分かりにくい。
(個人差あり)
感想は、観たキャストによって、大きく変わると思います。
客席の熱狂ぶりがすごい!!
なので、再演の可能性あるかも、と思えてきました。(千秋楽間近だから!?)
ただ、チケットの売れ行きは、微妙・・・クチコミ次第!?
DVD発売は、人気とは別で、今回のキャストはもう揃わなさそうと思いました。
よって、リピートしてます。(言い訳)
今回、「演出」の存在の大きさを実感しました。
「演出次第」で同じ作品が生まれ変わる・・・初演ほぼ憶えてませんが、違いました。
再び「フランス革命」の本を引っ張り出して復習。
「フランス革命」の作品は多いですが、作品によって、違う人物像。
「演出家」の「フランス革命」の印象なんだな~と改めて考えさせられる作品。
というわけで、「謎」(疑問)がいっぱいあると言ってましたが、徐々に自分の中で結論が出つつあります。
やっぱり、「面白くない」と思った理由を考えるのが「面白い作品」でした。
「面白くない」は、間違いで、「理解までに時間がかかる作品(個人的に)」でした。
キャストの印象も定まりつつあります。
ただ、これもまた、難しい人がいます。
自分の好みの役作りとキャストの方が好きだけど、作品の流れにしっくりくるのはもう片方かもしれない・・・
キャストが実力派なだけに、役作りの方向性が違うWキャストは、考えさせられます。
「自分が好きなら、それでいい」
なんですが、好きになった作品ほど、あれこれ考えてしまいます。
そこが面白いのですが。。
『エリザベート』でどの「トート」「エリザベート」が好きか、と同じ感じ!?
と長い前置きなので、本日は感想は短くします。
個人的備忘録です。
感想も、個人的な感想でよく変わります。
本日のキャストは、
アントワネット:花總さん
マルグリット:昆さん
フェルゼン:古川雄大さん
ルイ16世:原田さん
(。TωT)/゚・:*【やっとご登場の「プリンス」、古川さん】*:・゚\(TωT。)
本日は、「古川さんフェルゼン」ガン見で終わりました。
抽選と日程の関係で、ようやく拝見できました。
ビジュアルは「ジェンヌさん最強 (*`▼´*)b」派とはいえ、ハンサムはいい(*゚.゚(゚.゚*) ♪
「古川さんフェルゼン」は見惚れましたヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
美しすぎる・・「美しさ」が際立って、演技や歌が吹っ飛ぶ位、罪深い美しさでした。
テレビだと、立ち姿をずっとオペラグラスで追えないやん (TmT)・・・
これまでも、色々な役を演じられてますが、
やはり、「フェルゼン」のような王子様風の役が似合う
と個人的に思いました。
でも、色々な役を演じているのは、やはり「クセ」がない「美しさ」と「華」。
だから「引っ張りだこ」で人気あるんだなぁ、と改めて納得 (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
ただ、散々褒めてから、言うのもなんですが、
「花總さん」とは、あまりしっくりこない印象。
「古川さん」は、「王子様」ですが、ちょっと「現代的」です。「歌唱」も。
なので、クラシカルな「花總さん」とは、「声質」や「雰囲気」がしっくりこない。
演技も含めると、「笹本さんアントワネット」との方が似合う気がしました。
(「演技」や「歌」が吹っ飛んでないやん、というツッコミはご勘弁ください。)
というわけで、「笹本アントワネット」✖「古川フェルゼン」が観たい!!
と、「観たいサイクル」が続きます。
今、公演で一番の「謎(疑問)」は「原田さんルイ16世」。
役の印象が、「これ」って表現できない、不思議なお方。
ちょこっとした「芝居」すごく上手いです。「歌」も上手いです。
ただ、「こんな人物像」の結論が出ないお方。
「分かりやすい人」の方がやっぱり、万人受けしたり、魅力的。
私の場合、個人的理解不足の場合が多いです。
なので、「原田さんルイ16世」については、個人的に不思議なだけかも。
ただ、その不思議な魅力に、目下注目中。
「佐藤さんルイ16世」は、「王に向いてない、王族に生まれた自分の運命」に嘆きつつ、「鍛冶屋」によっぽどなりたかったんや~、と説得力のある「鍛冶屋」願望の人。
とはいえ、「悲哀オーラ」を全身から放ちながらも、自らに課せられた使命を、賢明に果たしてます。
時々、はっとさせる「国王の風格」の表情を見せ、そこが、かっこいい!!
そして、とにかく優しい。「アントワネット」愛に満ちてます。
更に、一見平凡な人なのに「賢さ」が滲み出てる人物像。
(べた褒め・・贔屓入ってます)
今回、「フェルゼン」も「ルイ16世」も、知的で魅力的な男性です。
こんな素敵な二人の男性から愛されて、「そりゃ、民衆の反感も買うやろな」
と思ってしまいました。
また長文になってしまいました。
備忘録なので、ご容赦ください。
さいたまんぬ