私的「ヅカ」アワード2018
今日は、平成最後の大晦日。
なので、今年観た作品を振り返り、
個人的に印象的だった作品やジェンヌ様を挙げたいと思います。
より伝わりやすいように、ランキング形式にしました。
【観た作品】
【大劇場公演】(芝居作品のみ記載)
花組『ポーの一族』、『MESSIAH』
月組『カンパニー』、『エリザベート』(暁&風間Ver.)
雪組『ひかりふる路※』、『凱旋門』、『ファントム』(彩凪&朝美Ver.)
星組『ANOTHER WORLD』
宙組『天は赤い河のほとり』、『異人たちのルネサンス』
【別箱公演】
星組バウ『NEW WAVE-星ー』、星組『台湾公演』(梅芸)
花組&専科『蘭陵王』、花組『全国ツアー公演』(大宮)
【ライブ中継のみ】
花組『あかねさす紫の花』(中大兄&大海人Ver.) 、月組『雨に唄えば』
月組バウ『愛聖女』、花組『Delight Holiday』、 星組『台湾公演』
※雪組『ひかりふる路』は、宝塚大劇場公演のリピート回数が多く、東京公演の観劇は1回なので、
2017年に入れて、「大劇場公演」は「宝塚大劇場上演」換算にします。
☆゚・*:.。.☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【作品賞(芝居)】*:・゚ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*:.。.☆
1位:雪組『ファントム』
2位:花組『ポーの一族』
3位:花組『MESSIAH』
かなり悩みましたので、僅差です。
・「宝塚らしい」華やかな舞台
・ 群衆劇の魅力や迫力(舞台上のキャストの熱量の高さと一体感)
・ 主演やその他のキャストの魅力
・ オリジナル作品、他のキャストの活躍ぶりの多さ .etc
を考慮した結果、3作品が特に印象的で、その中では・・・『ファントム』!!
活躍するキャストの人数も少なく、オリジナル作品ではないです。
エリックとクリスティーヌの歌唱の比重が高くて、主要キャストも少ないです。
でも、この作品は、「宝塚らしく」華やかな舞台に生まれ変わった印象。
大人数での群舞や群集劇など、「宝塚ならではの良さ」が散りばめられていました。
また、主演「望海さん」以外のキャストの歌や芝居も巧みで、印象的でした。
魅力的な楽曲が多いこと、間延びする場面がなく、
感動の涙で完結するストーリーの完成度の高さから、僅差で、『ファントム』!!
☆゚・*:.。.☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【作品賞(ショー)】*:・゚ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*:.。.☆゚
1位:花組『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』
次点:星組『Killer Rouge』
雪組『Gato Bonito!!』
憶えやすいメロディ―ラインでの華やかな幕開け
沢山のスターさんに活躍する場がある
男役さん群舞のキレッキレのダンス
魅力的な歌唱で魅せるスターさんの見せ場がある
若手スターさんが並んで踊る場面
トップさんを盛り立てるようなドラマチックな群舞(サヨナラ公演に多い感じの雰囲気)
トップさんが、高らかに歌い上げ、印象に残る歌と歌唱に感動する場面
涙が出そうになるような、しっとりとしたデュエットダンス
が好きです。
なので、上記の要素が、多く含まれている程、好きなので、この順番かな (-_-)ウーム
*:.。.☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【素晴らしかった男役で賞】*:・゚ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*。☆
1位:明日海さん
~『ポーの一族』エドガー、『MESSIAH』天草四郎~
2位:望海さん
~『ファントム』エリック~
「エドガー」は、「明日海」さんしか出来ないと思う位、役が降臨していた印象。
それでいて、指先まで、緻密に計算されていると思わせる仕草や目線。
圧倒的で、畏怖すら感じる存在感で、素晴らしかったです!!
「作品」も良かったですが、「明日海さん」の圧倒的存在感が印象的でした。
そして、「持ち味」とは違う役の「天草四郎」も、
牽引力と求心力が素晴らしく、演技に魅了させられ、
花組生もその影響を受け、呼応して、
舞台上のキャストが活き活きして、熱量が高かった舞台。
「エドガー」によって、「明日海さん」の「演技」の魅力が引き出され、
大輪の花が開花したかのように感じました。
その「演技力」を、「天草四郎」で実感させられました。
何より「華やか」で技術的にも圧倒的で舞台上で君臨されていた印象。
「望海さん」も、魅力の歌唱を余すことなく披露され、圧倒的で圧巻の「エリック」
これ以上の「望海さんエリック」はないと思ってしまう位、
絶唱と芝居が完成されていて、
「すごすぎ・・・」の一言に尽きました。。
*:.。.☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【素晴らしかった娘役で賞】*:・゚ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*。
1位:愛希さん
2位:仙名さん
3位:星風さん
「愛希さん」は、「個人」として舞台での存在感が大きく、魅力的でした。
「宝塚の娘役」の枠を超えた存在感で、「スター」として輝きつつも、
「娘役」らしいキュートさと、「透明感」や「清潔感」が漂い、
時に男前なダンスで「カッコ良さ」も垣間見せ、魅了されました。
「愛希さん」フィーバーを感じ、宝塚全体を湧かせてくれたような存在でした。
「仙名さん」は、「愛希さん」とは逆の印象で、
「謙虚さと実力」で「明日海さん」の魅力を引き立たせた影の功労者。
さりげなすぎる、控えめで謙虚さが印象的だったのですが、
後半の舞台『Delight Holiday』(LV)や『タカスペ2018』(LV)で、
「個人」として輝く舞台姿を拝見し、ものすごくポテンシャルが高く、
「カメレオン俳優」と以前に思った印象を再度実感 (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
「寄り添い」芸もできるけど、「個」としても輝く人だなぁという印象を
特に今年後半の舞台で感じました。「演技派」な「娘役さん」。
「星風さん」は、舞台毎に輝きを増し、魅力の引き出しを増やしている、
今、勢いを感じる方。
この方も、ポテンシャルが高く、学年が若いだけに、今後が楽しみ☆彡。
「真風さん」や上級生の多い宙組で、一生懸命追いつこうと努力され、
元々、押し出しのある「華やかさ」を持っておられ、
「真風さん」とのコンビだと「持ち味」と違う役を配役されそうなのが、
きっちり、モノにする所がすごい!!と「カテリーナ」役で思いました。
*:.。.☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【好きだった役で賞】*:・゚ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*。☆
(上記の方々を除きます)
役と演技が魅力的で、特に良かった方々。
華さんの「メリーベル」(『ポーの一族』)
美弥さんの「スイートハニー」(『BADDY』)
鳳月さんの「中大兄皇子」(『あかねさす紫の花』)
純矢さんの両作品の役
芹香さんの両作品の役
輝月さんの「リナ」(『雨に唄えば』)
七海さんの「殤不患」(『東離劍遊紀』)
暁さんの「ルドルフ」(『エリザベート』)
綺城さんの「鈴木重成」(『MESSIAH』)
彩風さんの「キャリエール」(『ファントム』)
*:.。.☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【期待の若手で賞】*:・゚ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*。☆
まずは、
若手ではない?「水美舞斗さん」の躍進が印象的で魅力的でした。
そして
音くり寿さん(『蘭陵王』洛妃が絶品で、泣かされました)
舞空瞳さん(観た舞台で「スターオーラ」を感じ、ダンスが魅力的!)
風間柚乃さん(『エリザベート』ルドルフの芝居と歌唱の飛躍に驚いた!)
天彩峰里さん(『異人たちのルネサンス』『白鷺の城』が良かった!!)
皆様、舞台度胸の良さと実力で、今後のご活躍が楽しみです。
長かったですが、以上です。
改めて、思い返せば、もっと沢山の方々がいます。
ただ、パッと最初に頭に浮かんだ方々が、印象に残ったということで挙げました。
ランキングは、インパクトの強さを分かりやすく示しただけで、あまり関係ないです。
作品も魅力も違うので、比較できず、
悩む間、観劇してた時間を思い出して、楽しく反芻してました。(暇)
個人的備忘録です。
来年も、素敵な作品とジェンヌさんに出会えると思うと、楽しみが尽きないです☆彡
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
★☆。.:*:・"゚★よいお年をお迎えください★。.:*:・"☆★
さいたまんぬ