「中堅スター」は「中間管理職」っぽい・・・~宙組『黒い瞳』の配役~

個人的な感想でご容赦ください。

年末の締めくくりを前に、思ったことです。

 

宙組博多座公演『黒い瞳』

「出演者」からは、配役に「順当」な印象を受けます。

 

 あっと驚きはないけど、

 イメージが似た感じのお二人が絡むお芝居、

「月」「太陽」のような明るさとは反対のイメージ)

 どんな舞台になるか、興味がありますo(*▼▼*)o ワクワク・・・

 

「月」イメージが強いダンディーな「トップさん」と「2番手格スターさん」

 でのガッツリお芝居は、最近では珍しい印象 w(゚o゚*)w

(個人的印象です。)

 

 どちらかが、割と明るめの「華」感じる5組のイメージ

 

 なので、

  過去の「ニコライ役」の「真琴さん」「音月さん」よりは、

  影の印象が強いダンディな「真風さん」。

 「プガチョフ役」が、割と渋い大人の男の印象。これまた似合いそうな「愛月さん」

  このコンビ芝居は、楽しみです。

  少し気になるのは「青年将校ニコライ」は、割と「影」イメージは強くなかった気がする。。

   (記憶違いかも!?「ライブ中継」が当たりますように・・・)

 

さておき、

過去に上演された「1998年月組大劇場公演」と「2011年雪組全国ツアー公演」の配役

と見比べてみました。

役のポジションが、ほぼ同じように、

「中堅スター」、「注目株(路線系?)スター」、「若手注目株」で、

割り振りされている印象。

 

「ほぼ」は、

  現宙組の「中堅スターさんの層が厚いところ」が反映された結果、

「注目株スターさん」の役の比重が、学年の割にやや軽いと思った・・・

  そもそも「注目株スターさん」(和希さん)の学年が上で、

「若手注目株さん」の存在が薄い(優希しおんさん?)・・・

 

私は「月組大劇場公演」しか観ていないので、

「雪組公演」は、当時のスターさんの印象です。

  いつもの「うろ憶え」で「曖昧な番手」の記憶

(馬車に乗った青年貴公子「真琴さん」と分厚い毛皮着た「紫吹さんプガチョフ」の場面が印象的。

 ・・・けど「ブガチョフ」がええ男やった記憶は残ってる。)

「当時も曖昧」だった気もする「番手が分かりにくい中堅スターさん」

 

再演で、演出が変わる部分はあると思うので、単純比較はできないと思ってます。

 

(Wikipedia等を参照、敬省略、カッコ内は当時の学年:間違っていたらごめんなさい)

f:id:saitamannu:20181230130720p:plain
 この表の作成が、今の私のパソコン技術限界・・・

 

月組公演の記憶での、個人的印象は以下の通りです。(⇒が今回の宙組配役)

「シヴァ―プリン少尉」が、「路線スターさん」⇒「桜木さん」

 

「マクシームィチ」が「中堅スター」⇒「蒼羽さん」

「ベロボロードフ」も「やや脇役系中堅スター」(雪組は「中堅スター」?)「澄輝さん」

「エカテリーナII世」が、「2番手娘役スター」⇒「純矢さん」

「パラーシカ」が、「若手娘役注目株」⇒「瀬戸花さん」

「トリオ」が「若手スター注目株」⇒「秋音さん」「和希さん」「優希さん」

 

「エカテリーナII世」「千紘さん」は、元男役さん(好きでした)

  この役は、超華やかで、学年以上に迫力があり、印象的でした☆゚・*:.。.☆

 

  なので、「純矢さん」にぴったり d(≧▽≦*) !!

 

 「シヴァ―プリン少尉」役以外は、今回の宙組公演、ややベテランの印象 (-_-)ウーム

  

 「分割公演」でも、違和感なく「スターさん」が豊富に健在しているのは、すごい!!

   ただ「中堅スター」さんが多い印象。

 

 「トリオ役3名」は、「期待の若手役」イメージ。

   なので、今回の宙組出演者なら「和希さん」に納得 (*゚.゚)(*。。)ウンウン。

   でも、「和希さん」は、「中堅・注目株スターさん」の印象。

 (前回大劇場公演前に初認識したため、配役上、目立つのが難しく、あまり分からずじまい。)

 「優希さん」は、学年的に、順当なイメージ。

 

 という訳で、今回の宙組『黒い瞳』の配役は、順当なイメージ☆彡

 と同時に、「中堅スターさん」が多いと、改めて実感。。

 

  『異人たちのルネサンス』の「工房の仲間たち」から、あまり変わらない印象・・・

 

 「中堅スターさん」は、定義が曖昧で、学年も様々で、ポジションも曖昧。。

   でも、「別格スター」と、「別格」がつくこともないけど、「スター」。 

 「路線スター」の方にも使われない印象だけど、やっぱり「スター」。

 

 あくまで個人的な印象ですが(ちょっと失礼)、

 「中堅スター」と「若手注目株スター」のどちらが多い方が、「華やか」?

   と、考えると・・・「若手」に「注目株」がついていたら・・・後者かな!?

 「別格スター」、この言葉は、最近よく耳にするので、イメージしにくいものの、

 「別格スター」が多いと、なんだか頼もしいイメージ。

 

 「中堅スター」は、貴重な存在で「華やかなスターさん」なのに、

 「別格スターさん」「路線スターさん」、下級生には「若手注目株スターさん」

   その間に挟まれて、やや「曖昧な立ち位置」から、

   会社の「中間管理職」っぽい印象を受けます。

 

 『異人たちのルネサンス』の「ヴェロッキオ」役がすごく良かった「松風さん」

   今回は、「ミロノフ大尉/レインスドルプ将軍」役。

   2つの役を担ってるので分かりませんが、

   過去の公演の「ミロノフ大尉」役の方々から想像すると、

 「芝居で重鎮」路線歩んでおられる・・・。

 

 「中堅スター」の宝庫「宙組」は、分割公演でも、頼もしいけれど、やはり、

   若手さんに役が回りにくい印象。。

 

   ただ、「芹香さん組」は、若手さんが多い印象なので、活躍の場がありそう!!

 

    「ライブ中継」がある点では、「博多座」組は「ショー」があり、目立ちそう!!

  

      ただ「和希さん」の役不足感は否めない・・・ので「ショー」での活躍を期待☆彡

 

   スターの上級生化は、時期的な関係です。

   ただ、過去に公演した組を見ても、

 「中堅スター」の、「曖昧なポジションのイメージ」は変わらないです。。

   そして、楽しみなのも変わらないです☆彡

 

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