89期生の分かれ目~「トップスター」と「別格扱い」~

個人的感想なので、ご容赦ください。

ここでの89期生は「明日海さん、望海さん、凪七さん、美弥さん、七海さん」の5人。

「美の5大スター」

「トップスター」と「別格扱い」に分かれた5人。

「別格扱い」とひとまとめにするには、ポジションが違う3人。

個人的感想なので、ご容赦ください。

 

時期と運によっては、全員、トップスターになれる可能性は充分ありました。

5人に共通するのが、1期か2期上の上級生「有望株」の存在。

その存在により「御曹司」感がないです。

 

(トップスター以外の)3人は、

本腰を入れた「劇団推し」時期が良くなかった事、「遅咲き度大」

が今の状態に至っている気がします。

そして、劇団が「ファンの人気」や「上級生スターの持つ魅力」を考慮している事を実感させてくれる方々です。

  

①明日海さん

若手時代は、「龍さん」「明日海さん」で「美しい若手コンビ」の印象です。

でも「劇団推し」はありました。

「霧矢さんトップ時代」辺りから、お二人に差が出始め、「明日海さん」の人気が急上昇

でも、劇団は「龍さん推し」も続行中で、迷ってる感あり。

劇団の苦渋の決断?

⇒「準トップスター」就任。

これには「劇団推し強」を実感しました。

以後は、

三井住友VISAカードのスポンサー ⇒  花組異動 ⇒ 現在

  

若手時代から「劇団推し」があり、ファン人気と「劇団推し強」により異動で就任。

 

②望海さん

若手時代は、1期上に「朝夏まなとさん」の存在がありました。

花組は、いつも戦国時代の印象。(私が観ている期間内)

頭一つ抜きん出る「当たり役」を飛ばさないと、厳しい。

「朝夏さん」が宙組へ異動して、代わりに来られたのは、1期上「春風弥里」さん。

若手は、混戦の印象が続きます。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

と思ったのが『オーシャンズ11

大きくて「おいしい役」の認識があったので、「劇団推し」の予感(研12)。

その直後、同期「明日海さん」が異動してこられました。

しかし、次の大劇場公演『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』で「望海さん」の歌にハマりました。

あの役は、「歌ウマ人」として、ファンの人気もブレイクしてきた印象。

(これは個人的贔屓目が入ってそうです)

「劇団推し強」に切り替わる(研13)。

以後は、

雪組異動で大活躍 ⇒ 現在

 「劇団推し」は遅かったが、ファン人気と「劇団推し強化」が強くて早く、異動で更に飛躍した結果、就任。

 

③凪七さん

エリザベート」役「抜擢」(研7)といういきなり「劇団爆推し」から始まる印象。

宙組でも新人公演主演経験のない若手男役スターさんが他組の「エリザベート」役。

ただ、「抜擢」は話題でしたが、失礼ながら、評判は「抜擢」程、印象がないです。

さいたまんぬも、「綺麗なエリザベート」の印象しかないです。。

その後、すぐに宙組で新人公演主演(研7)やバウ公演主演され、「劇団推し」を実感。

ただ、あまりブレイクせず、本公演でも「当たり役」が来ない時期に突入。

以後、

月組へ異動 ⇒ 専科へ異動 

ゆっくり、華と実力が伴って、「スター」になられた感ありです。

若手時代、やはり1期上に「鳳翔大さん」「春風弥里さん」「蓮水ゆうやさん」の存在がありました。

この3人が、新人公演で主演されていたので、「エリザベート」まで印象がないです。

いきなりの「大抜擢」が他組の「エリザベート」(娘役)。

「推し」の期待に応えられていたら、トップ街道まっしぐらだったはず。

でも、「初抜擢」がいきなり「他組の娘役」は、むちゃぶりすぎます。

「劇団推し」時期が遅くて、インパクトが強すぎ、「初抜擢」の役を外した印象。(失礼)

 

研7でいきなり「劇団爆推し」⇒ 微妙 ⇒ 少しずつ努力で積み重ねて遅咲き「スター」

 

④美弥さん

本格的に注目されたのは、2009年『太王四神記 ver.II』の娘役で、研7。

その後、新人公演初主演。

注目後、本公演のみで、豊富なスター陣の中、目立ちにくい時期に突入。

若手では、1期上に新公サヨナラホームランを飛ばした「紅さんパーシー」と「御曹司の真風さん」が活躍。

ただ、異彩を放つ存在で、本公演でも「紅さん推し」「真風さん推し」の影に隠れがちながらも、「やや人気」な印象。

「ちょっと劇団推し」の月組異動(研12)遅め

 ⇒  やはり異彩を放つ「当たり役」で少しずつ人気上昇

月組2番手で、さらに活躍しファン人気もブレイクの遅咲きスター

でもトップスターは下級生で、最近、更に下級生95期「月城さん」等が台頭。

 

⑤七海さん

新人時代は、宙組で「凪七さん」と同期なので、ほぼ同じ印象。

1期上の3人の存在により、新人公演初主演は、研7の1回。

ブレイクしたのは、2012年『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』ミッターマイヤー役と思います。

「劇団推し」の星組異動(研12)遅め

 ⇒ 人気は順調に上昇し、3番手。

異動時には、下級生に「劇団推しとファン推し巨大」な「礼真琴さん」の存在あり。

 

大劇場観劇のみでの個人的印象です。

(バウ公演でヒットを放った方もいるので、観ていない為、ご容赦ください。)

 

「トップスターになられた方」は、「劇団推し強化」と「ファン人気の強さ」が比較的早い時期で、異動する組があった。

そして、「異動させてでもトップに就任させるべき」と判断された。

 

「別格扱いの方」は、「劇団推し強化」が違和感と早過ぎか、遅いか、弱い、と順調でなく、「ファン人気」が出遅れた間に、下級生が台頭し、異動する組がない状況。

 

「劇団推し」が遅くても、その後「劇団推し強化」が強くて早ければ、間に合います。

「劇団推し強化」が、89期生の分かれ目になったと思います。

「劇団推し」は多少の「意外性」「抜擢」OKです。

でも、「劇団推し強化」は、「劇団」も厳選します。

 

「劇団推し強化」に、人気と実力が伴わなかった、と言い切れない方々。

良さが出る時期が遅かったとも、年数を重ねたからこそ独特の「良さ」が出てきた方々とも言える方々。

「別格スター」とも少し違うような「微妙なポジション」の方々です。

「遅咲きの魅力」型は、下級生の台頭があり、厳しいです。

「男役」は年数を重ねる程、味が出てくるけれど、旬の時期の状況は、「運」ですね。

 

宙組「純矢ちとせ」さんを含めて、好きなだけに、「もやもや」する期です。

長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

さいたまんぬ

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