雪組『ファントム』大劇場⑧~「朝美さん」フィリップ伯爵~
先にしつこく述べてますが、私は「彩彩コンビ」好きです。
つまり、「彩凪さん」贔屓です。
「朝美さん」も「好き」ですが、ツボがある「好き」です。
「彩凪さん」の方が、「好き度」高いです。
なので「フィリップ伯爵」のような正統派二枚目役なら、
「彩凪さんフィリップ伯爵」の方が好き
これは個人的好みなので、ご容赦ください。
「フィリップ伯爵」は「正統派二枚目役」で「カッコ良さ」が魅力的な役。
「演技」でよりカッコよく魅せることはできても、
「演技」で補うとか、「演技次第」で「カッコ良さ」が大きく変わることはなさそう。
(個人的感想)
「カッコいい」は、「個人の好み」だと思います。
よって、どちらかのファン(贔屓)なら、「〇〇さんの方がカッコいい」となりそう。
そんな感じの印象を個人的に受けました。
お二人共、「正統派二枚目」で「カッコ良かった」です。
役の印象が、少し違って見えたお二人の「フィリップ伯爵」。
それだけに「個人の好み」で違いがありそうな「二枚目役」。
なので、前述した「彩凪さん贔屓」人間の個人的感想です。
つまり客観的に観れていないかもしれないので、そこはご了承ください。
「朝美さん」も好きです。
「朝美さん」は、「目力」の強さと「そっと忍び寄る影のような小悪魔感」が好き。
『ひかりふる路』のサン=ジュスト役が、ハマっていただけに、その印象が強いかも。
「小悪魔」は、ちょっと計算やテクニックが入ってそうですが、褒めてます。
それと同時に「魔性の魅力」(計算なし)も持ち合わせているお方。
そこに「朝美さん」に対する魅力を感じて、「ツボ」ヾ(≧∇≦)ノ"***。
「悪魔」のように、人を絶望に陥れて「ククッ」と笑みを浮かべる感じが似合いそう。
「珠様トート閣下」も「悪魔的」と書いてましたが、「悪魔的」が「好き」です。
(前にも書いたことと、少し被ってます。)
前述したところが「朝美さん」への「好き」です。
はっきり言えば、「正統派二枚目」役は、そんなに「ツボ」ではありません。
なので、贔屓目が入りそう・・・と、思ったので、長い前置きを書きました。
とはいえ、お二人の「フィリップ伯爵」には違いがあり、各々に魅力的☆彡
前回帰省時と今回で、ほぼ印象と感想は変わらなかったので、書くことにしました。
先に端的に「朝美さんフィリップ伯爵」の感想を書くと、
・「プレイボーイ」なところが似合う
・全体的に「鋭さ」があり「理知的」なので「強気さ」が滲んで見える
・恋心に「手に入れたい度」を感じる
「朝美さん」は「目力が強い」
「ビジュアル」と「目力の強さ」で、真剣な顔つきになると「鋭い眼差し」に見える。
これが時に「ハンター」っぽい印象を与える気がします。(そして虜になる・・)
この「持ち味」が役に影響をしているように見えました。
「朝美さんアラン・ショレ」も、
その持ち味を活かしていると思いました (゚ー゚*)(。_。*)ウンウン ♪
「朝美さんフィリップ伯爵」は、「クリスティーヌ」と出会う時の「プレイボーイ度」が、前回観た時より、更に高くなって見えました(個人比)。
「おぉ、プレイボーイ(≧∇≦)b」と思ってしまう目の使い方や仕草が上手い!
特に「朝美さん」のシャープな「目」で「クリスティーヌ」を見る感じが、
「プレイボーイ」(気になる女性にはすかさず紳士的に声をかける)d(≧▽≦*)
名刺を差し出す仕草もキマッてる!!
周囲の女性がときめくのは分かる~ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
軽いノリの男ではなく、嫌味な感じのない、「プレイボーイ」(*゚▽゚ノノ゙☆
・・・「天然ジゴロ」!?(「ジゴロ」ではない)
ここ、すごく似合ってました!(褒め言葉)
「朝美さんフィリップ」は全体的に「シャープさ」「理知的」オーラが漂う印象。
これは、やはり「ビジュアル」と「目力」(持ち味)によるものかなと思います。
「クリスティーヌ」に、恋心を抱き、本気度スイッチが入ると、
目つきが鋭くなり、強い「目力」が「クリスティーヌ」へ向けられるので、
「手に入れたい」という感じに見えます。
「恋心」と「本気度」は、Wキャストは同じなのに、
「朝美さんフィリップ」は「手に入れたい」感とその「気迫」が加わる印象 (*`д´)
「強気」で「手に入れて見せる」っぽさがある。
そして、「伯爵度」(貴族的)は薄め。
「彩凪さんフィリップ」も同じです。
でも、「朝美さんフィリップ」の方が、「伯爵」感はあまり感じないです。
「若さ」とキリっとした「鋭さ」で、「やり手」な企業経営者の跡継ぎっぽい。
シャンパンで財を築いたのだから、合ってるのかな・・。
ラストの場面で、「フィリップ」が「クリスティーヌ」を抱きしめている場面。
今回改めて観ると、Wキャストは同じ動作でした。
(前回観た感想で触れたので、一応結果報告です・・)
「オペラ座の怪人」の正体を知り、愕然とし、「クリスティーヌ」の心が「エリック」にあることを感じ取り、「クリスティーヌ」の元を去るまでの場面。
一連の出来事の真実を知り、複雑な表情ですが、
去り際の「やりきれなさ」の中にやはり少し「悔しさ」が滲んでいる印象。
ただ、「表情」は日によって変わるし、「席」によっては見えない箇所あり。
なので、私が観た日の総合的な印象です。
「元プレイボーイ」に納得の「フィリップ伯爵」。
(軽くはない!!「手に入れたい度」の強さからの印象です。)
歌も、声に「ハリ」があって、銀橋での「ソロ」が上手い!
「クリスティーヌ!!」の叫びも「ハリ」がある!!
大階段降りの時にも感じる「歌」にもハリがあって声が通る!!
魅せ方が上手いと、改めて感じました (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
(キメる場面をばっちりキメてこられる (*`д´)b )
少し小柄なので、背の高い「従者」たちと戦う場面の印象はやや弱めです。
とはいえ「エリック」と決闘する場面は、気迫が漂う!!
全体的に「優しさ」より「強さ」が印象に残る「朝美さんフィリップ伯爵」。
「目力」の強さが、「鋭さ」と意志が強い印象を与えてます。
なので、「ライブ中継」などアップで見たら、「目力」に惹き込まれて、カッコ良さの印象が個人比、高くなりそう。
お二人共、細かい演技は上手いですが、違いがあります。
「朝美さん」は、細かい演技が「魅せる」を意識している感じで、役の印象が強くなってました。
今回の役に関してです。
「プレイボーイ」なら、より「プレイボーイ」度が強く見え、
「クリスティーヌ愛」なら、「彼女の心を射止めたい」度が強く見える感じです。
「彩凪さん」は、「アラン・ショレ」を観て感じたのですが、
役創り範囲内で細かい演技。
よく見たらいいよね、と気付く位、インパクトが薄い代わりに、馴染んでいる感じ。
そこに、「朝美さん」押し出しの強さを感じました。
小技のテクニックも巧くて、「アラン・ショレ」でも、その印象が強かったです。
私が観た時だけかもしれませんが、「オペラ座の怪人」からの手紙を警部に見せる時、
「手紙」の見せ方(手紙自体)が面白くてインパクトが残る。
・押しが強めで、強い眼差しで見つめられるのが好みなら「朝美さんフィリップ伯爵」
・やさしい紳士的男性が好みなら「彩凪さんフィリップ伯爵」
と、思いました。
どちらも魅力的な「フィリップ伯爵」☆゚・*:.。.☆
「朝美さん」ご本人が意識して演じているかどうかは、知らないです。
特に「フィリップ伯爵」については、
「目力」の強さと「キリっとしたビジュアル」で、そう見えた感もあります。
「彩凪さん」もこれまで、割とシャープな印象だったのですが、
「朝美さん」に比べるとシャープさは弱いと、思いました。
「フィナーレ」で「彩風さん」「彩凪さん」「朝美さん」が並んでいる時に、
感じた雰囲気の印象なので、「持ち味」!?
「彩凪さんフィリップ伯爵」の方が、「彩凪さん」好きとは関係なく、個人的には好きです。
その理由については、両方のパターンの感想として、別に、書きたいと思います。
個人的な感想なので、ご容赦ください。
さいたまんぬ