雪組『ファントム』大劇場⑥~「彩凪さん」フィリップ伯爵~
本日も「Aパターン」で、「彩凪さんフィリップ伯爵」です。
前に、「彩彩コンビ」はかなり好きなので、無意識に贔屓目が入った感想になってるかも、と書きました。
「彩彩コンビ」は、一目惚れっぽい好きなので、理由が言えない「好き」。
舞台の立ち姿を観てるだけで、うっとりします。
お二人は、一見立ち姿は似てるようで、雰囲気が違う。
割と反対の雰囲気。
ほんわかした顔立ちや雰囲気の「彩風さん」に対して、
シャープさが少し加わる「彩凪さん」
・・・そこが「お二人」好き q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p ♪♪
「お二人」が同じ舞台に立ってるだけで幸せになれる舞台 (*゚▽゚人゚▽゚*)☆゚・*:.。.☆
あまり語れない(誰も聴いてくれない)ので、ここで書きました。
明後日がMY「Aパターン」千秋楽。
よって、今日は「彩凪さんアングル」で、
「彩凪さん」:「彩風さん」:「トップコンビ」:「他」=6:2:1:1
の比率で観ました。
今日は、悔いなく「彩凪さん」は「オペラグラス」使用。
舞台全体が美しいので、「舞台全体」を観たい作品。
「彩凪さん」の舞台姿が美しいので、「オペラグラス」外しても観たい。
好きな終盤の盛り上がる場面、「望海さん」「彩風さん」「彩凪さん」は、舞台の3方向に見事に分かれており、「オペラグラス」の使用を悩む場面。
さておき「彩凪さんフィリップ伯爵」です。
・・・やっぱり素敵です (*゚.゚(゚.゚*) ♪☆゚・*:.。.☆
「正統派2枚目」が似合うヾ(≧∇≦)ノ"***
舞台姿がとにかくカッコよく、スラっとしたスタイル抜群で魅力的!!
剣で戦う場面や、ゼロ番でオペラ座に立つと、絵になる光景!!
最初、少しプレイボーイなのが、ビストロで「クリスティーヌ」の歌声に、本気で恋する目に変わっていくのが分かります。
プレイボーイ度は、やや「朝美さん」より低め。
ビストロでの見事な歌唱で、「フィリップ」は恋に落ちます。
でも、「クリスティーヌ」は、オペラ座で歌える夢が叶った方の喜びが勝り、恋に関しては、濁してます。(そう見えただけ!?)
日によって違う印象で、前回観た時より、曖昧な印象を感じました。
個人的には、曖昧な方が、好きです。
元々、「フィリップ」の紹介がきっかけで、チャンスを掴んだし、最初の出会いで、「フィリップ」にときめいている「クリスティーヌ」。
でも、「エリック」を先生と慕う「クリスティーヌ」なので、ここは重要な所。
「今は夢の様で考えられない」というような歌の台詞に対して、
「彩凪さんフィリップ」は、ちょっと残念そうだけど、仕方ないか、という感じの表情で、無理に押さない辺りが「紳士的」ヾ(≧∇≦)ノ"***
・・・恋に慣れてる感もありつつ、本気なのが分かっていい!!
理解度が低いため、ここの「クリスティーヌ」の気持ちが分からないので「曖昧」。
(言い訳ですが、日によって「クリスティーヌ」の演技の印象が違う。)
「フィリップ」がかっこよく見えるかは、「クリスティーヌ」の演技に拠るところも大きいと思いました。
「フィリップ」の魅せ所は、
・行方不明の「クリスティーヌ」を想い、探す時に銀橋で歌う場面
・ラストの「エリック」と決闘する場面
・「クリスティーヌ」をエリックの元から連れていくものの、彼女の心が「エリック」
にあると知っての「去り際」。
色々台詞はあるものの、「クリスティーヌ!!」と絶叫の印象が残る「フィリップ」。
逆を言えば、この印象が「フィリップ伯爵」。
歌は少し弱く感じてしまう「彩凪さんフィリップ」。
声量とハリが「望海さんエリック」、最強過ぎる。
とはいえ、「フィリップの愛」が本気で真剣でなきゃ、話は盛り上がらない。
なので、舞台姿は、バッチリなので、後は、表情や仕草が勝負どころ。
☆゚・*:.。.☆良かったです「彩凪さんフィリップ」(*TーT)b!!☆゚・*:.。.☆
昨日、終盤の場面、「エリック」が「父さん」と叫んでいたと間違いを訂正しつつ、話の展開には影響ないと、書きました。
再び訂正・・・ごめんなさい。
この場面、今日は「彩凪さんフィリップ」を「オペラグラス」ガン見。
なので、「父子」は「声」だけ。
「フィリップ」は、「父子」のやり取り中、「ファントム」を危険な人物 or 恋敵と見つめてます。
それが「父さん」の叫びで、「オペラグラス」内に見える人が皆、その言葉に、反応して、表情が変わった Σ( ̄ロ ̄lll)
・・・「ファントム」の正体を知って愕然とする大事な台詞やん ||/(=ω=。)\ガーン||
その衝撃の事実を知り、そこから「エリック」を見る目が変わる周囲。
その辺りの、心の変遷と複雑な心が表情に浮かぶ「彩凪さんフィリップ」。
(「真那さんルドゥ警部」も見えて、この方も良かったです☆彡)
ラスト、「クリスティーヌ」の気持ちを知り、去っていく姿も、何とも言えない複雑そうな表情で、去って行かれます。
「複雑」には、「クリスティーヌ」への想いを含め、「エリック」、「オペラ座」伝説等、色々よぎってそうです。
そこまで読み取れないけど、複雑な表情で立ち去る姿が印象的でした。
全て、個人的感想です。
そして、ここからも個人的印象なのでご容赦下さい。
Wキャストの差に限って言えば、
やはり細かい部分の違いでしか差が出せない「正統派2枚目役」の「フィリップ伯爵」
見た目勝負の印象が大きい役。(差を表しにくい印象)
ただ、ラストの去り際が、「クリスティーヌ」に失恋してがっかり、と去ってしまえば軽い男の印象になってしまう。
なので、深みのある好人物に見えたので、演じ方は重要とは思います。
「朝美さん」も去り際が良い印象だった記憶があるので、お二人共、きっちり演じられてる感じ。
よって、好みの差かな!?と、現時点では思ってしまいます。
少しだけ辛口なことを「好き」でも思ってしまうのは、やはりトップコンビの歌に比べて弱い・・・。
「彩風さん」が抑えた演技と、一番盛り上がる部分の歌唱が飛躍して良くなってるだけに感じてしまう・・・。
「スター」なのは間違いなく「華」があるお方 (≧∇≦)b
「芝居」「歌」に突出していないのと、学年が「彩風さん」より上なのが、やはり気になる (-_-)ウーム
「突出」してないけど、「スター」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
最近、「別格スター」が登場しつつあるものの、もっと個性的で強い印象。
そこまで個性的ではなく、やはり「スター」の印象が強い「彩凪さん」☆゚・*:.。.☆
なので、今回「朝美さん」とWキャストで曖昧な感じに納得。
本当は、「フィリップ伯爵」はもう少し若い学年で演じる「路線スター」系の役。
(個人的印象)
「アラン・ショレ」の役とWキャストである理由を、考えてしまいました。
両方の役共、強烈なインパクトを残せると、いい感じ。
どっちか、片方だけすごく印象的の2択なら、強烈に「フィリップ伯爵」が似合ってる方が「スター」な気もする。
両方の役共、同じ位良くて、無難な印象だと「スター」ですが、微妙!?
個人的好みの気がした、今回の「フィリップ伯爵」。
フィナーレの歌手は「彩凪さん」。
男役さん群舞は、「望海さん」を頂点に「彩風さん」「彩凪さん」が左右。
考えても分からないことです。
☆゚・*:.。.☆今は、「彩凪さんフィリップ伯爵」が堪能できて幸せ (*゚▽゚*) ♬☆゚・*:.。.☆
今日は「彩凪さんフィリップ伯爵日」。
とはいえ、日々変わる舞台。
今日、「真彩さんクリスティーヌ」の叫びは、「ギャー」でした (TmT)ウゥゥ・・・
懲りない長文を、最後まで読んでくださった方は、感謝しています。
(誰も聴いてくれない)
多少の間違いはご容赦ください。
MY千秋楽まで、また印象が変わっていくと思います。
さいたまんぬ