雪組『ファントム』大劇場③~「朝美さん」力を感じる~

月組「輝生かなでさん」の退団 】

大劇場の舞台は、先日の公演が最後だったのですね。

『ON THE TOWN』は、珍しく、千秋楽を観に行くので、お見送りできて嬉しいです。

「ヅカ詣」は大劇場がいいな、と先日ぼやいてました。

「輝生さん」は、大劇場の舞台にお別れを感じながら、舞台に立っていらっしゃったのですね。

劇場は関係なく「宝塚の舞台」に変わりないです。(自分に言い聞かせてる)

最後の舞台、楽しみにしています。

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昨日は、Bパターン2回目。

フィリップ伯爵は、「朝美さん」

2日経てば、キャストの演技が変わってる、さすが!!

と言いたいけど、火曜日の15時公演を観て、翌日休演日。

で、昨日は1回公演・・・w( ̄▽ ̄;)w

一番演技が変わっていて、印象に残ったのは「朝美さんフィリップ伯爵」でした。

良かったです(*TーT)b !!

 

個人的感想なのでご容赦ください。

個人的に感じる「朝美さん」の魅力要素が加わった「フィリップ伯爵」でした。

前半は、「プレイボーイ」。軽く声かけた感じが、次第に真剣に好きになってる後半。

 

恋に落ちる理由は、人それぞれです。

「歌声」で人を好きになる「フィリップ伯爵」。

その部分は共感できないです。

(舞台上で描かれていない「人柄」などの要素はあると思います・・・)

「クリスティーヌ」が「オペラ座」の向かいにある団員たちの溜まり場で、歌い上げる場面。

私も、「真彩さんの歌唱」に惚れ惚れします。

だから、「歌声」に惚れる気持ち、分からないでもないです。

 

その場面以降から、「朝美さんフィリップ伯爵」の「恋」に「本気度スイッチ」が入った感じがしました。

「目つきの鋭さ」と「真剣さ」。

「プレイボーイ」から「正統派ナイト(紳士よりナイトって感じ!?)」へと変化。

銀橋で、「クリスティーヌ」を想うソロの場面の「目」に「真剣な愛」を感じました。

そして「朝美さん」らしい(そこが好き)「手に入れたい」っぽさが伝わってくる。

 

色々な恋愛遊びをした人から、本気で愛されるって、女としては、嬉しい。

超ハンサム男が、初めて恋をして、一途に愛してくれる方が、誠実な気はする。

けど、前者の方が、嬉しい感じがする。

(経験ないのと、前者は浮気しそうなので、空想の世界・・・現実であり得たら後者)

 

脱線しましたが、

「朝美さんフィリップ伯爵」は、前半少しプレイボーイ度が垣間見え、後半は真剣な目つきで「クリスティーヌへの愛」を感じ、いい「ギャップ」がありましたヾ(≧∇≦)ノ"

そして、「彼女が欲しい」という欲も感じました (*゚▽゚ノノ゙☆

 

観察不足のため、「彩凪さんフィリップ伯爵」をもう1度観たいです。

 

個人的に「フィリップ伯爵」は魅せ方で、より素敵な男性になる役と思ってます。

 

「クリスティーヌ」が「エリック」の顔を見て逃げ出し、その後、「エリック」が捕まる場面。

「エリック」と「クリスティーヌ」の再会場面。

ここ、もう1回、観たいです。

 

「朝美さんフィリップ伯爵」は、「クリスティーヌ」を抱きしめるように守ってました。

「彩凪さん」の時、そこまで観てなかった (TmT)ウゥゥ・・・

その後、二人は離れます。ここは両パターン憶えてる・・・。

 

この場面に、「朝美さんフィリップ伯爵」らしい「クリスティーヌ愛」を感じました。

「彩凪さんフィリップ伯爵」の時は、印象に残らなかったのか、なかったのか・・・

 

この場面、オペラグラスで観たい部分(「エリック」と「キャリエール」)と全体を観たい名場面。

初観劇では、「彩凪さんフィリップ伯爵とクリスティーヌ」の細かいところは、記憶が抜け落ちてます。

 

その後、「エリック」の元へ「クリスティーヌ」が行き、彼女の「愛」が自分に向けられていないと知った後が上手い!!

「朝美さんフィリップ伯爵」の去る前のショックな表情。

そして、去り際が、「悔しい」じゃなく「やりきれなさ」なのが、いい!!

「エリック」に対しての同情!?も感じる、いい人柄の伯爵で、「朝美さんフィリップ伯爵」良かったです (*゚.゚(゚.゚*) ♪

 

オペラグラスで「フィリップ伯爵」と「クリスティーヌ」を観ないのは、客席に背中を向けているので。

ただ、「クリスティーヌ」が「エリック」の傍へ行く時の背中には、「失恋」の瞬間を感じました。(何か仕草があったと思う)

 

場面の詳細な記憶は、注目したい人と、作品の理解途上なので、曖昧です。

間違っていたらごめんなさい。

ただ、舞台上での仕草は、細かい箇所程変わるので、間違いかどうか分からないです。

 

全体的に、1回目観た「朝美さんフィリップ伯爵」より、人物像が深く伝わってきました。

そして、プレイボーイが真剣に一人の女性に恋をする印象でした。

銀橋場面の「クリスティーヌ」への想いに、「手に入れたい」感が滲む辺り、元プレイボーイらしく?、とても印象的で「朝美さんフィリップ伯爵」の個人的ツボでした。

「朝美さん」にハマっていて、魅せるなぁと思いました。

(個人的想像でえらそうに語り、すみません。)

 

「彩凪さんフィリップ伯爵」は、Aパターン最終日とはいえ、初観劇なので、「フィリップ伯爵」への注目割合が低めでした。

「プレイボーイ度」が薄く、誠実な青年に見えました。

なので、もう一巡したい・・・とWキャストは欲深くなります。

 

と、休演日を挟んでも進化していた「朝美さん」。

舞台に立って、コツを掴むのでしょうが、すごい早さ!!

「さすが朝美さん」と思いました。

 

見所が多くて、各人物が葛藤を抱えているので、私には難しい作品です。

ツッコミ入れたり、納得したり.etc

だから、「名作」は解釈が色々できて、面白いから人気があるのでしょうね。

それだけじゃなく、「楽曲」とその「歌い手」が素晴らしいので、人気はうなずけます。

ついでに、豪華すぎる舞台セットと衣装(しつこい)。

 

「朝美さん」を語るつもりがまた長文になったので、ここで終わります。

もう1回「朝美さんアラン・ショレ」も観たいです。

大変失礼ながら、

「演技巧み」というより「魅せるのが上手い」、

と「アラン・ショレ」では感じたので、もう一度観たい。

でも、かっこいい「朝美さん」が堪能できるBパターンも棄て難いです。

 

さいたまんぬ

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