「些細な違い」が面白いけど些細な疑問が残った台詞~ 『エリザベート』のラウシャー大司教 ~(些細です)
些細な事です。
個人的に好きだった「ツボ」で、東京公演では見られなかった少し残念な台詞回し。
日によって、違ったかもしれません。
ということで、個人的な感想なのでご容赦ください。
言いたかったのに、些細な事で、忘れてました。
昨日で『エリザベート』は終わりにしよう。
次へ向かおうと、興奮冷めやらぬ状態で、自己満足のため、夜中に書いた感想。
でも、今朝起きて、気になってたので、後悔なく書こう・・・やはり自己満足です。
「ムラ」と「東京公演」で違った、「アドリブ的な台詞」。
この場面は、今後の再演でも、残るはず。
ただ、受け継がれないかもしれない「アドリブ的な台詞」。
「2幕」で「ゾフィー」が、「エリザベートぎゃふんと言わせよう計画?」を重臣たちと画策している時、ウィーン大司教ラウシャ―「千海華蘭さん」が宅配ピザのように、「娼婦のお取り寄せ」を勧める場面。
ラウシャ―「ちょっと・・」
この「ちょっと・・」は、キャストの方々によって、微妙にニュアンスが違い、笑いを誘う場面。
大劇場で観た時は、「ちょっと」のアクセントが関西弁でした。
「千海さん」は関西人?
と思いながら観てました。
東京公演では・・・標準語でした。
「ライブ中継」も標準語。
なので、「千海さん」を調べると、関西出身(大阪府)!!
「アクセント」で笑いを取る場面ではないし、
関西人にしか分からないごくごく自然なアクセント。
そう、普段の会話で使う、自然すぎる関西人のアクセント。
些細ですが、ムラの「ちょっと」で、大司教様に親しみが一気に増しました。
東京公演で、「アクセント」を変えたのは、意図的!?
この場面で笑いが起き、「ガス抜き」の役割を担っている、結構重要な場面かも!?
と思いました。
(重たい作品なので、「観客」の「ガス抜き」が必要なのかな・・と。)
ちょっとした演技が「ツボ」だったり、ファンは、細かい変化をチェックする舞台。
舞台と役者の面白さでもあり、演じる側は、舞台上では気が抜けない。
「舞台」が好きな理由の1つです。
「ガス抜き」と言えば、「フィナーレ」の大階段を笑顔で降りてこられた「ゾフィー」役の「憧花さん」の笑顔も清々しくて、印象的でした。
退団公演なだけに、「笑顔」で幕が降りて良かったです。
すっきりしたので、次の公演へ進みます。
さいたまんぬ