やっぱり去るの!?~「古川雄大さん」テレビドラマ出演
最近人気の「若手ミュージカル俳優さん」、人気が出てくると、活躍の場を拡げられます。
「ミュージカル界の新プリンス・古川雄大、「下町ロケット」第2章に悪役で出演」
(11月8日スポーツ報知のネット記事より引用)
ミュージカル界の新プリンス・古川雄大、「下町ロケット」第2章に悪役で出演(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
・「山崎育三郎さん」が前作に出演し、その後ドラマへ活躍の場を広げた。
・目指すは「市村正親さん」
・「二刀流」での飛躍を誓う
・・・そっかぁ。
前にブログで書きましたが、ご本人の自由です。
新しい世界へ挑戦したい気持ち、意欲、実際行動することは、とても勇気がいるので、尊敬します。
(以前にもテレビで活躍されていたようですが。)
逆に、それをきっかけに、知名度を上げて、再びミュージカル界へ戻れば、ミュージカル界の人気にも繋がり、「ミュージカル」観劇の敷居が下がり、活性化するかも・・・ついでにチケット代も下がるかも・・・。
逆の危惧は、長文で書いたので省略。
「中堅」になると、活躍の場が少ない「ミュージカル界」の印象。
「俳優さん」も仕事。
役も欲しいし、人気と知名度が上がれば、役がもらえる。
「プリンス」も、舞台外では、生活費を稼がなきゃ。
(現実の「プリンス」は厳しい)
そりゃ、ミュージカル界を去る気持ち分かるわ~。
(「二刀流」なので去らないと思いますが。)
と見ながら、少し残念な(寂しい)気持ちを抱いた記事でした。
「小池先生」以外の作品で、王道作品もあるし、オーディション制の「ミュージカル」(『レミゼ』『ミス・サイゴン』.etc)もある。
「ハク」付けになるのになぁ。
実力磨くチャンスなのになぁ。
「井上芳雄さん」、ご贔屓ではないですが、好感度は高いお方。
私の観られる劇場・作品の「ミュージカル」に出演される機会は減りました。
でも、拠点は基本舞台に置き、「ストレートプレイ」にも挑戦されてます。
失礼ながら、「歌」と「イケメン」で、ブレイクした印象のお方。
でも、自伝のエッセイの中で、「Wキャスト」の時の敗北感や舞台で悔しい思いをした経験を語ってます。
人気に胡坐をかかずに、「舞台」中心にコツコツ努力されてる姿が好きです。
(多分。テレビも出演されてそうですが、拠点は「舞台」の印象。)
失礼とやや偉そうな偏見を承知ですが、「グランドミュージカル」は、何度か再演に出演されて、卒業して、次のステップへ進まれる印象があります。
実際に観て感じたのは「モーツァルト!」位。
初舞台の「中川さん」(Wキャスト)が演劇賞を受賞されました。
「悔しかった」とエッセイの中で、語られています。
お二人の「持ち味の違い」が大きいと思ったので、仕方ない部分があるなぁと思いました。
でも、「井上さん」はご自身が納得できたら、卒業される印象。
「モーツァルト!」の再演に、かなりの回数、出演されてます。
勿論、それ以外に、「人気」と「オファー」もあるかもしれません。
追っかけていないので、詳しくは知らないです。
知ってる範囲内での個人的感想で、経歴に間違いがあったら、失礼します。
ただ、久しぶりに見た『エリザベート』の「トート」役で、偉そうな言い方すれば、成長を感じました。
「歌」が魅力的なので、ミュージカルに出演すればいいのに、「ストレートプレイ」?
なんて思ったりもしていました。
でも、「井上さん」は、エッセイの中で、
過去に、「共感できない」ことで、ある役(忘れた)の期待に応えられない舞台結果に、「挫折」を味わったそうです。
「歌」から入ってるので「芝居」への苦手意識があるようなこと書かれてたような。
これも記憶違いならごめんなさい。
図書館本で手元にないけど、印象に残った内容でした。
(なら買えば!?・・・すみません)
ミュージカル界に「新風」を吹き込んだ「プリンス」は、舞台で活躍されてます。
今は観れないながらも、
いつか「ストレートプレイも観たい」
と思う舞台俳優さんになられるかな~と期待して応援してます。(心の中だけで)
そもそも、「ミュージカル」が好きなので、「ストレートプレイ」は価格も高く、敷居が個人的に非常に高いので、それでも観たいと思った時は、かなり画期的です。
宝塚のチケット代も、他のミュージカルB席も犠牲にしても観たいと思わせる舞台。
超画期的。
先日まで2か月位、悩んでいた作品、お財布と相談してる内に完売してしまいました。
「ストレートプレイ」100分。2バージョンあり。
「宝塚歌劇」の公演(大劇場)メインなので、超敷居が高い舞台。。。
脱線しましたが、「小池先生作品」(だけでもないですが多い印象)で、人気が出て、徐々に、他のミュージカル作品(私が観れる範囲内)に出始めたかな?
と思ったら、テレビ界へ進出される(戻る!?)場合も多い。
繰り返しますが、俳優さん個人の自由です。
もしかしたら、テレビ界の方が性に合うかもしれません。
別の分野を経て、戻ってこられると、新たな魅力が備わっているかもしれません。
だから、構わないです。
ただ、個人的に「ミュージカル好き」としては寂しいと思いました。
さいたまんぬ
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