花組『MESSIAH』は「明日海さん花組」の代表作(の1つ)~MYベスト『MESSIAH』~

以前、感想⑬で「明日海さんの代表作にはならないと思う」書きました。

訂正します。

千秋楽『MESSIAH』の舞台、今まで観た『MESSIAH』で最も熱量が高かったです。

前回から、また「明日海さん四郎」は進化(変化)してました。

その点だけでもすごいです。

それ以上に、過言ではない「明日海さん四郎=MESSIAH」

「明日海さん四郎」の声に、心を動かされる天草の民衆たち。

四郎を担ぎ上げて立ち上がろうと決意する民衆の熱気。

花組生の「天草の民衆」が熱い!!

四郎の声(言葉)にぐいぐい惹き込まれていく姿が、表情に表れ、涙を流してます。

観てる私も、すっかり気持ちは、「天草の民その1」。

「四郎」なのか「明日海さん」なのか分からない、半端ないカリスマ性・求心力!!

私たちの前についに「神」が現れた!!

この人について行きたい!!

と思いました。

 

これまで「明日海さん」は、「人間でない系」(ポーの一族エドガー)がハマる人だから、うまく演じられても、ハマり役にはならないと、書きました(感想⑬)。

個人的偏見です。でも似合うのは確かです。

 

でも、訂正訂正訂正。ごめんなさい。

この「カリスマ性」、現時点でこの役を演じられる人は「明日海さん」しかいない。

『MESSIAH』は、よくできた作品だと思います。

でも花組生が、「明日海さんの四郎」のカリスマ性と演技に感化されて、引っ張られ、憑りつかれたかのように、演技が自然体で上手いです。

「天草の民衆」なのか「花組生」なのか、これも分からない感じ。

個々でいい演技をする方(個人的にはやはり「鈴木」推し)も、本日MYベスト印象。

それでも、「天草の民衆」の迫力には圧倒されます。

 

今の花組生と「明日海さん四郎」でしか、できないという点で「代表作」。

今後は分からないです。

いずれ、また新たなスターが現れるでしょう。

だから現時点です。

でも滅多に、こんなカリスマ性と名優は現れないし、作品も然り。

全てが調和して、最高の傑作になったと思う作品°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

宝塚大劇場で初日付近で観た時の感想が恥ずかしい。

でも、生の舞台は変わるので、感想が変わるのもご容赦ください。

結構、喉を酷使されている台詞の応酬。

まだまだ観たいけど、もう限界だろうなとも思う位、ギリギリでの緊張感。

千秋楽で、最高の舞台を観れて、良かったです。

 

(追記)

①東京公演で大きく変わった印象の人で挙げた「一ノ瀬さん多聞丸」。

私が最初観た時は丁度、代役初日からで、「不動丸」の弟分っぽく見えて、押し出し弱めでした。それが東京公演では、「不動丸」と全く対等になって、余裕ある演技。

代役は休演された方の事を思うと切ない複雑さがあります。でも、「一ノ瀬さん」は今回、公演中にすごく成長され、良かったです。得るものは大きかっただろうなぁ。。

 

②本日も「死に様」見てましたが、やはり民衆は、日によって違うポーズ。

お顔見えず。代わりに、民衆が立ち上がる場面での涙が見られ、泣きツボでした。

「なんちゃってSS席」(ライブ中継)はやはり、やめられないです。

 

個人的感想なのでご容赦ください。

 

さいたまんぬ

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