個人的に好きな演技~うならせる「死に様」と「去り際」~
明日は、花組千秋楽「ライブ中継」です。
今回の花組公演作品は、見所満載で、熱く語りました。
思い残すことは・・・まだ1つあります。
最近、個人的にハマっているのは、①「死に様」と②「セリ下がり」です。
①「死に様」
ここ最近、ハマってるって、それだけ、人が亡くなる作品が多いと、改めて実感。
花組『MESSIAH』は、最期の戦いで、多くの民が亡くなり、大階段に倒れてます。
東京公演で観た日、すごく印象に残った「死に様」の人発見 !!(゚ロ゚屮)屮
気になる人は、オペラグラスでずっと追いかけられるのが、生の舞台の特権。
そして、舞台人の凄さを感じるのは、その状態をキープされている方が多い!!
(たまに、激しい踊りの後は、息が上がってるとか、イジワルなツッコミしない。)
で、どなたかと言えば「専科」の「一樹さん」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
丁度、オペラグラスで、明日海さんの真後ろ辺りで、客席側を向いて倒れていたので、視界に飛び込みました。
目をかっと、見開いたまま、亡くなってる w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
その状態キープ。
ドライアイのさいたまんぬには耐えられない・・見事な散り際の美学 (*TーT)b!!
さすが、「専科」の偉大さを実感しました。
「ル・サンク」で見ても、そのポーズではなく、日によって、倒れ方が違うようです。
それもまた、生の舞台の面白さですね。
と、いうわけで、「ライブ中継」でアップで見られたらいいな、と期待する場面。
「桜木さん」、あまり注目していなかったので、「御曹司」イメージ止まりです。
でも、今回、かなり目立つ役と割といい演技されてます。(えらそうで失礼します)
よって、少し気になりました。(個人的好みなのでご容赦ください。)
ただ、尊敬するほど「桜木さん」の演技に感動した、今回の「死に様」。
ネタバレですが、史実でも亡くなる役なので、ご容赦ください。
割と、場面の早い段階で、殺されます。
そして、倒れる場所が、客席に近く、美しいお顔は客席側を向けていらっしゃる。
リピートしてますが、現時点では、ほぼ毎回、同じポーズです。
ただ、一貫して、美しいポーズで亡くなり、場面が終わるまで、その状態キープ。
「桜木さんジュリアーノ」が殺されてからも、場面は長く続きます。
一番長い間、客席に最も近い場所で、客席にお顔を向けていらっしゃる「桜木さん」。
美しいポーズで亡くなる姿に「スター」を感じ、その状態をキープする姿に実力を感じ、「桜木さん」株が一気に上昇しました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。
肝心の主役たちのラストの場面を、両公演共、違うところを見てる ・△・)ツ・o・)ノォィォィ
いえ、リピートで目に留まったところです。
でも、目立たない所でも、手を抜かず、役を貫く姿勢が、カッコいい ヘ(≧▽≦ヘ) ♪
「巧いな・・」と思い、一瞬の表情に目を奪われ、印象に残る方々、好きです☆彡
②セリ下がり
これは、「ショー」の場面の最後などに多いです。
「スターさん」の決めポーズが、カッコよく見える角度を追究され、凝縮された、まさに「美の結晶」(*゚▽゚人゚▽゚*)。
去り際にある「セリ下がり」。
この「セリ下がり」が決まってる「スターさん」、自分の魅せ方を心得てて、それまでの場面が、多少イマイチな時でも、全て洗い流す位の威力があります。
(個人的感想です)
「どんなポーズでセリ下がる」か、「どの方のポーズが決まっているか」は、作品ごとの楽しみです。
「セリ下がり」は「スターさん」に多いので、機会のある方は限定されます。
よって、①「死に様」の方が、新たに気になるスターさんを発見する機会になります。
でも、②「セリ下がり」は、改めて魅力を実感したり、ハマったりするきっかけとなり、お気に入り(見直し)偏差値度が上がります。
というわけで、花組「ライブ中継」の前に、思い残すことなく書き留めておきたかった、個人的ツボです。
さいたまんぬ