星組公演『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』~タカラヅカの特長と良さを堪能できる美しい舞台~

台風一過の晴天、本日観てきました。

全く予習なく観ました。

【結論】

 凱旋公演を大劇場公演で上演してください。

 

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』は、細かい台詞が聞き取れず(3階席か、劇場の音響のせいか、耳が遠くなったのか)、いつもの事ですが、1回で理解できず、内容は、概要しか分からなかったです。

台風が悔やまれますが、まだ、停電世帯もあるので、観れただけ、幸運です。

そして話があまり分からなくても、大満足でした。

台湾公演の成功を確信しました  (≧∇≦)b

 

ここからは、贔屓目が少々入ってますが、個人的感想なのでご容赦ください。

 

これは、2.5次元ミュージカルというのでしょうか?

劇画の再現度と満足度の高さは、「宝塚歌劇」の十八番。

原作を知らないですが、ビジュアルだけで、大満足でした。

「紅さん」、個人的には、宝塚の正統派男役としての美しさはピカイチ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

「綺咲さん」も、お人形さんのような美しさ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

ビジュアル最強美形コンビで華やかな衣装

 

演技や歌は大切です。

でも、「紅さん」を見ると、

宝塚歌劇」が最も誇れる他の劇団にない特長は、「男役の美」と感じてしまいます。

「男役の美」の魅力が、ジェンヌさんによって違い、学年と共に熟成され究められていく姿を見守るのがヅカファンの楽しみ。

 

そして、「紅さん」は「正統派男役の美」を体現されているスターさんだと思います。

前にも書きましたが、コメディエンヌとしての才能は、歴代屈指かもしれません。

でも、さいたまんぬは、「紅さん」の「美しさ」が好きです。

「正統派男役の美」=「分かりやすい」ので、異国で女性が男役を演じる劇団のモデルにはピッタリ。

「ライブ中継」もすでに台湾等でされていて、熱烈なファンは、日本へ観に来てると思います。

なので、外国公演は、「男役」が分かりやすく伝わるスターや作品がいいと思います。

そして、すごく良い作品のチョイス(ショー含めて)だと思いました。

 

トップコンビだけでなく、「星美男様」は総じて美しい°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

先日のバウ公演の方々も、続きを書く余力がなく放置してますが美しい°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

星組は、「統一された美しさ」(似た雰囲気)の集団です。

勝手に心の中で「紅チルドレン」と呼び、うっとりしています。

 

というわけで、肝心のビジュアル面は、文句なしで満点です。

 

そして、配役も絶妙に巧い。

神秘的でミステリアスで飄々とした感じがぴったりの「紅さん」

 ⇒「紅さん」らしい台詞回しが、相手を煙にまくようで、いい感じになってました。

  そして、優雅な動きが、余裕さを感じさせて、謎めいた感が増して役にぴったり。

  話が分からず、謎な人物で終わったものの、それでもいいと思ってしまいました。

 

キュートなお嬢様なのに、健気に戦う好感度高い系ヒロインの「綺咲さん」

 ⇒ 今までで、一番好感度が高く、とにかく可愛らしい:.。.☆ (*゚▽゚人゚▽゚*) ☆..。

 

超「おいしい役」で、ラストがこれまた超印象に残った「七海さん」

 ⇒「七海さん」好きなので、ガッツポーズ  q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

  キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!「当たり役☆彡」と思いました。

  爽やかな「七海さん」から一皮剥けた、奥深い影のある役に、「好き」度⤴⤴

  「一皮剥けた」というより、そういう好みな役を、私が観ていなかっただけです。

  いや、ほんと、「いい役でおいしい役」でした。

  ビジュアルも、勿論文句なし。

 

 ただ、「礼さん」に向かって「若いっていいな」って台詞が心に引っかかりました。

 

「礼さん」は、「少年っぽい」若者役で、似合うのが複雑ですが、この配役がしっくりくるので、無理矢理感がなくて、これまた良かったです (≧∇≦)b

「紅さん」が「ヒーロー」っぽい役でないだけに、「礼さん」の方が「ヒーロー」っぽく見えました。

出番と歌も多く、見せ場があり、「礼さん」ファンも納得かなと。

びくびくしつつ、思わず言ってしまうのが、私も「関西のおばちゃんミニ」。

(いえ、おばちゃんです)

お芝居の笑い系は、「礼さん」あまり得意じゃなさそうなのが、今回も再びよぎりました。

でも、「宝塚歌劇」においては問題なく、そこに磨きをかける必要はないので、問題なしです。

敢えて、そういった役回りを2番手に振ることは、私の「ヅカ7不思議」の1つ。

ただ、今回は、笑いがメインではない役柄なので、可愛らしい感じで良かったです。

フォローすれば、「ショー」が台湾版でちょっと変更され、こちらですごく格好良さとダンスのキレっぷりに磨きをかけて、さすがでした。

 

 他にも「いい役」が多くて、しかも、皆さまお美しいんですよ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 で、「統一されているから」・・・見分けつかないので、復習してます。

 紫の髪色の(多分)「殺無性」役の「麻央侑希さん」も影がある役で格好いい。

 「綺咲さん」の兄役「桃堂純さん」も良かった。。。

 

あらすじを知らずに観て、ビジュアルに見惚れてしまい、話が益々分からなかったので、芝居の深みを味わうまでには、到達できなかったです。

残念、無念 (TmT)ウゥゥ・・・

それでも、充分、今の星組の魅力が見事に発揮されるような配役でした。

 

「座付き演出家のオリジナル作品」で、「トップスター」の魅力を惹き立てる作品を見せる事が、「宝塚歌劇」の独自性と魅力が伝わると思わせた作品でした。

(ちょっと、『エリザベート』への批判!?)

 

『天は赤い河~』は、原作への思い入れが強すぎて、1本立てでなく、無理矢理感が印象に残ったので、小柳先生どうして~?と思いました。

でも、今回で「小柳先生」株が、再浮上⤴⤴

 

「ショー」とセットで、「宝塚歌劇らしさ」が相乗効果で、堪能できると思ったのですが、また長文になるので、「お芝居」だけでとりあえず、終わります。

 

さいたまんぬ

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