代役はいやだ

休演は仕方ないです。

ご本人の心痛を思うだけで、気持ちが暗くなります。

ヅカって、トップスターさんも休演が結構多い。

過酷なスケジュールと体力、体調維持は、神業です。

「代役」なしでは成り立たないので、仕方がないけれど、「代役」公演は好きではありません。

 

「代役はいやだ」

・「せっかく取ったチケット、〇〇さんが観たかったのにな、残念。」

 この反応は、一般的で、「いや」ではないです。

 

・「代役の方が良かった」をもし聴いてしまった時

 これ、すごく切ないです。

 代役の方々の、急な変更に対する健闘は、勿論、称賛と尊敬の気持ちしかないです。

 代役の方々の立場に立てば、賛辞の形で報われたら、この上なく嬉しいです。

 それだけに、複雑な気持ちになります。

 

 ヅカには、「スターシステム」という序列があるから、より感じます。

 (代役は、本役より番手(ポジション)が下)

「代役も良かった」、「代役も観たかった」は心穏やかにいられます。

「代役の方が良かった」だけは、動揺し、心が乱れて、いたたまれない。

 

代役は、最悪ボロボロの出来でも、仕方ないよね、頑張ったね、です。

負担とプレッシャーは大きいけれど、良い出来なら、下克上のチャンス。

 

一方、休演される方は、悔しさ、申し訳なさ、不安等、「心に傷」が深く残りそう。

 

自らが休演することで招く事態。

厳しいけど、それが舞台の世界。

分かってはいても、「元気を与えてもらう夢の世界」で、考えたくないです。

決められた配役で、稽古して完成させた舞台にだけ集中して観たい。

と思う事すら、「休演」を責めてることになるのか、と悩みます。

そういう、まったくもって個人的な雑念を抱くことが、いやです。

 

舞台の感想は、人それぞれだし、率直な感想で自由です。

なので、Wキャストはよくても、代役は、切なくなるのでいやです。

 

個人的感想なのでご容赦ください。

 

さいたまんぬ

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