「朝美さん」の笑顔が怖い~4人の「雪男様」の個性が表れた「Gato Bonito!!」の場面~
雪男様のスター級の方々は、個性的。
ベッドに佇む「望海さん」に中性的な「彩風さん」「彩凪さん」「朝美さん」「永久輝さん」が現れ、一人ずつ、ベッドに近づいて色仕掛けする場面。
「望海さん」と絡み終えた後の姿を追ってみました。
4人のスターさんの去り際の違いに「個性」が表れています。
「永久輝さん」⇒ 去り際も爽やか
(爽やかな青年風、優等生的)
「彩風さん」 ⇒ 明るく朗らか、まだ構って(遊んで)ほしそうな感じ。
(無邪気でやんちゃな遊びたい盛り、伸び伸びしている)
「彩凪さん」 ⇒ 大人な色気で絡みつつも、去り際は聞き分けのいい女
(上等な愛人っぽくて、未練は見せない、分をわきまえた大人の女)
上の3人の方は、絡み終わった後、基本 「望海さん」の元からの去り際、振り返らず、すっと去る感じ。
その姿は、それで格好いいです。
(「彩風さん」は、最後なので、ちょっと「去り際」というのか微妙ですが)
ただ、「朝美さん」は、怖かった・・・
次の人(彩凪さん)が、「望海さん」と踊る姿をしばらく見ている目の鋭さ。
明らかに、愛人ナンバー1の地位を狙っている・・・
「目」が語っている・・・あれを「目力」というのでしょうか!?
何度か書いてますが、「朝美さん」の個人的魅力は、ひと含みある「悪魔的微笑」
時に「野望」を感じ、時に「憑依されているかのよう」に感じ、
時に「恍惚とした表情」を浮かべる、「普通じゃない」ところに惹きつけられます。
『エリザベート』なら、「ルキーニ」がいい!!
「トート」もいいけど、「トート閣下」を見つめる「ルキーニ」がいい!!
「ヴァンパイア役」もいい・・・
人を誤った道へと誘い、狂気に陥る姿に高笑いする感じの姿が見たいです。
「こんな役を見てみたい」と思わせる人って大物。
「こんな役」が「人間っぽくなく、正統派でもない」のが、このお方の魅力。
「猫」の中でも、ボスに挑みそうな、要チェック「猫」。
「美貌」が「鋭さ」に磨きをかけている「肉食系」男役さん。
個人的感想です。
「肉食系男役さん」と「草食系男役さん」。
「劇団推し」を見ても、どちらが主流になるとも言い切れない「宝塚」。
やっぱり、この「ショー」楽しかったニャー。
「望海さん」のアドリブが長くなって、弾けてたニャー。
今日は、ベルばらが初めて上演された日らしいニャー。
さいたまんぬ