雪組「Gato Bonito!!」④~「萌えツボを押さえた傑作ショー」より「厳選」個人的見所ベスト3~
「名作」の定義や理解を考えるのに時間を割いた、今回の雪組公演。
さいたまんぬのツボを見事、押さえてくれたショー「Gato Bonito!!」。
「Gato Bonito!!」は、さいたまんぬには「傑作ショー」です。
全国ツアーでも、再演ありOKOKです。
「傑作/名作」ショーに必要な要素(個人的な意見です)
・オープニングの群舞が豪華(衣装含む)
・主題歌が記憶に残りやすく、口ずさめる
・『「シトラスの風」の「明日へのエナジー」』や「サヨナラ公演のショー」にありがちな、皆で力を合わせて明日に向かって歌い踊ろうという感じの群舞
・娘役に囲まれた男役スター(トップ男役)⇒ピラミッド男役群舞⇒デュエットダンス
・若手スターが目立つような場面(例:3人銀橋、5人銀橋)
・毎日変わるアドリブ場面(「望海さん」の「黒猫のタンゴ」の場面)
以上が詰め込まれてます。
圧倒的な「トップスターさん」だと、その方の登場場面の割合が多くなる「ショー」もあります。
ただ個人的には、若手スターさんが、分かりやすく登場してくれる形式の方が、好きです。
それぞれが、与えられた短い場面に気合いを入れて自分を魅せてくる感じが伝わり、舞台の熱量が増して好きなんです。
(B席でも判別しやすいですし・・)
そして、「歌ウマ」の「望海さん」を全面に押し出さず、ダンスも満載だったのが、バランスが良くて好きです。
「トップスターさん」になると、「歌」の比重が増え、特に「歌ウマ」の方だと歌いまくるので、それはそれで堪能できて、良いです。
でも、歩きながら歌う場面が増えると、「スピード感」のあるショーが好きなさいたまんぬには、少し物足りないです。
前置きが長くなりました。
自分が「一人っ子」と実感する時、それは、
「好きなものを最後の楽しみにとっておく」
結局、なくなってしまう。
あるいは、旬を過ぎた頃(興味を失う)に取り出す。楽しめない。
なので、先に「ベスト3」を心置きなく書いておくことにしました。
ネタばれなので、ご了承ください。
~☆彡ベスト1☆彡~
オープニング直後、「彩風さん」が登場して、歌い踊る場面☆彡
スタイル抜群、長い手足でダイナミックに歌い踊る華やかさが眩しくて、スケールの大きさを実感°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。惹き込まれました。
ついで、銀橋に、ずらっとジェンヌたちが群舞の後並んで歌います。
足が長く見える衣装、超かっこいいので、焦点が定まらず、目が泳ぎます。
この衣装は、フィナーレでも登場するので、同じ雰囲気のフィナーレも好きです。
~☆彡ベスト2☆彡~
「第7夜」サバンナの場面。
最初、「彩凪さん」が花道にセリ上がり、そこから、皆と集合して、「真彩さん・彩凪さん」と「彩風さん」を左右に、砂漠の大地を感じさせる、激しい群舞の場面。
「彩彩コンビ」が正対称でない事と、後から登場して、ほぼ同じ衣装「彩風さん」に華やかさの点で、ちょい弱さを痛感するものの、二人の並びは美しく、且つ、群舞全体の激しさが、がショーの終盤に近い場面なので、より感動します。
「彩風さん」は好きなので見てた割に、ダンスの上手さに驚きました。
ビジュアル面に意識がいってたのかな!?
前回よりダンスに余裕とダイナミックさが加わり、歌もまた上手くなり、「ショースター」になられたと、再燃°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
~☆彡ベスト3☆彡~
中詰め「第4夜」後、ベッドに佇む「望海さん」に中性的な「彩風さん」「彩凪さん」「朝美さん」「永久輝さん」が現れ、一人ずつ、ベッドに近づいて色仕掛けする場面。
それぞれの男役スターさんたちの個性も楽しめますが、衣装がシンプルなだけに、踊りや立ち姿のシルエットが分かりやすく、美しき猫たちを堪能できます。
ここでも、「彩風さん推し」さいたまんぬは、改めて、スタイルの良さと、踊りにダイナミックさ(妖しさは、朝美さん、彩凪さんの順で担当)を感じます。
以上、「ベスト3」を1位から順番に挙げました。
挙げ出したらキリがないので、「厳選」しました。
今回のショーは、激しいダンス場面が多かったです。
繰り返しますが、「スピード感」のあるショーが好きで、ダンス場面が多いとやはり盛り上がります。
今回、雪組スターさんたちは、ダンスが得意?って位、見応えのあるダンスでした。
それに加えて、劇団推しの「歌唱コンビ」なので、不安要素のない「傑作ショー」☆彡
「ニャー」「グー」は、「望海さん」はしません。
「トップスター」は、「かくあるべし(格好良く)」を貫いてるのかなと、前向きに解釈しました。
とりあえず、一番感じた感想を先に書けたので、週末、安眠できそうです。
さいたまんぬ