今「首席入団者優勢」時代なのか!?

先に、申し上げます。

あくまで個人的意見です。

 

そして、結論は「分からない」、どっちかと言えば「そうでもないかな」、です。

 

その結論に至った経緯を綴っているので、「そういう考えもあるのね」、程度でスルーしていただけたらと思います。

 

最近「抜擢されて活躍されているスター」さん、首席入団の方が多くないですか?

「仙名彩世さん」

「美園さくらさん」

「舞空瞳さん」

 

仮説①

「仙名さん」の評判がよく、劇団側は、実力はやはり重要だと実感した説

 (実力の分かりやすい指標:成績)

 ⇒若返りを図るため、若い子をどんどん「抜擢」していこう

 ⇒「首席」だと実力は無難にあり、「ハク」もついてて「抜擢」に説得力がある

 

若手の頃は、余程の逸材でない限り、成績が良い程、早くに役が付くのは定説です。

技術面は、経験値も大きく、未熟差は目立つので、成績優秀者から順に抜擢されるのはうなずけます。

 

なので、「偶然」が続いているだけかもしれません。

 

仮説② 

 ビジュアル洗練度が、超若手の頃から高くなり、且つ粒揃いになった説

 勿論、タカラジェンヌになる時点で、ビジュアルは、皆様高いです。

 ただ、最近は、入団時点でかなり、洗練されており、同期間でも僅差。
 (個人的感想)

 「抜擢」しても、舞台上で「見た感じ面」の違和感が少なくなり、後は実力差で

 「抜擢」されやすい「首席入団者」。

 

仮説③

「首席入団者」のキャラ(人間性!?)が変わった説

 これは、「首席入団者」に限らないです。

 舞台度胸のあるジェンヌさんが増えた説です。(プレッシャーに強い人)

 

ヅカファンになりたての頃に聞いたジンクス

「首席入団者はトップスターにはなれない」
聞いた時、一理あると思いました。
理由は、「優等生は、枠に囚われ、殻を破るのが難しい(型破りな事ができない)」

 

それが、仮説③で、舞台度胸のあるジェンヌさんが「首席入団者」に増え、劇団の期待に応える結果を出すようになってきた。

もしくは、劇団の期待するキャラと一致するようになった!?

「正統派」と「優等生」は違いますが、部分的に似ています。

スタート時点の「有望株」に求められるものは、「かっこいい正統派」と思います。

「美しい佇まい」で「首席入団する実力」を舞台で発揮すれば、劇団の期待クリア。

 

ちなみに、「ジンクス」について。 

実際、聞いた当時でも、トップスターさんには、首席入団の方が結構いらっしゃったので、「ジンクス」の根拠は知らないです。  

 

むしろ、学年に一人しかいない「首席入団者」の割合からすれば、多いと思います。

なので、「首席入団なら、トップスターになれる確率はものすごく高いはずなのに、必ずなれるわけではない(意外に少ないよ)」

じゃないかと、思っております。

 

当時は、「首席入団者」かどうかは、「宝塚おとめ」や「歌劇誌」「新聞」等の記事で知る程度だったので、今回調べて、勘違いしていた方も発覚しました。

興味はあっても、トップスター(スター)になれば、特に関心はないです。

 

「Wikipedia」で、調べてみた結果です。

(以下の記載で、間違っていたら失礼します)

70期時代

「紫ともさん:70期」「純名里沙さん:76期」「安蘭けいさん:77期」

80期時代

「霧矢大夢さん:80期」「舞風りらさん:81期」「蘭寿とむさん:82期」

10期で3人就任するのは、確率が高いと思いますが、どうでしょう!?

( 80期時代は、「凪七さん:89期」がいらっしゃいますが、、横置きで。)

  

以下は、在籍中の首席入団の方です。

89期:凪七瑠海さん

90期:芽吹幸奈さん

91期:天寿光希さん

93期:彩風咲奈さん※

94期:仙名彩世さん※

95期:礼真琴さん※

97期:留依蒔世さん

98期:暁千星さん

99期:美園さくらさん※

100期:蘭尚樹さん

101期:鷹翔千空さん

102期:舞空瞳さん

103期:花束ゆめさん

104期:碧音斗和さん

(太字:トップ、※:ほぼトップ確定)

「美園さん」は「トップ決定」なので太字※にしました。

※を合わせれば、90期時代は、

「彩風さん:93期」、「仙名さん:94期」、「礼さん:95期」、「美園さん99期」

4名なので、70期、80期と比べて1名多いです。

「1名」を格段に増えたと解釈するか・・・

個人的意見ですが、「解釈しない」で、あまり変わってないという感想です。

 

「増えた」印象を与えているのは、70期、80期時代に比べて、90期時代の方々は、予定を含めて、就任時期が近い(重なる可能性あり)からと思います。

 

また、「ジンクス」は、「男役トップスター」を指しているイメージがあります。

そして、70期、80期時代の「男役トップスターさん」は、就任時期が「予想外」に遅かった印象があります。

「首席入団で、トップスター路線なら、トップ就任学年も早いだろう」という発想からの、「予想外」です。

3人の方が、組替えやら病気療養など、途中、紆余曲折したことで、「予想外に遅かった」感を抱いてしまいがちです。

 

ここまで振り返ると、70期から90期までについては、

「首席入団者優勢か?」については「優勢」

と思います。

「首席入団者」ではないトップスターを多数、輩出している期も多いです。

ただ、「首席入団者」がトップスターに就任する確率は、高いです。

 

そして本題の、今、「首席入団者優勢時代なのか?」については、

「分からない」、どっちかと言えば「そうでもないかな」

です。

 

「トップスター」に就任する人の中に「首席入団者」は、今後も多いと思います。

ただ、 「トップスター」に就任するかは、「スター」の時点では、分かりません。

「今、活躍されている方」や、「抜擢されている方」に、「首席入団者」が多い印象を受けます。

でも、70期時代、80期時代にも「トップスター」になれなかった、「首席入団者」で活躍された「スター」は、いらっしゃいました。 

 

ここ最近、どこの組も「一人っ子政策」より「戦国時代化」していて、「スター候補生」が増えた印象を受けます。

今と少し前のトップスターさんは、新人公演主演回数の多い方が多いです。

連続〇回主演とか、まさに「御曹司」。

今は、「次は誰!?」

と予想したり、主演回数が以前より減った気がします。

そして、1、2回どころか、主演経験がなくても、トップスターになられた方もいらっしゃいます。

なので、新人公演主演は、「スター」への登竜門であることには変わらないものの、先行きの不透明感は増した感があります。

 

あくまで、私が知っている範囲内の時期での印象です。

 

今、「スター候補生」と「抜擢される方」の人数が増えている結果、「首席入団者」がその中に多くいるため、一見「首席入団者優勢」の印象を受けるだけかな、と思いました。

しかも、途中参戦して、一気に台頭してくることも、増えてきました。

「首席入団者」でも、「男役」の場合は、トップスター就任までの年数が長い分、厳しい時代になった気がします。

 

というわけで、「仙名さん」「美園さん」辺りから、ふとよぎった疑問でしたが、結論としては、「そうでもない」に至りました。

 

ただ、「10年ひと昔」なので、今後は、不透明のため、「分からない」です。

でも、若手の内は、舞台で良いパフォーマンスを見せられる点においては、成績優秀な方がいいですね。

あと、「首席」に焦点を充てましたが、2番、3番等優秀な方々も「スター」さんには多いですね。

 

最後までお読みいただいてありがとうございます。

 

さいたまんぬ

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