「ベルばら風?広報さっぽろ」問題に思う
札幌市が毎月発行しているが広報誌「広報さっぽろ6月号」(2018年)。
6月号の特集「公共マナーって何かしら?」で、「ベルばら」を彷彿させるイラストで、公共交通などのマナー順守を訴えており、市民らからは「分かりやすい」という評価の一方で「ふざけている」と批判もあり、賛否両論が上がっていたそうです。
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho-shi/backno/documents/2018062-7_1.pdf
(広報さっぽろ 平成30年6月号より)
それが、本日(2018年7月5日)の新聞記事で、市が事前に作者の承諾を得ていなかったことで、ベルばらの原作者の事務所が「著作権侵害にあたるので回収を求める」と抗議し(6月6日)、翌日、市側が直接謝罪したそうです。
結局、市ホームページと広報さっぽろ7月号に「謝罪文」を掲載することで「事後承諾」を得たとの事。
確かに、イラストを見ると、「ベルばら」と思ってしまいます。
バラが散りばめられた誌面に、題名「公共マナーって何かしら?」
登場人物
「マナー・シラントワネット」:お城の中での生活が長かったため、公共マナーやルールに疎い
「オシカル」:正しい振舞いを教えて、成長させる任務に抜擢
・・・どう見ても、「ベルばら」のパクリです。
ちなみに、市から委託された、市内の業者が製作したそうです。
さいたまんぬは、事前に許可さえ得ていれば、市報にしては(失礼)、画期的にユニークだし、面白くて、親しみがわくだけに、惜しかったなぁという感想です。
むしろ「さっぽろ市」で終わらせず、全国区で使えそうな位のインパクト!!
「著作権料」など、素人には分からないですが、高そう。
とはいえ、委託側の市でもチェックが通ったので、故意ではなさそう。
市内の業者さん、アイデアは、良かったのに、出版社?として「著作権侵害」を考慮しない、いや、市も同じくチェック漏れにより、マイナスな印象となり、勿体ない感ありです。
結果的に、ニュースになって、全国紙に掲載されることで、知れ渡った皮肉。
掲載投書は、賛否両論で「抗議文」もあったという事。
市報は、普段、さらっと読み(ごめんなさい)なので、少なくとも反響があり、興味を引いたことは事実。
内容は、「公共マナー」についてだから、全く問題なく、地方の「市報」で終わらせるには勿体ない、「奨励賞」級と、個人的に思っただけに、残念です。
「事後承諾」を得たので、見ることが可能です。
なら、全国区で使えないかな!?
というのは、ヅカファンで「賛成派」の意見なので、賛否両論があるので、難しいかな。。
でも、作者側も、公共ルールで、全国区で使用されれば、知名度アップで、おいしいと思うのですが。。
「アンドレ」⇒「ブンドレ(取り上げろの方言)」
「フェルゼン」⇒「ホルゼ(棄てるよ)」
・・・中々思いつかないです。
上手すぎです☆彡
でも他の人物も登場させて欲しい。。なんて思ってしまいました。
軽率ならごめんなさい。
さいたまんぬ
(朝日新聞デジタル:2018年7月4日より引用)