星組⑥「Killer Rouge」~見た目とギャップなトップコンビ~
やはり、この「ショー」好きです。
馴染みやすい曲(好み系)が多いので、染み込みやすく、初観劇で気に入りました。
「星男様たち」は、立ち姿が皆美しく、今回、若手スターさんたちまで活躍場が設けられているので、見応えがあります。
美しい「星男様」たちにうっとりするものの、その頂点に君臨する「紅さん」。
やはり、真ん中に輝くのに相応しい美しさ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「美しさ」はタカラジェンヌの標準装備ですが、ずば抜けてたら、「一芸」で、最高の「武器」だと思います。
好みの違いはあります。
誰もが好みの「美しさ」はないですが、誰もが認める「美しさ」は存在します。
ここからはほぼ、個人的感想と偏見ありです。
「紅さん」の「男役としての立ち姿の美しさ」は、やはりセンターで輝くに値すると思っております。
「笑い」だけで、宝塚では、トップスターにはなれないので、やはり、「美しさ」が大きく寄与していると思います。
しつこく書くと失礼だと認識してますが、超技術レベルの高い「礼さん」の上に立てるのは、横に整列したとき、「紅さん」が、センターに立つと、締まるので、余裕で「技術」を補ってます。
偏見かもしれませんが、「歌」と「ダンス」は気にならないレベルです。
「決めポーズ」も、ダンスが上手い方は、決まりますが、「紅さん」はそこはちゃんと押さえてるのが、ニクイ。
特に、美しさが発揮されるのが、「王子様系」で現実の男性には絶対難しい衣装の時。
「ペガサス」、「紅王子」のようなレース衣装。
基本の「ザ・男役」系も自然に似合う、男役として恵まれたスタイルは、努力で得られない「才能」です。
ただ、似合う鬘や衣装を着こなせていたり、ポーズが決まっていらっしゃるのはご本人の追究の賜物なので、ご自身の「魅せ方」を心得てて、ニクイ。
褒め褒めしてますが、本題です。
「紅さん」は、切れ長な目のお顔や立ち姿は「シャープ」ですが、受ける印象に「シャープ」さはそこまで感じません。
むしろ、「礼さん」の方が「シャープ」です。
「礼さん」が「キラー・ルージュ!!」と啖呵を切るような歌い方で締めると、空気が切れそうで、まさに「キラー・礼!!」です。
それに対して、「紅さん」は、「王子様」スタイルが似合うと言っている位なので、やわらかいです。
もちろん、カッコイイ場面も決まってますが、「シャープ」と表現する感じではないです。
擬音語なら、「スッ」とか、エレガントな印象。
「礼さん」は、「ビシッ」「シュッ」とスピード感があり、キレッキレな印象です。
という訳で、「紅さん」は見た目と雰囲気が違うなぁと思います。
そして、「綺崎さん」。
やはり、前回と同じ感想で、キュートな就任前のイメージが役柄として多かったので、タレ目でやわらかいおっとりした雰囲気です。
この「ショー」は、全体的に「男役さん」の活躍(印象的な)場面が多く、「綺咲さん」だけでなく、娘役さんの比重が軽い印象を受けました。
少ない娘役さんの場面に、色々な娘役さんが起用されているので、余計「綺崎さん」比重が軽くなり、「幕開け」勝負!って感じです。
その「幕開けの場面」は、「星男役さん」達を従えて、カッコよく「シャープ」に歌とダンスを魅せられてます。
「お芝居」のドスをきかせている場面と共に、「大人っぽい」時の方が、好きです。
あと、終盤、セリ下がる時の、ポーズが、超カッコイイです。
そう、個人的に、見た目とは反対の「シャープ」な時の方が魅力的で印象に残ります。
よって、星組トップコンビは一見、似た感じでお似合いなのですが、見た目とギャップがあります。
一般的には、
紅さん「スラっとした立ち姿の美しさと、面白さのギャップが魅力の男役さん」
綺咲さん「宝塚の娘役らしい、ふんわりした雰囲気の綺麗な娘役さん」
でしょうか!?
個人的には、「紅さん」は「美しさ」が「最大の魅力」と豪語しています。
ただ、お芝居を観ると、「お笑い」抜きで、この方は語れないなぁと思うので、やはり「お笑い」も「魅力」の冠として外せないでしょうね。
綺咲さんは、「シャープ」や「大人っぽい」時が好みなので、「ふんわりした娘役らしい」ところが「魅力」なのかは、ファンの方に聞かないと分からないです。
「ギャップ萌え」とは違う意味で、ふと思ったことです。
ちなみに、「礼さん」は、少し前まで「イメージ」は「少年」でしたが、ここ最近、男役度が急激に上がりました。
なので、「イメージ」が「混乱中」で、印象は「シャープ」です。
見た目に素直なのは、月組・雪組・宙組トップスターさんでしょうか。
素直なほど、「ギャップ萌え」度が高いです。
「ギャップ萌え」はしてもしなくても、「魅力的」です。
あれば「萌えツボ」や「新たな魅力の発見☆彡」として、「胸キュン」するので、やっぱり、あった方が得かな!?
さいたまんぬ