月娘役さん考~「愛希さん」時代の月娘役さん~
次期月組トップ娘役さんが「未定」であることから、様々な憶測が飛び交っております。
娘役さんは、「抜擢」も多いため、本公演で準ヒロインを演じていても、次のトップ娘役の座が約束されていない、かなり不安定な立場です。
本公演も、娘役さんの役が少なく、準ヒロインすらよく分からない状況の事も多いです。
で、月娘役さん。
他の組に比べて、ちょっと違いがあると思います。
あくまで個人的感想なので、ご了承ください。
・100期生以下で、抜擢・活躍されている娘役さんが少ない
よく、「次期トップ娘役候補」として挙げられているお名前は、本公演や新公、バウ公演などで、ご活躍されている娘役さんたちです。
同じ月組だと、
・海乃美月さん(研8)
・美園さくらさん(研6)
です。100期生以下で少し名前を知っているお方としては(個人比です)
・天紫珠季さん(101期生・研4)
・結愛かれんさん(101期生・研4)
先日退団された、ヒロイン候補としてご活躍されていた早乙女わかばさんは、研11。
誤解なきよう、先に申し上げます。
・若手ヒロイン推しではありません。
ただ、他の組が男役さんを含めて100期生(以下)が、新公で活躍され始めているのに対して、出遅れ感があるなぁと思いました。
「花總さん」長期在任中、ヒロイン候補の方々が、中々活躍できずに退団されたことが頭をよぎりました。
娘役さんに限ったことではなく、組の状況とタイミングという「運」などの要素も多いので、仕方ないところです。
個人的には、「愛希さん」推しなので、今の月組体制をもう少し見たいです。
それとは別で、
若手の「次期ヒロイン候補育て」が、他の組に比べて遅い感じがしました。
現在、「美園さん」の抜擢が続いていますが、研6。
他の組は、ざっくり挙げてみると
花組:華優希さん(100期・研5)、舞空瞳さん(102期・研3)
雪組:潤花さん(102期・研3)
星組:星蘭ひとみさん(101期・研4)
宙組:天彩峰里さん(100期・研5)
挙げ始めるとキリがなく、偏りの大きい挙げ方はご容赦ください。
「城妃さん」「彩さん」「有沙さん」等、すでに本公演やバウ公演でご活躍されている方は挙げませんでした。
「華さん」も先日までは、抜擢続きでしたが、「ポーの一族」以降、すでに、新公主演が舞空さん(前回は城妃さん)へと移り、次回公演も「準ヒロイン」かは微妙なお立場。
「あかねさす」でも分からず、次回大劇場公演もまだなので、研5でも微妙な感じです。
少し前までのイメージは、
「新公連続ヒロイン+バウヒロイン」⇒本公演「準ヒロイン」⇒トップ娘役
が「王道」だった気がします。
前2つと「掛け持ち」もありでした。
最近、「新公ヒロイン」は若手、「バウヒロイン」+「準ヒロイン」は中堅スター
と図式が変わり、「中堅スター」の知名度が高くても、トップ娘役になれないパターンも増えました。
ただ、本来あるべき形っぽい気もします。
花組「仙名さん」のような大逆転ホームランもあるので、法則とまではいかないです。
ただ、「仙名さん」も、中堅スターではあったものの、「抜擢」感がありました。
(個人的感想です)
さいたまんぬは、「若手ヒロイン推しではない」と言いつつ、「トップ娘役さんは若手さんからの抜擢が多い」と無意識下で思っていますね。(無意識ではないか。。)
だから、「華さん」「彩さん」のようなまだ、新公ヒロインをできる学年で、100期生以下の方の抜擢が続くと、「準ヒロイン」になりきれていない場合、ハラハラします。
「準ヒロイン」でも学年が上がるとハラハラします。(「有沙さん」)
新公学年を卒業すると、ハラハラ度が上がります。
他組を語ると、月組以外も似た感じかと、書いていて、少し思いました。
ただ、月組は今まで、準ヒロインとして(「早乙女さん」)「海乃さん」が活躍されているのに、候補として「美園さん」も挙がっています。
「美園さん」も最近、新公とバウヒロイン等活躍されているので、違和感ないです。
ただ、「研6」なら、すでに他の組なら、新公を卒業しかけつつ、本公演で準ヒロイン級に活躍されていたりします。
やはり、他の組に比べると、100期生以下の活躍が少ないと思ってしまいます。
そこで、この「差」をさいたまんぬ的妄想で、解決するのに「愛希さん」ご登場です。
少し前に、『「礼さん」上手すぎる罪』で思ったことを書きました。
その「月組娘役アレンジ版」が「愛希さん」かなと思いました。
「愛希さん」がインパクト大で、快進撃を続けている間、準ヒロイン「早乙女さん」「海乃さん」は少しずつ学年が上がりました。
他の組は、その間に、100期生以下の学年を「新公」で抜擢して、準ヒロイン候補を着々と増やしております。
それに対して、お二方とも、準ヒロインの座が安泰と思われるほど、本公演やバウ公演等でヒロインとして活躍されております。
(早乙女さんは退団されてしまいましたが。。)
で、慌てて?最近「美園さん」抜擢続きですが、研6と、少し遅めです。
早乙女さんの準ヒロインぶりが板についていたので、退団される前に「珠城さんと同期」な学年に驚いた、遅すぎるさいたまんぬ Σ(・□・;)。
「愛希さん」を重用し過ぎ、準ヒロインも据え置きで、同じく重用しておりました。
ただ、準ヒロインは、「愛希さん」インパクト大の影に埋もれがちで、ちょっと押しが弱いけど、「準ヒロインの座は安定」と中途半端感がありました(失礼)。
さいたまんぬだけかもしれませんが、
「愛希さんマジック」にかかっていた気がします。
「愛希さん」は大活躍しているものの、若々しく(実際就任時が若かったので若い)、その印象が変わらないので、時が止まっている錯覚に陥ってました。
なので、準ヒロインの学年が上がって、据え置きでも違和感なく、「美園さん」が意外に研6と学年が上である事実にも、今頃気付き、他の組より、若手娘役さんの抜擢が遅い!?と思いました。
見逃した公演も多い「月組」なので、さいたまんぬの偏見大ありです。
「天紫さん」「結愛さん」等が、新公でもっとご活躍され始めてもおかしくないのになと思うに至りました。
個人的には、若い学年「抜擢」は、反対派ではないです。
ただ、は「無」からの「大抜擢」よりは、根拠と説得力ある「抜擢」がいいです。
学年が上の「抜擢」も反対派ではないです。
「仙名さん」のように、学年が上がって身に付くものや説得力があるので。
無難なのは、「順当な昇格」です。
ただ、相手役さんとの相性などもあるのが難しいところ。
「抜擢」が「大化け」する場合もあるので、どちらが良いとも言えません。
「結論」がないつぶやきでした。
「海乃さん」「美園さん」に不満はなく、ただ、「ヒロイン!!」というすごい片鱗?もないです(失礼)。
「一芸」がものすごく秀でてるわけではなく、「無難にこなす」点はすごいですが、インパクトに欠ける皮肉感。
今後、印象が変わるかもしれませんので、個人的感想なのでご容赦ください。
ただ、「愛希さんマジック」で、月組の若手娘役さんたちは、「珠城さん」就任時、「若さの月組」と言われたほどには、若手の活躍が少ないと、思いました。
次回「エリザベート」も娘役さんの役柄が少ない作品ですし。。
ただ、「愛希さん」の就任時、たしか「抜擢」でした。
まさか、こんなに「大化け」するとは思わなかったです。
なので、時々迷走しても、何とかなってきた「劇団」。
安心感と信頼はあるので、単なるつぶやきです。
ただ、5組あると、各組に違う魅力があり、見所があるので、離れられません。
と、ここ最近、雪・星・月を、間をあけずに観た「バブル期」に抱いた感想です。
さいたまんぬ