月組「雨に唄えば」④完結編~ヒロイン「美園さん」考と印象的な若手ジェンヌさん~
「次期月組娘役トップ」が発表されていない中で、注目されたヒロイン「美園さん」。
ほぼ、誌面上でしか知らないですが、華麗なる経歴だけでも、「有望」なのは分かります。
唯一、舞台上で認識したのは、滅多に観れないバウ公演『Arkadia』。
縁あって観る機会を得たので、全く予習なく、観に行きました。
『Arkadia』における「美園さん」の印象は、1つ。
「子猫ちゃん」と「暁さん」に言う台詞があります。
その台詞を仰る「美園さん」に対して、
「美園さんの方が子猫ちゃん系だよ」
とツッコミを入れた自分でした。
「暁さん」のダンサーぶりを近くで観て、肌身で感じることができた事へのインパクトが大きく、それ以外は特に・・・でした。
(個人的感想です)
失礼ながら、悪目立ちすることもなく「猫系」のお顔や声の印象だけが残りました。
なので今回、「美園さんキャシー」が「見所」の1つでした。
結論から申し上げます。
①「猫系」のお顔だなぁ
②「歌」上手いし、「ダンス」も上手い Σ(・□・;)
③ヒロインとして、いい役だなぁ。(珠城さんに愛されて羨ましい)
という感じで、①に②が加わりました。
「キャシー」役に必要な②の要素がとても上手いのと、③で良かったです。
ラストの場面、涙を流していらっしゃり、さいたまんぬも泣きました。
なので、お芝居もいいです。
「いい役」なので、好印象です。
ただ、それ以上もそれ以下もなく、「猫系」で「歌とダンス」も上手い印象・・・。
好みは人それぞれなので、ご容赦ください。
「そつなくこなされるなぁ」という感じで、インパクトがなかったです。
役柄は違えど、『Arkadia』の時と変わらぬ雰囲気と印象なので、やはり、あとは好みの違いかなと。
ただ、すごく歌が上手いのと、「そつがない」ので、新公で「エリザベート」をされたとしても、違和感ないです。
「珠城さん」は、包容力が大きすぎて、許容範囲が広そうなので、どなたが相手役でも「どんと来い」って感じがします。
なので、「美園さん」と「お似合い!!」とかもなく、ただただ、「キャシー」になりたいと思いました。
でも、「おいしい役」で、最後にデュエットダンスもされていたので、「もしかして感」は抱きました。
ただ、「歌」と「ダンス」が上手いので、ヒロインに選ばれたと言われても、違和感のない、作品(作風?)でもあるため、まだまだ、「未定」です。
「ポスト愛希さん」話題は、現実逃避したいので、この辺りで終わります。
好み系のコメディ。
主要キャスト以外も、個性あるキャスト陣の上手さと、笑いが絶えない舞台に、大満足でした \(^▽^\)(/^▽^)/ ♬
その中で、ときめいた「月男様」を、「宝塚おとめ」でチェック。
間違ってたらごめんなさい。
近日中に、発売される「歌劇誌」か「ル・サンク」辺りでチェックします。
①蓮つかささん(ロスコー)
お名前はよく聞きます(見ます)。「宝塚おとめ」の写真もカッコイイ♡♡
撮影組の方で、口パクの提案をする「コズモ」の意見に一人、ツッコミ入れて客席を笑わせてた方です。あの「間」が見事で「ツボ」でした。
②創真せれんさん(シド)
すごくカッコよく、なのに、出番が少なかったので、名前を聞き取って、脳内反芻していた事で、他の方のお名前の記憶が疎かになりました。
イケメンでした (≧∇≦) ♪
他にもフィナーレなど、台詞がないところで、カッコイイ「月男様」はいらっしゃったのですが、判別できず、残念無念。
面白かったのは「発声法の先生」の「朝陽つばささん」です。
ドンとコズモに絡まれて、おいしい役ですね。
あの系の素が滲みでる感のアドリブが、個人的に好みです。
長きに渡りましたが、最後までお読みいただいた方には、くどい文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
収穫の多い作品で「コスパ」が良く、大満足でした。
1回見て、さいたまんぬが理解できた点でも、とても素晴らしい作品です。
では、余韻に浸りながらも、再び、星組ワールドへ戻ります。
さいたまんぬ