2019年星組公演『ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~』中村先生の「作品名」に思う。。

 2019年1月~3月星組の上演作品が発表されました。

お芝居について、色々ぼやきました。

「来年のことを言うと鬼が笑う」ので、まずは次の東京公演を楽しみにします。

でも、気になるので、「ショー」の名前から、色々考えてみました。

「サヨナラ公演」の「ショー」作品名は、その雰囲気が漂うことが多くないですか?

最近の作品名を、以下に挙げてみました。

 2017年宙組朝夏まなとさん」『クラシカル ビジュー』稲葉大地先生

 2017年雪組早霧せいなさん」『Dramatic “S”!』中村一徳先生

 2016年月組龍真咲さん」 『Forever LOVE!!』藤井大介先生

 2015年星組「柚希礼音さん」

 『Dear DIAMOND!!-101カラットの永遠の輝き-』藤井大介先生

 2012年雪組音月桂さん」『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』中村暁先生

・・・割合は多い気がしますが、どちらかと言えば「先生」による感じですね。

 『Dramatic “S”!』の「S」が特に印象的だったからかも。。

見過ぎです。すみません。

 

さて、2019年1月~3月星組公演の「ショー」の演出は、中村暁先生

 

スーパー・レビュー『ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~』

 スペイン語で「星々」を意味する「エストレージャス」。人々の心に輝きを届ける満天の星々を星組生にたとえ、“誰もが星のように光を与えることができる”というテーマのもと、星組エストレージャスたちが、生き生きとした歌声や躍動感溢れるダンスをお届けする作品。爽やかな高揚感を放つレビューにご期待ください。

(劇団公式ホームページより引用)

 

中村暁先生の過去のショー作品で「サヨナラ公演」は2作品。

音月桂さん」と「実咲凛音さん」

VIVA! FESTA!(宙組・2017年)の時、劇団ホームページの作品紹介で、中村先生ご自身のインタビューがあります。

そこにあった言葉が、先生の作品の根幹にあり、特徴なのかなと思いました。

 

一部抜粋します。


 私自身、大勢で踊る場面が好きなので、今回も群舞の場面を考えています。私がショーやレビューの作品創りで大切にしているのは、先ほど申し上げた宝塚歌劇の持つ三つの魅力、つまり、男役の格好良さ、華やか且つスピーディーな展開、そして群舞の迫力や美しさ、などを意識することです。またショーやレビューでは芝居と違って、出演者自身が持っている魅力も直接見せることができるので、それをしっかりアピールできるように構成します

 

よって、

「男役のカッコ良さと群舞、且つ出演者の個性をアピールできるような作品作り」

を心掛けていらっしゃると解釈しました。

なので、トップ娘役「実咲さん」のサヨナラ公演では、彼女の見せ場はありつつも、「作品名」には反映されてないですね・・・(まぁ一般的かな)

すると、「音月桂さん」一作品しかないので、一作品だけでは判断できません。

でも、サブタイトルの「この一瞬を永遠に」には、サヨナラ感がありますね(涙)。

 

さて、『ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~』

元旦公演を意識する感じもなく、「星組生の輝き」を表しています。

「人々の心に輝きを届ける満天の星々を星組生にたとえ」が、星組のスターさんたちの活躍場が多い期待を抱いてしまいます。

個人的には「輝き」とは、恒常的より、一瞬「きら~ん」と最も眩しい時のイメージがします。

トップスターさんが「最も輝く時」=「サヨナラ公演」という自論を、今この時点で述べるのは、「鬼が笑う」のと、「勝手な妄想過ぎ」なので、控えます。

 

とりあえず、これまでの中村先生のショー作品名よりは、

・漠然で雄大な感じ

・「レビュー」って、「振り返る」感じが年始だし、作品名共々気になるなぁ

という印象です。

 

過去の作品名は以下の通りです。

(「Wikipedia」と劇団公式ホームページより引用)

間違っていたらごめんなさい。 

①ショー『サジタリウス』(雪組・1994年11月~12月 「花總まりさん」お披露目公演)

 ラテン語で「射手座」の意味である「サジタリウス」をタイトルに、射手座の持つ、積極的で明るい雰囲気をイメージしたショー。

 

②ショー『ハイペリオン』(花組・1996年1月~2月 主演:「真矢みきさん」)

 ギリシア神話の神「ハイペリオン(高き者たちの意)」の名前から取った、美しくダイナミックなショー作品。

 

③ショー・ファンタジー『ミロワール』-鏡のエンドレス・ドリームズ-

雪組・2008年1月~2月 主演:「水夏希さん」)

 「ミロワール』」フランス語で「鏡」の意味で、「鏡」と「鏡の中のもう一つの世界」をテーマに構成したショー。

 

④ショー・スペクタクル『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』

月組・2011年7月末~8月 主演「霧矢大夢さん」)

 「Romanesque」とは、小説のように数奇的、情熱的であるさま、という意味。「ダンスが一瞬を永遠に変える」というテーマのもと、若さと活気に満ちた群舞、ストーリー・ダンスなど、様々なダンス・スタイルで構成した、情熱的で躍動感溢れるショー。

 

⑤ショー・ファンタジー『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』

雪組・2012年11月末~12月 主演:「音月桂サヨナラ公演

 美しさとエネルギー、そこに“輝き”が加わると、一段と楽しさを増すのがショー。これがサヨナラ公演となる、雪組トップスター音月 桂が放つ“輝き”の一瞬一瞬を永遠に刻みつけるショー作品。躍動して駆け抜けるダンサーたちのうねりと、音月が一つになり、客席に熱い風を送ります。

 

⑥ショー・ファンタジー『CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-』

月組・2014年9月末~11月始め 主演:「龍真咲さん」)

「ショーはイメージの結晶」というコンセプトのもと、“情熱の結晶”“虹の結晶”“夢の結晶”などのシーンで構成した、ダンスを中心にしたエネルギッシュなショー。伝統と革新を重んじ歩んできた宝塚歌劇の100周年を飾るに相応しい、明るく躍動感溢れる作品。

 

⑦スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』

宙組・2017年2月~3月始め 「実咲凛音さん」サヨナラ公演

祈り、感謝、願いなど、生きる為に大切な想いが集約され、人々が非日常の世界に集うFESTA(祭り)。リオのカーニバル中欧・北欧に伝わるヴァルプルギスの夜、スペインの牛追い祭りや日本のYOSAKOIソーラン祭りなど、世界各地のFESTAをテーマにしたスーパー・レビュー。

 

・・・長くなりました。(しかも引用)

分かった事は、作品を殆ど憶えておらず、「中村先生」作品の特徴自体、何も語れないということだけでした (´;ω;`) 。

⑦は好きでよく観たので、憶えています。

デュエットダンスに号泣。

 

長々と書いた割に結論は、「分からない」。

最後までお付き合いいただいた方には、失礼しました。。あと感謝です。

今後の先生の作品を観る際の参考にはなりました。

ただ、作品の紹介の中にある

「生き生きとした歌声や躍動感溢れるダンス」

に、「礼さん」の大活躍が期待できそうです☆彡

 

かなり蛇足ですが、さいたまんぬ家には、

さいたまんぬより、「社長」からの扱いが格段に良い「契約社員」がおります。

2匹のわんこ (∪・ω・) です。

その名は、「星」と「宙」。

時々、スパニッシュ風に「星」くんを、「エストレッラ」と呼んでおりました。

今回、「エストレージャ」の間違いだと判明しました。

先生、勉強になりました。

ちなみに「星」くんは、「柚希礼音さん」時代にやって来た、運動神経の悪い犬です。

 

さいたまんぬ

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村 にほんブログ村 演劇・ダンスブログ ミュージカルへ
にほんブログ村 にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 演劇(観劇)へ
にほんブログ村